Pixel Standという置くだけ充電器は持っていますが、あれは本当にPixelをおいてなんぼ、みたいなもので、そうでなくても、あの形にちょうどよいもの、つまり、スマートフォンくらいしか使いみちがないので、普通に平置きできる充電器があったら便利かな、と思っていました。
先日のAmazonプライムデーで少し安くなっていましたので、もともとそんなに高いものではないわけですが、お得感があり、つい購入に至ってしまいました。
よくよく考えてみれば、置くだけ充電に対応している端末や機器はそんなに持っておらず、いやいやイヤフォンケースが結構そうじゃなかったっけ、って購入してしまったあとで、自分に言い聞かせてましたが、よく見ると、いま持っているいくつかのイヤフォンのケースはどれも置くだけ充電には非対応で、自分でも、ガクッって感じになっています。
とは言え、今後はそういった機器は増えてくると思いますので、先行投資、というか先行調査です。
よくある、中華製謎のブランドが大量に出品している分野の1つで、どれも似たりよったり、区別もつかないくらいですが、なんとなく、評価も良さそうだし、書いてあることはきちんとしていると思われるモノを選んで購入した次第です。
もくじ
1. 概要・スペックほか
Amazonの商品ページはこちらです。
いくつか引用します。不都合あればご連絡をお願いいたします。
置くだけで充電開始
Appleの最新機種iPhone 12/12 Pro/12 Mini/SE (第2世代) 、11、11 Pro/Pro Max、Xs、Xr、Xs Max、X、8、8 Plusを7.5W、Samsung製のGalaxyシリーズ(Qi対応の古い機種から最新のS21まで)を10W、LG V30/ V30 +を15Wの最も効率よくできるのワイヤレス充電ができます。急速充電を支える出力18W以降のQuick Charge 2.0/3.0 ACアダプター(別売り)と併用すると、より安定した充電ができます。更に、Apple AirPods2 /ProまたGalaxy Busにもワイヤレス充電対応可能で、まさに一台多役です。(※NANAMI製品はnanamihomeのみが正規販売店ですのでご注意ください)
高品質・安定感が抜群
お客様の声を聞きながら、より安定した充電ができるため、前バージョンのUSBケーブルをType-Cケーブルに更新しました。速度も安定性も一層高くなりました。充電器の表面全体がマットな素材を採用し、より手軽な触り感触だけではなく、滑り止め対策も施しました。充電中にスマホを弄っても、滑りずれにくくて、充電できなかった状況を発生しません。バッグに入れても荷物にならないので、出張や旅行時の持ち転びやすいです、邪魔になりません。有線充電から解放して、ワイヤレスの生活を楽しめましょう!
高性能でもコンパクト、ケースを付けたままでも
手のひらサイズ、厚さも殆ど無いので、シンプルで薄く持ち運びが便利です。安定性を高めた上に、スマホにも傷つけません。厚さ5mm以下、非金属製のケースを付けても、このまま置くだけで充電可能です。(お薦め:本製品はFOD異物検査機能を搭載しています。スマホカバー以外の金属製、磁気を帯びる飾りや、クレジットカードを付けた場合、充電前に取り外して下さいますようお願い致します)
光で充電状態をお知らせ:デバイスを通電する時、周りのランプが3回(青色)点滅をし、自動的に消灯します。スマホを乗せて、充電する時、10秒くらい(青色)呼吸のようにゆっくりと点滅し、また自動的に消灯します。充電完了の際、インジケーターが点灯しません。夜に、甘く寝ているあなたに邪魔をしません。
「パッケージ内容・18ヶ月間保証あり」
ワイヤレス充電器本体1、USB-A to Type-Cケーブル1(100cm)、日本語取扱説明書、18ヶ月保証書。(保証書以外、注文番号でも保証書の代わりとなります)ご購入18ヶ月間以内に万が一不具合が発生したら、注文履歴の注文番号に経由あるいは弊社サポートアドレス「support@nanami.cc」よりご連絡頂ければ、必ず24時間以内にご対応させて頂きます。
特長
設定不要・置くだけで充電厚さ5mm(IPhone12シリーズは3mm)の非金属製スマホカバーを付けたままで充電できます。 | 異物検知機能搭載金属製や磁気を帯びたケースおよびクレジットカードような異物があると、青いライトが点滅していて、充電できません。金属製や磁気を帯びたケースおよびクレジットカードを付ける場合、充電前に、取り外してください。 | LEDライト付き・一目で分かる充電状態充電が開始されると内蔵のLEDライトが点灯します。視覚的にも充電状況がわかりやすく、未来的な雰囲気を演出します。目を眩しくないよう、充電開始の時だけ点灯。光に敏感な方も寝室で楽にお使いできます。充電開始 :青色で点滅⇒自動消灯異物センサー:青色で常時点滅充電完了:点灯しない |
USB-C急速充電端子前バージョンのUSBケーブルをType-Cケーブルに更新しました。速度も安定性も一層高くなりました。注意:急速充電を適用するため、出力5V/2A以上のQCアダプター(iPadの付属アダプターでも可)あるいは以下のPD急速充電器(商品:B08SM71KTB)をご利用ください。 | 正しい置く位置で充電開始それぞれのスマホは本製品の真ん中に置いて、スマホのバッテリーとコイルと合わせば充電開始します。 | 高品質、安定感が高い表面全体がマットな素材を採用しているのは手触りだけのためではありません。スマホが滑りずれて、充電できてなかったと言う心配を防止するための工夫が施されます。スマホのコネクタを傷める心配をせず手軽にワイヤレス充電できて便利です。 |
薄いです、5mmとか6mmとかでしょうか。
カウンターの上とかおいておいても目立たないですし、邪魔にならないです。
真ん中のロゴはいらない気がしますが、まあ良しとして。
2. 使ってみて雑感
まずは、外箱から。シンプルな箱に入っています。
取り出してみると、透明プラスチックの器に本体とケーブルが入っていて、本体はさらにビニール袋にくるまれています。
書類としては、十分な出力のある電源を使うようにとの注意書きのメモや使用方法の書かれたメモ、お礼メモみたいなものが入っています。
充電ケーブルとしては、USB-AからUSB-Cへのケーブルが付属しています。
下のとおり(と言ってもちょっと見にくくて申し訳ないのですが)、USB-Cでの充電ケーブル接続になっています。
本体はほぼ円、まんまるに近い形で、外側の白い線に見えるところが円で少しだけ出っ張っていて、滑り止めのようなゴム?シリコン?っぽいものでできています。
裏面もその側の黒い部分がゴム製で、こちらは完全に滑り止めとして存在しています。
ものが単純なものなだけに、シンプルです。
早速、使ってみました。
といっても、私の家にある置くだけ充電対応の機器はそう多くはなく、Pixel 5がその1つですので、試してみました。
機器を置いて、充電できる状態になると、上記の滑り止めみたいなシリコン部分が青い色のLED?で光ります。
つまり、充電スタートできたかどうかが色ですぐに分かる仕組みです。
で、3回点滅したらライトは光らなくなります。
夜通し光っててかえって迷惑、ということがないので結構な仕組みだと思います。
もちろん充電が続いているかどうかが確認できない、という点とトレードオフですが、私自身はやたらと光るよりもいいと思います。
それから、円周部のシリコンみたいな部分が、やはり滑り止めとしてしっかりしていて、滑ったりしないので安定して充電を継続できます。
かなり前に少しだけ持っていたことがある置くだけ充電の機器は、簡単に滑ったり少しスライドしてしまったりするので、気づくと充電ポイントがずれてしまう、ということが発生していて、使い物にならないな、と思っていましたが、これは大丈夫。
そもそも、プラスチック等の素材が直接触れると傷のもとになりそうで気持ちが嫌だということもありますが、これだと、接点は最小限で、しっかりとどまっていて、確実に充電できるということで、大変良くできていると思います。
続いて、充電そのものですが、対応している端末や機器があまりないので確認できませんが、少なくともPixel 5やiPhone XS、 iPhone 12 miniで、しっかり充電されるのを確認しました。
また、しばらくおいておくとずれてしまうなどで充電状態が外れている、ということも起きませんでした。
あとは、問題は充電速度ということになると思いますが、実は正確にはわからないのですが、Ampereというアプリで、電流を調べてみました。
本機だと、700mAから800mA近い数字が出ました。
Pixel Standだと500mAから600mAくらいまでという結果でした。
少し早いくらいということでしょうか。
この手のものは、バッテリの保護機能とか、色々条件があって、フル出力が必ず発揮されるかどうか条件次第ということもあり、なんともいい難いところですが、まあ、こんなものかな、という感じです。
QCで直接接続して充電すると、早いと1800mAとか出たりするようですから、まあゆっくりではあるのだと思われます。
一応、書かれているとおり、QCに対応しているACアダプターを使っていますが、説明にある通りの7.5Wの仕事量になっているかどうかはちょっとわからないですね。
本当に急いで充電したいときは、やっぱり、ACアダプターから充電ケーブルで直接つないで充電するのがいいでしょうし、そもそも、充電で圧をかけすぎるのはバッテリの寿命に大変影響を与えると聞きますので、よっぽど急ぐ事情がない限りは、そこそこゆっくり充電するほうが良いみたいです。
ま、それを言うならワイヤレス充電そのものもあまり良くないのかもしれませんが。
頻繁に充電したり、充電しながら使ったり、も相当良くないそうです。
それから、熱を持つ状態になるのもよくないそうです。
充電と電池使用は程々の状態で実行して、最小限の頻度で繰り返すのがバッテリには優しいそうなので、気をつけたいところです。
置くだけ充電は、以前も書いたような気がしますが、簡単な分、スマホをほかる際に、つい載せてしまう、という使い方をしてしまうので、充電はいつも安心な状態になりますが、バッテリの痛みという点からは、あまり良くないと思われます。
ようがないときは充電しない、というように気をつけたいと思います。
それにしても、充電のためにコードを繋ぐという面倒なことはなくなってしまう時代に早くなってほしいですねぇ。
PCの周辺のコード、ケーブルのスパゲッティ状態とそれに被さるようにすぐに貯まるホコリ、こういったことにはうんざりです。
置くだけ充電は、それ自体がコードで繋がってますので、コード自体の削減という意味ではちょっとどうかとは思いますが、例えば家の中ですが、電源のタップにUSBの口を用意するとか、家庭内の各部屋にLANケーブルがすべて通してあるとか、さらにはFTTHが当たり前で、電気やガスのメーターみたいな形でFTTHのターミナルが当たり前に設置してあるとか、その他色々あると思いますが、住宅内の各種機器を作ったり販売、設置している各社の皆さまには、そろそろそのあたりを所与にした住環境提供を当たり前にしていただければ、と思う次第です。
それにしても、置くだけ充電は、本当に便利です。イヤフォンケースも置くだけ充電対応が多くなっているので、ますます活用が広がりそうです。