またもイヤフォンです。
イヤフォン専門のブログとかYouTube動画とか作られてる方も多々いらっしゃって、別に対抗しようと思っているわけではないです。
このところ、子どもたちが、イヤフォンが古くなってバッテリ持ちが悪くなったとかで、お古でいいからくれ、とか、そんな話もあって、AnkerのSoundcoreシリーズのイヤフォンをあげたりしたこともあり、追加購入してもいいかなと思っていたところでした。
ちょうど、ふるさと納税の関係でAmazonのギフト券を入手していて、何かあれば使うかなと思っていたところで、時々イヤフォンに限らず、で眺めていたところでした。
時々見させていただいているブログかなにかでゼンハイザーのこのイヤフォンがかなりの割引価格で提供されていることを知って、前からゼンハイザーなるメーカーの機器には関心があったこともあり、思い切って購入した次第です。
正直、AnkerのAnker Soundcore Liberty Air 2 Proとどちらにするか悩みました。
このAnkerのノイズキャンセリング機能はすごく評価が高いので気になってはいます。いずれ購入しちゃいそうな気はしますが、ひとまず今回はゼンハイザーです!
もくじ
1. 概要・スペックほか
しっかりしたWebベースの取扱説明書も用意されています。
仕様
寸法: 59 x 33.8 x 42.3 mm
本体重量: 49g (イヤホン、ケース) 12g (イヤホン) 37g (充電ケース)
パッケージ寸法: (L x B x H) 170 x 115 x 47 mm
全高調波歪(THD + N): <0,08% (1kHz / 94dB)
USB規格: USB-C
製品保証: 2年
周波数特性(マイク): 100 Hz ~ 10 kHz
Bluetooth バージョン: Bluetooth 5.1
対応プロファイル: A2DP, AVRCP, HSP, HFP
周波数帯域: 5 – 21,000 Hz
イヤカップ形状: インイヤー、密閉型
充電時間: 1.5時間(フルチャージ)/10分(1時間動作)
電源: 5 V⎓, 600 mA max USB charging via USB-C socket at charging case
充電池仕様: ビルトインリチウムバッテリー
コーデック: SBC, AAC, aptX™
動作時間: 充電ケース併用で最大20時間の音楽再生(本体のみ最大7時間)
アプリサポート: ゼンハイザー Smart Control
スピーカー形式: ゼンハイザー 7mm ダイナミックドライバ
心震わす感動音質 ~あなたの想いのままに~
今まであった’普通‘の日常が変わったかもしれない。ただ、心が揺さぶられるような音楽がもたらす感動は変わることが無い。ゼンハイザーの「想い」の結晶であるオーディオテクノロジーを携えた、CX 400BT True Wireless。妥協なき音質、自由自在なタッチコントロール、安心の最大20時間のバッテリーライフ。あなたの想いのまま、好きな音楽に没頭してください。
妥協なき音質
VGPアワード 2020 SUMMER にて金賞を獲得した最上位完全ワイヤレスと同じ7ドライバー搭載(ドイツ本社開発)で、妥協なきサウンドクオリティを実現。落ち着いた音楽に癒されたい時も、心躍るスリリングなビートを渇望する気分の時も、CX 400BT True Wirelessは、原音を忠実に再現し、重厚な低音、自然な中音域、ディテールで伸びやかな高音、全音域でバランスの取れた美しいハーモニーであなたを魅了します。イコライザーで簡単に音質も調整。
まさに自由自在、そして途切れにくい
SBC,AAC,aptX のコーデック対応なので、iOSもAndroidもPCでも自由自在に使えます。音声アシスタントとの連携も、電話も、音楽空間からワンタッチで瞬間移動できます。最上位モデルでも採用されているLDSアンテナ、高品位クアルコム社製チップを搭載。さらに最新のBluetooth5.1+Class1(業界最高クラス10mW)を採用して安定の接続性を実現。
いつでも、いつまでも ~最大20時間バッテリーライフ~
ゼンハイザーのプレミアムサウンドを一日中どこでも。本体最大7時間、コンパクトケースと併用して最大20時間のバッテリーライフを実現。
高い遮音性(パッシブノイズアイソレーション)と疲れにくいフィット感
お気に入りの曲に没頭しても、同僚との長い会話でも、ずっと快適。こだわりのエルゴノミックデザインがもたらす、長時間でも疲れにくいフィット感と、生活音を物理的にブロックする高い遮音性。
Smart Control アプリ
搭載されたイコライザーで、簡単に音質調整
Smart Control アプリとペアリングするだけで、イコライザーで簡単に音質も調整。
タッチコントロールをカスタマイズ
ゼンハイザー製品ならではの直感的で簡単な操作、カスタマイズ、設定が可能な無料の専用アプリです。
同梱物
CX 400BT True Wireless
イヤーピース(XS, S, M, L)
専用充電ケース
USB-C ケーブル
クイックガイド&セーフティーガイド
もとのお値段がお値段だけに、期待感の高まる、そんな商品です。
2. 使ってみて雑感
心躍る開封から。
派手さはない、シュッとした感じの外箱です。想像より小さい。
高級ブランドらしく、丁寧な書類がいくつか入っています。
USB-Cです。良かった。短いコードが付いています。イヤピースは記載の通りで、L、M(デフォルト)、S、XSが入っています。
とってもコンパクトです。
ケースが小さくて軽い!
まず最初にそれで驚きました。
今現在でも音的にも機能的にもSONY WF-1000XM3が手元にある一番のイヤフォンだと思っていますが、さすがに2年近く前の発売の商品で、この商品と約1年違いで、となると、これくらいの差がでるんだなと、痛感するサイズの違い、軽さの違いです。
ノイズキャンセリングの有無の差があるので、単純ではないですが、大きさの違いの割には連続使用時間にそんなに差がないんですね。
凄いなぁと。
音
まずは、音ですね。
アプリにイコライザーが付いていたりするようですが、私はほとんど使わない方なので、フラットのままで聞いてみました。
いやー、良いですねぇ、やっぱり。私のさして優れてるわけでもない耳でもわかります。
何と言うのでしょうか、立体感や一つ一つの音の際立ち方とか、ドンシャリ感は強くないと思うのですが、何か艷やかで、かつキラキラした音なんです。
キラキラしていると言っても、繰り返しますがドンシャリではないです。もちろん低音もしっかり来ます。高音の伸びも素晴らしいです。中音ももこもこしないできれいに響きます。
これがゼンハイザーの実力か、と感心しました。
音については、よっぽどじゃなければ御の字といった程度の感覚ではありますが、これは、良いものだな、と分かるものでした。
接続
これは、正直、ちょっとイマイチですね。
いい音の機器を作る部分と少し違う分野ではある、ってことなんでしょうか。
いや、そんなにひどい、以前紹介した某イヤフォンみたいに、そもそもつながらないとか、そういう酷さは全然ないです。普通に接続して普通に聴けます、大抵の時間は。
接続する端末にもよると思われます。もともとBluetoothってそういうところありますが。
SONY WF-1000XM3でも、Anker Soundcore Liberty Air 2でも発生しない音飛びが発生します。
それも、先日紹介したUSBドングル型のBluetoothアダプタを使っているデスクトップPCと接続したときだけだと思われます。
電子レンジを使ったりもしていないのに、突然、5秒くらい、聞けないくらい連続して飛びます。
で、急に元通りになるのですが、また1分位で発生したりします。
でも、しばらーく、発生しなくなったりもします。
それに、iPad miniやPixel 5では発生しないのです。
これは、相性みたいなものだと諦めています。
電車の中などでどうなるかはまだ試していません。
2021/03/30 夜 追記
接続がいまいちというのは勘違いの可能性が高そうです。
その後、Anker Soundcore Liberty Air 2で、PCで音楽を聴いていたら、同じように音飛びが発生しました。
なにかの拍子に、PC用のBluetooth5のドングルかなにか、調子がおかしくなったのか、それ以外に全般に何かしらノイズが周辺で発生するようになったのか、イヤフォン側を問わず発生しているらしいことがわかりました。
ということで、上の表現は間違っている可能性がとても高く、取り消し線を入れました。
本体操作性
タップするタイプです。
結構敏感に反応する気がします。
そうそう触るものでもないので気になるものではないですが、なにかの拍子にあたったりすると、ボリュームが上がったり下がったり、みたいなことは発生するかもしれません。
ダブルタップの感覚は普通だと思います。耳にダブルタップを、特に歩きながら、なんかでやるのは意外と難しかったりしますが、まあ普通に受け止めてくれると思います。
タップするタイプは、うまく操作できない、反応しないことがあるのが悩みで、方やボタンタイプは耳の穴にねじ込む格好になって、ちょっと痛かったりすることがあるのが悩みで、一長一短、難しいところですね。
アプリ
ドイツらしいというのでしょうか、思い込みかな、派手さはあまりない、アプリが用意されています。
アプリを立ち上げた最初の画面です。
ハンバーガーメニュー(ってもう言わなくなりました?)と歯車の設定アイコン、個別メニューに「イコライザー」と「接続」が用意されています。
右上の歯車の「設定」をタップして開く画面です。
いくつかの設定項目が用意されています。
リセットもこちらで実行できるようです。
立ち上げ画面のイヤフォンの画像をタップして出てくる、イヤフォンの操作設定を行う画面です。
2画面構成です。
1つ目の画面で、音楽再生のコントロールを設定します。
左右の1回タップ、2回タップ、3回タップ、長押し、のそれぞれにコントロールを1つずつ設定できます。
2つ目の画面で、電話の着信への対応を設定できます。
複数のイヤフォンの使い分ける方には重要な機能ですね。いちいち覚えていられないですから。
個別メニューにある「イコライザー」をタップして開く画面です。
2種類の音の調整の方法が用意されているようです。2番めの方法はよくわかりませんが、あまりイコライザーを使わないので問題なしです。
個別メニューにある「接続」をタップして開く画面です。
マルチペアリング対応ということですかね。一度ペアリングした端末が登場しています。
DESKTOPというのがそのままデスクトップPCなのですが、この場合だけ少し音飛び問題が生じるのは、上に書いた通りです。
試していないのですが、このアプリはPixel 5にインストールしているのですが、例えばiPad miniにつないでおくものの、このアプリをPixel 5で立ち上げると、例えばイコライザーの操作ができるのかもしれません。
つまり、音の出力は1つのデバイスとの接続しかできないものの、コントロールは別途接続しておくことができると。そして、場合によっては、音の接続先もここから変更できるのかもしれません。
もちろん、近くにデバイスがないと意味ないでしょうが。
ハンバーガーメニューをタップしたところです。
複数のゼンハイザーイヤフォンを登録できる、ということですね。
アプリ設定ということですが、歯車アイコンの設定との違いは今ひとつわからないですね。
オンラインヘルプサイトに飛べると思われます。
フィードバックを送信できるようです。
総合
若干の接続の弱さは感じましたが、音は素晴らしいです、やっぱり。一つひとつの音が聴こえます。立体感をもって。艷やかで。音を掴めそうな気になります。楽器が目に浮かんできます。そんな感じです。
定価レベルだとちょっと手を出しにくいとは思うのですが、実際ノイズキャンセリングがついてない価格ですし、そうそうじゃ買うか、って思いにくいイヤフォンだとは思いますが、値下がっているタイミングなら、ありだと思います。
ノイズキャンセリング機能がないことは、聴き方にもよると思いますが、そんなに残念な感じはしませんでした。
ということで、コスパ最高!とは言いにくいものの、いい音でしっかり聴くにはおすすめのイヤフォンと言えると思います。