以前、イヤピースをご紹介しました。
そもそも、耳がかぶれるというか荒れるという問題もご紹介しました。耳の外側から耳の穴の中まで。
実際のところ、いろいろ試してはいますが、結局、耳に支障が生じないヘッドフォンやイヤフォンは限定されている状態で、荒れてくるかこないかは実際には買ってみて試してみないとわからないという状況です。
こんな中ではありますが、特にイヤフォンのイヤピースは、デバイスにフィットするものかどうかという問題もあるものの、それは一旦さておいても、やっぱりいろいろ試してみて、耳が荒れない、かぶれないものは特定したいと思い、自分の耳のサイズにフィットし、かつ完全ワイヤレスイヤフォン、最近はTWSと言うようですが、にフットするものを開拓しておこうという気になり、決して安くはないですが、買ってみました。
もくじ
1. 経緯とか商品とか
耳荒れの件は、過去の記事をご覧いただくとして、とにかく、ヘッドフォンのイヤパッドとイヤフォンのイヤピースが原因で耳や耳の中がかぶれるというか荒れる状態になって痒かったり、少し痛かったりで大変で、耳のためには物を選ぶ状態だ、ということが判明しています。
いまのところ、手持ちのいくつかのイヤフォンやヘッドフォンで、これは大丈夫、これはダメ、というのははっきりしていますが、当然のことながら、原因までは解明できないので、買ってみて試してみてわかる、という状態です。
ということで、いくつかのイヤピースを試してみたのが上で紹介している過去記事です。
が、TWSにフィットするもの、耳にフィットするもの、という条件で、いくつか選択ミスをしていて、いよいよ今回きっとうまくいく組み合わせだろう、というものを買ったという次第。
実は、これは良いと言われているらしい、アユートのAZLA SednaEarfit Crystalというやつは、全然ダメで、1日外出の際に往復で合計2時間程度使っただけで、耳の中があれてしまいました。
これは相当期待していたのですが、残念な結果でした。
若干サイズ間違いもあるのですが、それ以前に素材的にアウト、ということになります。
で、同時に入手していた、SpinFitというメーカーのものについては、実は、ちょっとデバイスに対してサイズが合わず、また、結果、耳のサイズにも合わず、しっかり試せていませんでした。
なんだか、キノコのカサに当たる部分が長すぎるというか、で、イヤフォンに引っかかるような格好になり、さらには、ケースに入れても引っかかりがあって、パチンと充電状態に入らないような、そんな中途半端さがあり、未使用状態でした。
で、前の記事にも書いた通りきちんと調べると、おそらくこっちのほうがフィットするんだろう、ということで見つけたのが、前掲のこのタイプ。
上のCP360とCP1025の大きな違いは、カサの部分の直径がSS/S/M/ML/L/XLというサイズだとすると、同じサイズならカサの厚みが異なっています。
例えば、Sは直径が11mmで同じですが、カサの厚みはCP360で8mm、CP1025で6.5mm、という感じです。
イヤフォンごとに軸の部分の長さや直径が微妙に異なりますので、そもそも各イヤフォンにどれが一番合うのか、という点があり、同時に、耳にどれが合うのか、という点があり、両方をうまくクリアしてあげる必要があります。
ということで、ベストフィットするものを探す旅がそこかしこで起きてしまう、ということになります。
さて、で、新しく買ったCP1025の方ですが、特長などは以下の通り。
Amazonからの引用になりますので、支障ありましたらお知らせください。
Step 1「CP1025」の傘を裏返してください。 | Step 2イヤホンに「CP1025」を装着してください。 | Step 3正しく装着されていることを確認ください。 | Step 4傘を戻して装着完了。 |
SpinFit特許取得の3Dクッション構造360°自由に回転して耳の形状に沿ってフィットします。さらに耳の奥まで入りやすいです。遮音性が上がって同時に、異物感が少なく長時間使用しても快適な着け心地を実現します。音場が広くなってバランス良くなります。細部までリアルな声が聴けます。 | SpinFitイヤーチップ 特徴優れた快適性:高品質なシリコンを採用、長時間装着していても快適。ぴったりフィット:3Dクッション構造で耳の奥まで入りやすいし、遮音性が上がっています。音質向上:バランスがよくなって、新しい音楽体験を味わうことができます。らくらく装着:装着方法は簡単。イヤーチップをSpinFitに変えてよりよいユーザ体験を実現。 | 普通のイヤーチップとの違いは?普通のイヤーチップ:弾性が低い素材、異物感が強い完全に耳の奥まで入りません遮音性が若干低いSpinFitイヤーチップ:柔らかいので高い弾性を持つ異物感がまったくない耳の奥まで入り遮音性が上がっているリアルな声が聴ける |
2. 使ってみて雑感
またもできの悪い写真でいくつか実物を紹介。
まずは30分、使ってみました。
それだけだと、特に支障は出ていません。
出る時は、翌日にははっきりと耳のかゆみやガサガサが出てきますので、今のところ大丈夫です。
が、もっと長い時間使うとどうなるか、など、やってみないとわからない、といったところです。
これは、しばらく使ってみて、また評価したいと思います。
意外とドンピシャサイズではありませんでした。
これでもケースに入れると少しきつめの感じになります。
それから、イヤフォンの突起部を軸の部分にねじ込むわけですが、意外と緩めです。
なので、ピタピタサイズで耳に入れちゃうと、耳にイヤピースが残っちゃうということが何度か発生しました。
しかし、ピタピタサイズにするのが本来だと思いますので、この点は少し、今後に不安が残るところです。
1,500円と少しくらいの価格帯ですが、S/SS、M/S、ML/M、L/MLの組み合わせで、1ペアずつ入っていますので、隣接する2つのサイズを試すことができます。
また、それぞれのサイズは、Amazonの商品ページなどでもmmで表示されていますので、確認することはできます。所有しているものでフィットしているものと比較して、合いそうなものを探しましょう。
ということで、イヤフォンにつけるイヤピースは重要だということが、分かってきたところではありますが、とは言え、なかなかお安くはない買い物で、悩ましいです。
このイヤピースをそれなりの時間使った時の耳の具合については、あらためてご紹介したいと思っています。