povo2.0の新規契約をして、iPad miniで使用開始しました

povo2.0 モノ

どうしてこのタイミングで?というのは、ちょっとさておき、auが展開する低価格ブランドであるpovoがさらにpovo2.0に進化した結果、条件はあるものの、最低0円での運用もできる大手キャリアの通信ブランドになるということがわかり、導入してみることにしました。

我が家は、家族全員ではメインの回線としてずーっとdocomoを使っており、私とかみさんがahamoに移行済みで、まもなく子どもたちも移行することにしているところです。

また、全員、楽天モバイルの1年間無料キャンペーンを利用していて、eSIMでデュアルSIMにして利用しています。

1年間無料期間の間は、メインを楽天モバイル、サブをdocomoのギガライトプランにしておいて、知り合いに電話するときや楽天回線が電波が良くない時にdocomo回線を利用し、それ以外では、楽天回線でモバイル通信も電話もする、という使い方をしてきています。

家族それぞれ、楽天モバイルの導入がそれぞれ少しづつずれているので、徐々に無料期間が終わり、ちょうど外出も増えてきたところなので、無料期間が終わった者からahamoに移行して、主従を逆転させる使い方にすることで、コストを抑える作戦です。

ahamoは20GBもありますし、電話は5分間までかけ放題ということで、本当にシンプルに使い勝手が良いです。

どうしても長い電話をする必要がある場合には、知り合いならLINEを使った音声電話でもいいでしょうし、しばしば知り合いでもなかったりしますので、電話番号は何でも良いということになり、Rakuten Linkを使って楽天回線で電話することで、料金を気にしないで電話することができます。

また、パケット通信の方も1GBまでなら無料を維持できますので、メインahamo、サブに楽天モバイルのeSIMという組み合わせが最良かつあまり我慢もなしで最安値、ということだと思っています。

楽天モバイルは完全未使用で半年だったでしょうか、経過すると、自動的に解約になるという話を聞きますのでその意味でも、チョロチョロっとした通信や必要な長い電話で楽天モバイルを使うということが良い運用になりそうだと思っているところです。

が、実は、ちょっと考えていることもあり、そもそもiPad mini(型落ちしちゃいましたが)がLTE対応のモデルなので、そこでもモバイル回線契約を使いたいということもあり、とは言え、通常はほんの僅か通信できれば十分ということなので、極力格安で運用できるプロバイダを探していました。

1GBでいくら、とか、3GBまでならいくら、とかはたくさんある、というかほとんどがそうであり、それに音声回線をつけるかどうか、みたいなサービスになっていますが、私としては、極力最低限以上のコストにならないことが重要でしたので、しばらく探しつつ様子を見ていました。

で、登場したのがpovo2.0というわけです。

実はわたしはこれまでau回線は個人で使ったことがなく、何かの理由で一瞬使っていたときには、電話している時はモバイル通信ができなくなる、という仕様であった時代で、その印象が強くて、なんか好きになれないキャリアでした。

が、最低コストで運用するということを重視する中では、大変有力な候補になるサービス内容だと思われ、解約金もないとなれば、さっさと試してみよう、ということになりました。

届いたものは、冒頭部のアイキャッチ画像に写っている左側の正方形の封筒のようなものだけです。

それが、宅配便だったかのA4くらいの大きさの所定の厚紙の封筒のようなものに入って届きました。

で、中身ですが、下のようなものです。

届いたもの

今回はひとまずeSIMではなく、SIMカードでの契約しました。

中には、STARTER GUIDEとマルチサイズ対応のSIMカードとその説明書とSIMカードのピン、とpovoブランドイメージロゴのシール、が入っていました。

povo2.0 申込み一式
povo2.0 申込み一式
povo2.0 利用説明書
povo2.0 利用説明書 STARTER GUIDE
povo2.0 利用説明書内容
povo2.0 利用説明書 STARTER GUIDEの内容
povo2.0 SIMカードと台紙
povo2.0 SIMカードと台紙

すでにSIMカードはiPad miniに挿してしまいましたので、すいません写っていませんが、まあ、普通のSIMカードです、当たり前ですが。

povo2.0 SIMピンと台紙
povo2.0 SIMピンと台紙
povo2.0 SIMピンと台紙裏
povo2.0 SIMピンと台紙裏

ご丁寧に、SIMピンが付いています。家の中にはどこかにあったりする類のような気もしますが、ないご家庭にはないですね、で、しかも、これがないとどうにもならないわけです。

これら一式が正方形の封筒のようなものの中に簡単に入れられていて、以上、という感じです。

申し込み

アプリからの申込みになります。

最初に公式サイトに「申し込みはこちら」というリンクが出ていたので、てっきりこちらから申し込みができるものだと勘違いして、何度もぐるぐる同じところを回ってしまいましたが、考えてみれば本人確認の関係でWebからだと大変になるわけですね。

いまでは主流になってきたeKYCを使って、本人確認書類をアップロードし、さらに、厚み等も動画で送信して、さらに本人が指示に従って頭を動かしたりするところを送信して、申し込みが受け付けられます。

なので、まずは、使用する予定の端末等にこだわらず、もっともその手の作業をしやすい端末にpovo2.0アプリをインストールして作業開始です。

最初に有効なメールアドレス、もちろん、ケータイメールではないメールアドレスが必要ですが、を登録して、有効であることが確認される必要があり、そこからアプリでスタートです。

と言ってもアプリ上で指示に従って、名前に始まる各種を入力したり、本人確認書類をアップロードしたり、不正がないことを確認する各種確認作業に付き合うことで申し込みは完了します。

私はpovo2.0スタートから少し遅れて申し込みをしたので、そんなに混んでもおらず、比較的すんなり手続きは完了しました。

が、1回目の確認作業結果について、
・ご提出書類と申し込み内容が相違している場合
・ご提出書類が不鮮明な場合
・同一のご契約名義で6回線目以上をお申し込みの場合
という説明がついた、加入受付不可のメール連絡が来ました。

早速すぐに2回めに挑戦しました。

2回めはかなり慎重に丁寧に作業しました。

で、無事通過です。アプリをインストールしたところからここまで30分程度でした。

さらにもう30分たったところで、SIMカードの出荷準備に入った旨の連絡が届きました。

この日は金曜日で朝のうちに申し込みを済ませて、なんと翌土曜日の昼過ぎには、SIMカードが到着しました。

すごいですね。

当初結構殺到して申し込み手続きがなかなか進まず、往生した方も多かったという話も聞きますが、少し待つだけで全然違った、ということでしょうか。

当初の混乱で一気に事務体制も整えたということかもしれませんが。

こういうところが大企業のすごいところではあります。

申し込んで翌日には利用開始できる、なんていうのは、本当にすごいことだと感じます。

考えてみれば、eSIMにすれば、恐らくすぐに利用開始できるんでしょうね。

でも物理的にカードを発送してもらって、翌日昼に届くなんて、発送するところのビジネスプロセスから宅配業者さんまでも、本当にすごいと思います。

設定

SIMカードが届いたので早速利用開始すべく設定です。

povo2.0の公式サイト対応端末の一覧を見てみると、iPadは書かれていません。

電話前提であるサービスでもあるので、そもそも検証対象でもないということでしょう。

という辺りも全然調べていないままの契約でしたので、申し込んで翌日には到着したときには、いざ設定してみようかと思って慌ててしまいました。

au回線で特別な対応がiPadで必要になるなんて想像もしていませんでした。

SIMカード挿入して再起動してしまえば、APNの設定も不要ですぐに使えるようになるものとばかり思っていました。

が、SIMカード挿入して再起動しても、アンテナは立つのですが、一向に通信が始まりません。

やむなく調べてみると、なんと、別途設定が必要なことがわかりました。

そうです、久しぶりにiPhoneやらiPadで見る、プロファイルのインストールが必要になるのでした。

しかも、その前にそもそもSIMカードの有効化、という作業が必要なのすら見落としていました。

STARTER GUIDEが入っているのに、毎度のことながら全く読んでいないという・・・。

povoの公式サイトに書かれているとおりに有効化の手続きを実行します。

で、合わせてプロファイルのインストールも、と思って探してみるのですが、プロファイルのインストールのリンクが見つからなくて、何度も同じページをぐるぐる回って、やっと見つけました。ここですね。このページの中にある、
「※OSアップデートができない場合は、こちらをpovoご利用端末でタップしてAPN設定プロファイルをダウンロードし、APN設定のインストールを完了させてください。」の「こちら」にはられているリンクです。(直接リンクを貼るのはちょっとはばかられますので、このように紹介させていただきます。)

分かりにくー。

さらに、私自身はGoogle好きの人間で、iPad上でもデフォルトはメールはGmail、ブラウザはChromeにしているくらいで、このリンクもChromeから飛んでいくわけですが、プロファイルのダウンロード、にならないんですね、あのリンクをどうタップしても。

何度もやってダメで頭抱えたところで、はたと思い出して、Safariでやってみたら無事ダウンロード完了して、インストールも完了しました。

あとは、一度電源落として、SIMカードの挿入を再確認して、再起動です。

で、無事通信スタートしました。設定完了です。

よく読んできちんと手順通りにやれば、なんということもない、簡単な作業でした。

通信状況など利用の状況

設定完了後、大変順調につながってくれています。

勝手に思い込んでいた通信があまり良くない、という勘違いは、完全に勘違いで、時にはdocomoよりも感度良く入ってくる印象です。

しばらくはiPad miniで運用してみることにしています。

ところで、トッピングと言われる、ギガを買ったりすることをしない場合は0円運用ができるわけですが、その場合には、通信速度は128kbpsに制限されます。

これだと、さすがに、Web見るくらいでも結構なストレスになります、LINEのテキスト交換程度ならなんの問題もありませんが。

iPadは大きい画面でWeb調べ物したり、記事読んだりするのが良いわけで、ちょっとこれでは難しいな、とは思いつつ、トッピングというのが良くできていて、例えばギガを買う場合でも、容量が小さいと利用期間も短いという仕組みになっていて、自分の運用上丁度いい頃合いのものがない、ということになっています。

例えば、データ使い放題24時間:330円、データ追加1GB(7日間):390円、データ追加3GB(30日間):990円、データ追加20GB(30日間):2,700円という感じです。

この絶妙なバランス・・・。結局あまり気にせず1か月使うという運用だと、ahamoと同じになります。

逆に言えば、ahamoと同じ条件に加えて、もっと自由度が高くなっている、その方向性が楽天モバイルと同じようで、前払いのpovoとあとから自動的に決まる楽天モバイル、という三者三様な価格体系になっている、ということですね。

それぞれよく考えたものです。

さて、povo2.0も楽天モバイル同様、6か月程度のトッピング利用なし状態継続で契約が終わるようなので、時々ギガを買ったりしないといけません。

なにかトッピングしてみようかな、と思っていたところに、メールが届きまして、 データ10GB(15日間有効)のプロモーションコードがをいただけました。

以下の通り書かれていました。

「サービス開始より約1ヶ月が経過しました。
これまでの間、お手続き遅延や、お問い合わせ窓口混雑等によりご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
これまでのご利用への感謝として、データ10GB(15日間有効)を進呈させていただきます。今後ともpovo2.0をご愛顧くださいますよう、お願い申し上げます。」

ありがたいことです。これは、カウントされるのかはよくわかりませんが、6か月はまだ大分先ですし、ありがたく使わせていたくことにしました。

15日間で10GBというのは、結構頑張らないと使えませんが。

ところで、5G対応はどうなってるかなと思ってみてみたら、povo2.0は対応しているそうですが、auの5Gエリアマップを見てみると、まだまだですね。

docomoもまだまだ、といったところですが、もっと遅れているように見えます。

LTEでも十分使えるので全く気にしていませんが、パケづまりしないで5Gが使えるようになると、それはそれで便利になるんでしょうね。

ということで、だらだら書いてしてしまいましたが、povo2.0の紹介でした。

申し込みから使えるまで、あっという間で、しかも書かれているとおりにきちんと対応すれば本当に簡単ですし、価格体系もそれなりに自由度高くなっていて、良いサービスだと実感しています。

皆さまもどうでしょう、eSIMでデュアルにしておけば、1つのキャリアになにかあったときにも通信途絶えない環境が作れますので、便利です。

auのpovo2.0の申し込み・利用のご紹介でした。