SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueAir2 ワイヤレスイヤホンを購入しました、が、

SoundPEATS(サウンドピーツ) TrueAir2 ワイヤレスイヤホンを購入しました。

うちにはたくさんの各種端末があって、都合や事情に合わせて使い分けています。

そして、しばしば音楽を聴いたり、映画を鑑賞したりしています。イヤフォンかヘッドフォンを使って。たいていBluetoothのワイヤレスです。これまでいくつかご紹介していますが。

現在使っているいくつかのイヤフォンやヘッドフォンですが、バッテリがヘタってきたものや、もともとマルチペアリング対応していなかったり、対応していても1つの端末につなぐために、前つないでいた端末のBluetoothを一旦オフにする、といったことが面倒、ということもあったりで、そもそも色々試してご紹介しているところでもあり、新しくSoundPEATS(サウンドピーツ) TrueAir2を買うに至った、というところです。

こんな事情で少し前からイヤフォンを物色したりしていたところで、たまたまAmazonでタイムセールやっているということがわかって、見れば、

【「VGP 2021」金賞!】
“絶対買い”のプロダクトが選出される国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワードVGPにおいて、「コスパ大賞」と「Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン(5千円未満)」で部門「金賞」をダブル受賞しました。

と紹介されているじゃないですか。これが、通常より600円程度安い3,800円足らずで売られていたので、飛びついてしまいました。

後述しますが、SoundPEATSという会社、あまり、良いご縁がなく、実はちょっと・・・という認識を持っていたのですが、もう数年以上前のことですし、さすがに大丈夫だろうということで、サクッと購入に至りました。

ということで、翌日到着、試してみました。

もくじ

  1. 概要・スペックほか
  2. 使ってみて雑感

1. 概要・スペックほか

SoundPEATSの当該製品のページです。

仕様
サイズ(充電ケース): 52.5 × 52.5× 21.5 mm
重量(イヤホン本体): 3.5 g
重量(充電ケース): 約35 g
Bluetooth規格: Bluetooth 5.2
充電ケースとの接続: USB Type-C
Bluetoothチップセット: Qualcomm QCC3040
再生時間: 25時間以上(付属の充電ケースを利用)
対応コーデック: aptX、SBC

特徴
大口径14.2mmドライバー搭載
バイオセルロース振動板を採用
TWS Mirroring対応
デュアルマイクが内蔵
超コンパクトな設計
タッチセンサー操作

【「VGP 2021」金賞!】
“絶対買い”のプロダクトが選出される国内最大級を誇るオーディオビジュアルアワードVGPにおいて、「コスパ大賞」と「Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン(5千円未満)」で部門「金賞」をダブル受賞しました。

【VGPアワードについて】
1987年から始まったビジュアルグランプリ(VGP)アワードは、ホームエンターテインメント製品のオーディオビジュアルの優秀モデルを表彰するために創設された。入賞製品は、有力な日本の消費家電小売店と、オーディオビジュアルのプロと認められている8人の投票によって選ばれる。VGP称号は技術的成果として日本で高く評価され、消費者の購買決定に影響を与える情報源とみなされている。

ポケットにいるCDプレーヤー
技術の最先端を追求し続け、前機種の高音質とコンパクトの長所を掛け合わせ、クアルコムの超最新チップ「QCC3040」を採用するTrueAir2が遂に登場しました。Bluetooth5.2に対応し、音飛び・途切れを防ぐQualcomm社最新の技術「TWS Mirroring」に加え 、低消費電力に最適化し、高い接続安定性と低遅延性能を実現しました。

タッチコントロール
TrueAir2にはタッチセンサーが搭載されており、タッチする動作によって、再生、一時停止、曲送り、曲戻し、音量調節などの操作がすべて可能になり、スマートフォンをカバンやポケットから取り出すことなく、快適に音楽をお楽しみ頂けます。
*LOGOの部分はタッチセンサーです。

TWS Mirroring対応
新機能Qualcomm TrueWireless Mirroringに対応したことで、環境の変化に合わせて自動的に親子機を切り替え、従来型のTWS Plusワイヤレスホンより音ズレやプチ切れを減らし、接続の安定性が飛躍的に向上し、バッテリー持ちも長くなっています。
イヤホン本体サイズ:3.81.8*1.7cm

最大25時間再生可能
最新チップ“QCC3040”のおかげで、バッテリー性能は前代機種より本体と充電ケースが小さくなっても、本体だけで連続5時間駆動でき、付属ケースによる充電も加えると最大25時間になります。
毎日の通勤通学や短期出張など、長時間の移動でも安心して快適に使えます。

超コンパクトな設計 どの場所でも似合う
人間工学に基づいた本体形状により、しっかり耳に装着でき、移動中でも落とす心配がありません。
片耳わずか3.5gという超軽量のデザインで、耳への負担を最小限し、長時間に耳につけても忘れる自然で快適な装着感を実現しました。
充電ケースも僅か33gで、ポケットに入れても不快感が全くありません。様々なシーンに合わせやすく、音楽、映画鑑賞、スポーツなど幅広いシーンで心地よくお使いいただけます。

QCC3040 & Bluetooth 5.2
Qualcomm社製最先端の「QCC3040」チップセットを搭載しており、Bluetooth 5.2対応の安定した接続環境を実現しました。
前代チップにより、省電力性能に優れているとは限らず、接続範囲、接続安定性やデータ転送速度も大幅に向上し、デバイスをBluetooth経由で接続している状態で、10m以上に離れても音ズレやプチ切れしません。
人混む繁華街や電車の中など騒がしい環境においても安定した接続し、低遅延で音ズレやプチ切れなく音楽再生可能で、安心して快適に使えます。

臨場感溢れるサウンド体験
従来“TrueAir”で大好評であった聴き心地の良いサウンドを継承し、14.2mm径のバイオセルロース振動板を採用しており、aptX コーデック対応に加えて、遅延が少なく生演奏を耳元で聴いているかのような臨場感溢れるサウンド体験を楽しめます。
デュアルマイクを搭載しており、周りのノイズをカットし、クリアな通話環境が実現できます。
cVcノイズキャンセリンクに加え、通話の際に風切り音や環境音を低減させる、通話音質を向上させることができ、Web会議などにも役立ちます。

ワイヤレス通信の干渉ご注意:
多くの人がいる場所や環境が複雑で、電波干渉が強い場所では、Bluetoothヘッドセットの使用を避けてください。
Q:ペアリングできない/端末側がイヤホンを認識できない/途切れやノイズが発生する/片側のイヤホンしか再生しない
A:まず、一回ケースに戻ししてみてください。改善されなかったら、以下の方法で本機をリセットしてください。
1.端末側の接続デバイス履歴を削除してください。
2.イヤホンを充電ケースに戻し、イヤホンが充電された状態で、両側のイヤホンのマルチファンクションボタンを同時に10秒間長押ししてください。LEDインジケータが2回白く点滅したら、リセット完了です。

Amazonの商品ページです。ここが一番わかり易いかも。

いや、でも、よく見てみると、SoundPEATSのイヤフォンの商品ページは、TrueAir2というのとTrueAir2+がはっきり出ていて、書き方からするとTrueAir2+のほうが後から出たように見えます。

受賞したのはTrueAir2の方のようで、そして、そこで示されている価格はTrueAir2がTrueAir2+よりわずかに高いという、よくわからない状態。

Amazonのサイトでは、TrueAir2は2020年6月に取扱開始で、よく見ればちょくちょくタイムセールの対象になっているようで、だいたい3,000円台後半で手に入るようです。

一方のTrueAir2+は2020年12月に取扱開始となっていて5,000円台前半となっていてるので、やっぱり関係としては+が後継的な機種ということだとは思われます。

今回は古い方、受賞したものを購入しました。

2. 使ってみて雑感

早速開封してみました。

すごく小さいパッケージで驚きました。

SoundPEATS TrueAir2 パッケージ表
SoundPEATS TrueAir2 パッケージ表
SoundPEATS TrueAir2 パッケージ裏
SoundPEATS TrueAir2 パッケージ裏
SoundPEATS TrueAir2 開けたところ1
SoundPEATS TrueAir2 開けたところ1

シンプルなパッケージです。

SoundPEATS TrueAir2 開けたところ2
SoundPEATS TrueAir2 開けたところ2
SoundPEATS TrueAir2 開けたところ3
SoundPEATS TrueAir2 開けたところ3

本体も小さいです、本当に。

SoundPEATS TrueAir2 本体ケース開けたところ
SoundPEATS TrueAir2 本体ケース開けたところ
SoundPEATS TrueAir2 本体取り出したところ2
SoundPEATS TrueAir2 本体取り出したところ2
SoundPEATS TrueAir2 本体ケース正面
SoundPEATS TrueAir2 本体ケース正面
SoundPEATS TrueAir2 本体ケース右
SoundPEATS TrueAir2 本体ケース右

右側にUSB Type-Cの充電口があります。

SoundPEATS TrueAir2 本体ケース左
SoundPEATS TrueAir2 本体ケース左

開けてみてもびっくりです。めちゃくちゃ小さい。

いわゆるうどんタイプですね。

ケースに薄いビニールテープのようなものが貼ってあって、充電端子部分が絶縁されているようで、これを剥がして充電が可能になります。

Ankerのときに殆ど見えないビニールテープが貼ってあってどうやっても充電できないって、悩んだことがあり・・・。

小さなLEDライトが上品に光っていて、好印象です。状態やモードに応じて、白と赤に光り分けられるようです。

さて、取り出したらすぐにペアリングモードになって、まずはLenovo IdeaPad Duetに接続を試みました。

すんなりつながったのですが、音飛びがひどい。1秒おきに飛んでる感じです。

まあAndroidなどの端末は、結構Bluetoothなどの細かい所のツメが甘いものも多いので、こんなもんかなと思いつつ、諦めてiPad miniにつないでみました。

1回つないで、更に追加するやり方がよく分からず、とても苦労しながら、結局リセットしたりして、でもリセットが成功したように見えるのに、ペアリングモードにならなくって、本当に苦労しながら、なんとかiPad miniに接続できました。

正直、このうどん型は初めてな上に、iPhoneなどに付属しているこのタイプのイヤフォン、つまり、イヤピースをねじ込むのではなく、真実の口の口みたいのが付いてるタイプのイヤフォンもきちんと使ってみるのは初めてで、どんなものかと、期待半分不安半分でしたが、いやいや良い音です。

スカスカペコペコの100均イヤフォンに毛が生えた程度じゃないかと少し心配していたのですが、どうして、とっても良い音です。

もちろん、私が持っている中で一番高級な、SONYのWF-1000XM3レベルではないわけですが、普段使いに全く問題ない、良い音です。

サウンド、オススメです。

ですが、接続コントロールが、あかん・・・、本当に苦労しました、つなぎ替えるだけのことに。

Bluetooth 5.2ってなってて、まあ端末の側で5.2に対応しているものはないはずですが、5にはなっていて、少しは接続性は良いのだと思うのですが・・・。

実は、SoundPEATSのイヤフォンについては、ちょっと苦い経験があるのでした。

最初はSoundPEATS TrueFreeでした。もうSoundPEATS TrueFree+という後継機種が出ていて、売られているようですね。

これは、なかなか、あまり言いたくはないですが、シャリシャリ、キンキン鳴るだけのイマイチサウンドでした、正直。

けど、まあしょうがないかと引き出しにしまっておいて、何でも良いからくれ、という友人にあげたように記憶しています。

その次は、SoundPEATS TrueShiftという商品でした。

これも、SoundPEATS TrueFreeほどではないものの、シャリ感が強い、あまり良い音とも言えないもので、なおかつ、Bluetoothがひどくて、端末の変更が困難で、ちょっとしたことでまともに接続ができない状態になったり、音飛びもひどいし、で、初期不良かと思って代替品を送ってもらったのですが、結局変わらず、これまた利用を諦めて、何でも良いから、という友人にあげたのでした。

ケースが通常のモバイルバッテリとしても使える、というのが売りだったと記憶していますが、本来の機能が不十分で活躍には至りませんでした、我が家では。

念のため、付け加えますと、サポートは大変親切丁寧で、こちらからの連絡に対して即返事があって、交換というより、返送不要で新しいものを送ってくださるという、ありがたい対応でした。

が、代替品も同じような状態で、私としては、残念なことに、Bluetoothの接続のところがこなれていない、ということで、現実に使うことが難しいものになっていると判断せざるを得ませんでした。

さて、話を戻して今回のこの商品です。

実は、似た状態なんですね、SoundPEATS TrueShiftと、またも。

最初に、iPad miniに繋ぎ変えようとした際に、すぐにこの記憶が蘇ってきました。リセットしてもリセットしても、ペアリングモードにならない、って状態です。

で、どうにかこうにかペアリングモードになっても、今度は、片耳ずつしか接続してくれないのです。これは、SoundPEATS TrueShiftのときにはなかった、新たなトラブルです。

きっと、Qualcomm社製最先端の「QCC3040」チップセットというやつが、片耳ずつのペアリングを可能にしているもの、というところが、新たな難しいところになっているように思われます。

片耳ずつだと、すごく良い音で聴こえるのですが、両耳というか、ステレオというのでしょうか、で、接続できないのです。

別々のイヤフォンであるかのように扱われている感じです。

リセットを何度も何度も繰り返しましたが、だめでした・・・。

ということで、前回の記憶もあり、Amazonでの返品手続きを開始しつつ、当社に連絡を入れてみました。

数回の往復があり、リセットの件なども何度も伝えてやり取りしましたが、書かれている以上の情報はなく、代替品を送るという、前回と同じ提案で、でも、きっと変わらないよな、うまく行ったとしても、いちいちこんなに苦労してペアリングし直すようなことはちょっと現実的に使い物にならないよな、とすぐにあきらめモードになってしまいました。

サポートは大変親切丁寧です。これは間違いありません。

それに、レビューを見てみると、皆さん、苦労なく使えているようなので、私の環境とか使い方が特殊というか、常時複数端末のBluetoothがオンになっていて、n対nで選んで接続して使っているので、ちょっと無理があるのかもしれません。

そもそも、音はコストパフォーマンス最高、と言っていいくらいのもので、VGPアワードのダブル受賞も、全く納得、という品質です。

逆にそれだけに、我が家の環境でうまく接続がコントロールできなかったのは残念です。

結局、返品、返金ということで終わりになりました。

ちなみに、それぞれのロゴの部分のタッチ操作ですが、好みはあると思いますが、まあ普通に使える感触でした。

ちょっと当たるだけで、再生停止したり、音が大きくなったりと、扱いが難しいリスクはありますが、押し込むボタンタイプだと、耳が痛くなったりしますし、難しいところです。

いずれにしても、、繰り返しますが、この価格でこのサウンド、これはオススメです。

接続が支障ない環境であれば、本当にオススメです。