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またまたイヤフォンです。
買ってしまいました。
どうしても気になってしょうがなかったわけですが、何かの記事で、オープンイヤー型は、やっぱり音的には特にカナル型のイヤフォンに比べるとどうしてもいまいちで、そんな中ではSONYのLinkBuds Openはちょっと違う、というような内容が書かれいてるのを読んで、さらに気になるのが止まらなくなり、ある時、ふと気づくと、ポチっていた、というわけです。
このイヤフォンは、いろいろな方がいろいろなところでいろいろな形で紹介されているので、今さら私が、という気もしますので、感想中心に簡単にご紹介したいと思います。
もくじ
1. 概要・スペックほか
Amazonの商品ページはこちらです。
SONYの商品ページはこちらです。
以下で両ページから抜粋引用してご紹介します。
支障がありましたらお知らせください。

高度な音声信号処理を行う高精度ボイスピックアップテクノロジーにより、高い通話品質を実現。AIによる機械学習アルゴリズムで実現されたノイズリダクションシステムが周囲の環境ノイズを抑え、あなたの声をクリアに相手に届けます。

振動板の中心部が開放された新開発リング型ドライバーユニット搭載により、前モデル(LinkBuds)から音圧がさらに向上。耳穴をふさがないため圧迫感がなく、イヤホンをしていても周囲の音がはっきり聞こえるという新しいリスニングスタイルをお楽しみ頂けます。

本体のパーツ設計の改善と、新開発のフィッティングサポーターにより、前モデル(LinkBuds)から装着性が向上。耳をふさがず圧迫感の無いストレスフリーな装着感で、長時間ご使用いただけます。

統合プロセッサーV2に搭載しているポータブル向けとして高いS/N比と低歪な特性を持つD/A変換回路およびヘッドホンアンプにより、クリアな高音質を実現。
ソニーの独自開発技術「DSEE」により、圧縮された音源で失われがちな高音域をCD音質相当までヘッドホン内で補完します。ストリーミング再生やMP3、Bluetoothの伝送コーデックなどにより圧縮された音源を、自然で広がりのある音で再生します。

OSを選ばずに2台の機器に同時接続が可能で、Bluetooth接続の切り替え作業が不要です。 例えばプライベートスマホと会社のパソコンに接続しておけば、通勤中はスマホで音楽やコンテンツを視聴し、出社後はパソコンを開けば、イヤホンのBluetooth接続をし直す必要がなく、そのまま同じイヤホンでオンライン会議のイヤホンマイクとして通話が可能です。

傷や汚れからの保護に加え、本体とは異なるニュアンスの素材感や色をお楽しみ頂けます

- サポーターの先端を持つ
- リングを差し込む
- イヤーピースを回転させ位置調節
- サポーターを耳のくぼみで固定
★ポイント★
装着しにくい時は、サポーター先端(尖がり部分)をもって少し折ると入りやすくなります!
耳をふさがないリスニングスタイルと高音質
耳をふさがない開放的なリスニングスタイル
ソニー独自開発の新11mmリング型ドライバーユニット
オープンな構造ながら高音質
WF-1000XM5に採用された統合プロセッサーV2を搭載
圧縮音源の高音域をクリアに再現する「DSEE」(*)搭載
イコライザー調整でお好みの音質にカスタマイズ
高い装着性とコンパクトデザイン
快適且つ安定した装着性
新開発フィッティングサポーターによる高い装着性
耳をふさがない開放的で自然なつけ心地
長時間利用に最適なコンパクトデザイン
レイアウトの改善により前モデル(LinkBuds)から更なる小型化を実現
世界に一つの美しいマーブル模様を採用
マグネット式ロック採用により、ケースの使い勝手が向上
環境へ配慮した設計
再生樹脂材を使用
プラスチックフリーのパッケージ
LinkBuds Openの純正アクセサリーに対応
カラビナで高い携帯性
充実した基本性能
コンパクトながら長時間使えるロングバッテリー
本体連続再生時間8時間(*)(通話時4.5時間)のロングバッテリー
高い接続安定性と低遅延
IPX4相当の防滴性能(*)
快適な操作性
耳周り(前面)を触って操作するワイドエリアタップ
左または右だけでの片側使用も可能
ヘッドホンを外すだけで音楽を停止する装着検出機能
次世代Bluetoothオーディオの「LE Audio」に対応
様々なデバイス間のaudio switchに対応
高い通話品質
自分の声を相手にクリアに届けるマイク通話(*)
AI技術を活用した高精度ボイスピックアップテクノロジー
Head Gestureで電話の着信受話
スマートな便利機能
Quick Access(クイックアクセス)(*)で対応の音楽ストリーミングサービスの楽曲をシームレスに再生
聴いている音楽が主役から背景音に BGMエフェクト
アダプティブボリュームコントロール(*)
「スピーク・トゥ・チャット」でイヤホンをしたままの会話がもっと快適に
Android端末との接続時に便利なGoogle Fast Pair対応
「デバイスを探す」アプリに対応
PC接続時に便利なMicrosoft Swift Pair (クイックペアリング)
音声コントロール
音声アシスタント機能に対応
声による起動
セーフリスニング機能
スピーカー(*)で聴いていた音楽を、シームレスに持ち出せる
「Auto Switch」機能搭載
立体音響との親和性
360 Reality Audio認定モデル
個人最適化で空間表現をより忠実に再現
ヘッドトラッキングによるライブ会場のような臨場感
視覚障がい者歩行支援アプリ「Eye Navi」に対応
Sound ARアプリ「Locatone」をさらに臨場感高く楽しむ
ソニー製対応ヘッドホンとBRAVIA XR(TM)、WLA-NS7との組み合わせで、臨場感あふれる360立体音響を体験
2. 開封と実物紹介
毎度おなじみ、できの悪い写真でいくつか実物を紹介。
ちっさ!小さいです。コンパクトっていうんですね。



ケースがのぞいてますが、いや、これ、マジで小さいです。
あと、耳の穴へのねじ込み方に相当コツが必要ということなのか、結構、ホームページなんかにも紹介されている通り、しっかりねじ込む方法がえらくしっかりと書かれています。


ケース本体、小さいですねー。

わかりにくいですが、スライド式の引き出しのようになっていて、中に充電ケーブルやらドキュメント類が入っています。
それでこの大きさとはなかなかのコンパクトさ。


とても短いUSB-A to USB-Cケーブルです。

サポート登録のすすめのドキュメントと注意事項のドキュメントが入っています。



おなじみ、薄い紙にくるまれています。

表は光沢のある黒。

裏面はつや消しの黒です。

裏側にUSB-Cの口とペアリング用ですかね、ボタンがあります。

じゃーん、開けてびっくり、イヤフォン自体がとっても小さいです。(見にくくてすいません)


小さいですねー、耳の中に入って悪くすると取れなくなっちゃいそう。

しっかり穴があいています。




いやいや、ほんと小さいです。
3. 使ってみて雑感
- 本体が非常にコンパクトで軽い
- 耳の圧迫感は少なめ
- 外音がしっかり聞こえる
- オープンイヤー型のイヤフォンとして音はまあまあ
- ケースもコンパクト
- バッテリーの持ちが良い
- マルチポイント接続が便利
- イコライザーなどの機能を含むSound Connectというアプリが結構よく出来ている
やっぱり、結構なお値段するだけのことはあります。
基本的なスペック・性能が高いと感じます。
それも、言うだけじゃなくて、しっかり実現されているのが素晴らしいです。
まず、コンパクトさ。
手ぶらで出かけたいくらいの人間にはこの軽さ、小ささは正です。
ポケットに入っててじゃまにならないくらいです。
当然のことながら耳への圧迫感も少ないです。
ただ、イヤーカフ型のものと比べると、耳の穴の中に入れるのは違いないので、多少の圧迫感はあります。
が、カナル型等に比べると全然違って、長時間でも負担感は少ないです。
外音はしっかり聞こえます。
バッテリーの持ちが良いのも感心しました。
そうそう、加えて、マルチポイント接続が良いです。
つながってるだけ、みたいななんちゃって的な動作しかしないものもしばしばありますが、きっちりマルチポイントです。
使いやすくなります、マルチポイントがきちんと動作してくれると。
とにかく細かいところまできっちり作り込まれていて、さすが、という感じがします。
- うまく耳にハマればつけているのを忘れられるほどの軽さと安定感
- Bluetoothの接続がしっかりしていて音飛び等はまず発生しない
- タップ操作の反応がかなり正確
とにかく軽くて、つけているのを忘れられるほどです。
人によっては、耳に合わない、という話も読んだりしますが、私には結構ハマって、安定感抜群だと感じました。
軽いのは良いことです。
それから、実際に使ってわかることとして、接続の安定感です。
住んでいるマンションの中で離れてみたり、水場に行って水を出してみたり、電子レンジを使ってみたりしましたが、他の機種よりも安定感が抜群でした。
過去いろいろなBluetooth機器を使ってきましたが、安定しないのが一番イライラするということを実感を持って感じており、その点で本機はとても安定していると感じました。
もちろん、劣悪な状況に置けば音飛びはしますが、その程度、がどうかという問題です。
他と比べてもかなりの安定感だと感じました。
そして、密かにかなり嬉しいのが、タップ操作の誤作動がすごく少ないということです。
ほぼ確実に反応してくれますし、間違った作動になるのは少ないです。
よくあるのは、そもそも反応しないというやつですが、概ね大丈夫です。
きちんと反応してくれています。
ジムなんかでグッタリきているときにボリューム操作や次の曲、前の曲みたいな操作をしたいという状況で、きちんと反応してくれないとキレそうになっちゃいますが、本機の反応はすごく正確です。
細かいところですが、すごくいいところだと感じます。
- 音楽を本格的に聞くにはちょっと物足りない
これはちょっと、それを言うのは違う、という話かもしれません。
が、イヤーカフ型みたいに耳の穴のごく近くでスピーカーを鳴らす、という仕掛けよりはさらに耳に直接音を送り込む感じがあるので、もう少しカナル型近いような音のレベルかと期待していましたが、さすがにちょっと違う、と感じました。
繰り返しですが、そもそも、これは違う使い方だよね、ということは理解していますが、その上で、私個人の期待値からはちょっと物足りない感じがしました。
全然、良い音だとは思います、この作りからすれば。
ただ、カナル型と比べると、やっぱり劣ることはわかるレベル、ということです。
当たり前ですね。
あと、あえて言えば、耳に合わない、という方もいらっしゃるかも、という気もしました。
いずれも、本機に特有の話ではなく、すなわち、耳に合う合わないはどのイヤフォンにもありうる話で、また、音の善し悪しはそもそもの目的と言うかニーズに照らして考えれば、差があるのは当たり前ということも言えると思いますので、あらためて、自分が必要としているのはどういうものか、ということを考えれば、適切な評価ができそうに思います。
その範囲では、全くもって、よく出来たイヤフォンです。
全般に、大変良く出来ている、良いものだと感じました。
外音も聞ける中で最大限音を楽しめる、ということを考えると、かなりミートしたイヤフォンだと思います。
この種のイヤフォンと言うと、たいへん高機能でいろいろなことができるようになっているわけですが、使ってみると、機能はあるけど・・・というケースもままあり、なかなか評価が難しかったりしますが、本機ではいろいろなことができるようになっているだけではなく、それぞれがしっかり高いレベルで機能するように作られていて、総合的な満足感が高いものだと感じます。
ただの比較としては、カナル型と比べて、純粋に音楽に没頭して楽しむ、という点では多少の差がある、ということだと思いますが、ニーズに合わせて考えれば、大変良く出来たイヤフォンということだと思います。
自分が何が必要なのか、どうしてこれが良いのか、これがほしいのか、をよくよく考えて手にすべきもの、という気が強くします。
難しいですね、この手のイヤフォンの評価は。
正直、この完成度は、すごいものだと思います。
私にとっては、確実に耳かぶれが生じない、高級イヤフォンの筆頭の一つですし。
基本的な機能性能が高くて、コンパクトに纏められた、素晴らしいものだと思います。
同時に、音楽を純粋に楽しむイヤフォンとしては、やはりちょっと違うかな、という気がします。
この点は、すいません、これまで試してきたオープンイヤー型のイヤフォンに共通したものです。
HUAWEI FreeClipもそうです。
SoundPEATSもそうです。
すごい良いです、いずれも。
でも、カナル型などの音のレベルと同じかというと、そうではないです。
どの製品もそれぞれの価格対比で大変良く出来ていると思いますが、やはり、そもそも外音も聞けることが目的となっているので、純粋に音だけを楽しむものとは異なるものになっているわけです。
そうです、1つのイヤフォンでしっかり音楽を楽しみたい、ということであれば、そもそも、オープンイヤー型ではないと思います。
オープンイヤー型の良さは、それなりに音楽も楽しめる中で、いろいろなことをし「ながら」が実現できるイヤフォン、ということだと思うのです。
そういう意味で、純粋な音の良さはそれを追求したものと比較して一定程度の差があるのは事実として、でも、かなり高いレベルで実現しながら、外の音も耳に入ってくる、そういう入ってくることが望ましい環境にあって、最大限のパフォーマンスを発揮してくれる、そんなイヤフォンだと思います。
オープンイヤー型のイヤフォンでそれなりに音も楽しめるもの、ハイレベルでスペック機能性能がまとめられているもの、をお探しの場合、ピッタリのイヤフォンだと思います。