ここ数回紹介している、家の中のネットワーク環境向上のためのデバイス見直しなどの投資についてですが、今回は、第4段として、Planexの有線LANアダプタであるUSB-LAN2500Rを購入したので、ご紹介します。
前回の2.5G BASE-Tのスイッチングハブに続いて、今回もPlanexのネットワーク関係デバイスの紹介になります。
デスクトップPCとスイッチングハブが2.5Gbps環境になったところまで(笑)が、前回第3弾での環境向上内容でした。
今回は、ひとまず、簡単にデスクトップPC以外のデバイスが2.5Gbps環境に対応できるようになるかも、という狙いで、USB接続のLANアダプタを買ってみよう、ということに相成りまして、いろいろ探して、ホントは別のものも考えていたのですが、結果、ネットワーク機器といえば、ということでこのPlanexの商品を購入した、という次第です。
もくじ
1. 概要・スペックほか
Planexの商品ページはこちらです。
Amazonの商品ページはこちらです。
引用させていただきますが、問題があればお知らせください。
商品紹介
「USB-LAN2500R」は、USB 3.2 Gen1接続で2.5Gbpsの転送速度を実現した有線LANアダプターです。
USB 3.2 Gen1 Type Aポートを搭載したパソコンやタブレット等をマルチギガビット有線LANに接続することができます。
有線接続することで、無線接続時の通信切断や通信遅延を気にすることなくネットワークをご利用頂けます。
※イーサネットケーブルはカテゴリ5e以上を使用してください。
最大転送速度2.5Gbps (理論値)のマルチギガビットに対応し、従来のギガビット[最大転送速度1Gbps (理論値)] に比べ、大幅なスピードアップを実現します。
本製品は各OSに対応しています。
CDC-NCMに対応しているのでMac OS/LinuxではOSに標準搭載されているドライバでUSBポートに挿すだけですぐにご使用いただけます。
・USB 3.2 Gen1 Type-Aコネクタを搭載したPC
・USB 3.2 Gen1 Type-Aコネクタを搭載したMacBook/MacBook Air/MacBook Pro/iMac/iMac Pro/Mac mini
・USB Type-Cポートのみ搭載したMacBook/MacBook Air/MacBook Pro(USB Type-A – Type-C変換アダプターが必要)
・iPad Pro(USB Type-A – Type-C変換アダプターが必要)
・Lightningコネクタを搭載したiPhone/iPad(Lightning – USB 3カメラアダプタが必要)
・Raspberry pi 3
など、様々なデバイスに対応しています。
外形寸法約74×24×16mm(ケーブル・突起部除く)の業界最小クラスのサイズを実現。カバンに入れても邪魔になりません。
USBバスパワーに対応。ACアダプターなどの電源を必要とせず、すっきりと接続することができます。ノートパソコンとともに携帯する場合も手軽にお使いいただけます。
メーカーより
USBポート搭載のパソコンやタブレットを、マルチギガビット有線LANにつなげる
USB 3.2 Gen1 Type Aポートを搭載したパソコンやタブレット等をマルチギガビット有線LANに接続することができます。有線接続することで、無線接続時の通信切断や通信遅延を気にすることなくネットワークをご利用頂けます。
※イーサネットケーブルはカテゴリ5e以上をご利用ください
2. 使ってみて雑感
Planexさんのサイトを見ると、2020年8月にAscii.jpで紹介されたということが書かれているので、徐々にマルチギガビット環境は盛り上がってきているのかな、と思いました。
私も、もちろん勝手に盛り上がっている一人ですが。
開封のところから写真でご紹介します。
最近には珍しく、完全圧着されていないタイプの透明プラスチックではさんであるタイプのパッケージです。
上側からパカッと開きます。
シンプルです。
本体と説明書兼の紙がついているのみ。
USB-A (USB 3.2 Gen1) でPC側と接続、LAN側は通常のRJ45のLANコネクタになっています。
裏側にはMACアドレスとシリアルナンバーが書かれています。
とても単純なものなので、あまり説明することもないですね。
ひとまず、Windows10のマシンでしか使っていないですが、そもそもは、USBポートにさすだけで、なにもしなくても動くようになります。
さて、これをどう使うのかということです。
会社のPCを持ち帰ったときなどは、安定接続のためにUSBハブを使って有線でLAN接続しているのですが、この場合は当然1000BASE-Tですので、せっかくなので、このアダプタを使ってもう少し高速接続できる、ということはあります。
が、会社のPCはPC本体のローカルディスクへの接続も制限されているという大変良くできた仕組みになっていて、ましてローカルPC側から家庭内LAN環境の中に入ったりはできなくなっていて、反対向きも当然ですが、とにかくVPN接続してからリモートデスクトップ環境で会社の環境に入ることしかできないようになっているので、そもそも高速化の意味がないと言うか、ハブから先が1000BASE-Tですし、デスクトップPCをのぞけるわけでもないので、意味がないのです。
ちなみにUSBハブはこちらですね。
ということで、あとは、Pixelbookも同じくUSBハブで高速化、というものありますが、これも言ってみれば、ネット接続することが意味なので、スイッチングハブから先が1Gbps前提の現環境ではあまり意味がないのでした。
ということで、現段階では、その速度の恩恵を直接感じるところに至っていない、という状況だったということをご報告するまでになります。
ただ、さすだけで簡単に動きますので、しかも4,000円足らずの投資ですので、これは結構価値があるんじゃないだろうか、と思う次第です。
が、とはいえ、じゃあなんのために買ったんだ!?
おそらく、次回紹介できると思いますが、実はNASとスイッチングハブの間を高速化するのが最終的な狙いなのでした。
次回に乞うご期待!
(ちょっと仕事が忙しくて、今回は時間が取れませんでした、というのが本当でして、次回もまだちょっと不透明ですが・・・。)