毎年それなりに話題になる福袋、特に家電量販店の福袋ですが、気にはなりつつも、面倒とか、どうせ当たらないとか、そもそも申し込み自体がアクセス殺到で無理、とかがあり、ちょっと距離があるままになっていました。
今年の年末にネットの記事を見ていてふと思い立ってビックカメラとヨドバシカメラの年末の抽選方式の福袋販売に、申し込んでみました。
抽選方式があるというのもあまり認識していなかったこともあり、へー、と思いながら、アカウントを持っているこの2つのネットショップを眺めてみて、これなら当たったら買いたいと思うものをいくつか見繕って、申し込んでみたのでした。
すっかり忘れていましたが、ビックカメラからメールで連絡があり、申し込んだもののうちBlu-rayレコーダーが抽選に当選したとのことで、一瞬悩みましたが、購入を決め、申し込みをしたものです。
この段階でもまだ具体的にどのメーカーの何という機種なのか不明ということで、若干気にはなっていましたが、福袋というくらいなので損はしないだろうと考えていました。
これまで使ってきたBlu-rayレコーダーは10年ほど前に購入したPanasonic DIGAシリーズのBlu-rayディスク対応、ハイビジョン(=フルHD)対応の500GBのレコーダーです。
ようやくDLNAとかDTCP-IPとかの規格や機能に対応する機種が世の中に広まり始めたタイミングで購入したもので、今となっては結構不満もありつつ、そんなにTVを見るわけでもなく、自分用にはnasneを購入したこともあり、あまり買い替えニーズも盛り上がってはいなかったのですが、4K対応ただし4Kチューナーはなし、という若干悩ましい状態のTVを使っていることもあり、4Kチューナー付きという点にも惹かれて、思い切って購入となりました。
購入申込後もメーカーや機種が不明なままで、わかっていたのは12月に発売される新製品だ、ということくらいでした。
で、結局年末も年末12/31の朝に出荷した旨のメールを受け取りました。
翌日元旦、文字通り元日の朝に我が家に到着となりました。
開けてみると、おなじPanasonic DIGAシリーズで、DMR-4SE102という機種でした。
ちょっと中途半端な感じもなくはないですが、そんなにTVを見るわけでもなく、そもそもTVに録画再生機能はあり、かみさんは簡単に使えるそれで十分な人で、私はnasneもあり、普段TVをあまり観ない子どもたちや私が2番組を狙うときなどを想定すればまあ十分かな、というモデルのようです。
ご紹介します。
後で出てきますが、セットアップしてみると、やはりケーブル類が古すぎることもあり、それに、なんでもそうなってきてるんだな、という実感ありで、何かというと、付属品がとってもシンプルになっていて、リモコンと同軸ケーブル1本のみということだったので、やむなく初売りセールを始めたAmazonでケーブル類を追加購入しましたので、あわせてご紹介します。
もくじ
1. 概要・スペックほか
Panasonic DIGA DMR-4SE102
Panasonicの商品ページはこちらです。
Amazonの商品ページはこちらです。ご覧の通り商品説明なしですね。
いつもなら、引用でスペックや機能を紹介しますが、実際、Panasonicの家電製品のスペックや機能を細かく紹介してもしょうがないと思いますので、現行の同系列機種の比較表のみ。
引用など支障がありましたらお知らせください。
UGREEN 8K HDMIケーブル1.5m
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UGREEN 8K HDMIケーブル 極細 HDMI 2.1
- 解像度:8K @ 60Hz / 4K @ 120Hz / 2K @ 240Hz下位互換性
- 転送速度:48Gbps
- 画質:Dolby Vision / 3D / Dynamic HDR / Aspect Ratio 21: 9 / HDCP 2.3
- 音質:Dolby Sound / Audio Return Channel(eARC)/32 Audio Channel
HDMI 2.1規格 超高速48Gbps
HDMI 2.1は48 Gbpsの帯域幅をサポート: 複数の車線がある高速道路では渋滞なく多くの車が同時に利用できるように、帯域幅が48 Gbpsの8K HDMIケーブルはデータ転送の量と速度は4K HDMIケーブルの2.6倍にもなります。 8K HDMI 2.1 ケーブルを選択し、遅延に別れを告げましょう。
PS5やゲーミングPCなど、高リフレッシュレートパネル搭載のゲーミングモニターを接続するのにおすすめです。そのほか、スポーツやアクション映画といった、動きの激しい映像を楽しむ用途にも適しています。
8K スーパースリム HDMIケーブル
わずか4.0mm直径の超スリムかつ柔らかな8K HDMIケーブルで、狭い場所どでもスッキリとキレイな配線が可能です。
【eARCに対応】
eARCの「e」は拡張された(Audio Return Channel)の略で、eARCは最高の音声解像度を提供するように設計されたHDMI 2.1の新しい標準機能で、オーディオフォーマットとオーディオ品質をサポートします。
【HDR映像に対応】
新4K8K衛星放送で採用される「HLG(ハイブリッドログガンマ)」方式のHDR映像と、Ultra HDブルーレイで採用されている「HDR10」の2方式のHDR映像入力に対応。広い輝度情報を画像処理エンジンで忠実に復元。優れた階調表現で、風景の奥行感や素材の質感までリアルに再現できます。
- 幅広い互換性-HDMI2.1 / 2.0 / 1.4インターフェース/ポートを搭載したすべてのデバイス用:
- プレイステーション:PS5 / PS4 / PS3 / PS4 Pro
- TV:Fire TV、アップル TV、HDTV、8K TV、4K TV/フルHD /ウルトラHDTV
- XBOX 360 / XBOX One
- PC / マック / ラズベリーパイ / プロジェクター/コンピューターモニター
- DVBレシーバー/ AVレシーバー/ TVレシーバー
- TFT LCD LEDOLEDディスプレイ
- 3DブルーレイDVD / hd-dvdプレーヤー
- メディアプレーヤー/メディアセンター/ハイエンドフルHDTVなど。
注意事項(購入前) お使いのPCおよび映像機器、モニタ、テレビ、ディスプレイがHDMI 2.1をサポートしていることを確認してください。HDMI 2.1をサポートしなくても本ケーブルは映像を映し出しますが、HDMI 2.1の解像度および新機能はサポートされません。
ホーリック アンテナ分波器 4K8K対応 AE-330PB
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■地デジ放送、BS/CS放送をそれぞれ視聴したいときはコレ!地デジ(UHF)と衛星波(BS/CS)を効率よく分け、1台のテレビで地デジ、BS、CSを視聴できます。 | ■4K/8K衛星放送対応従来の地デジ、BS、CS放送に加えて、4K/8K放送にも対応しています。 | ■実用新案登録済の二重構造機器本体部分は外側がアルミニウム、内側を亜鉛ダイキャストで構成することでノイズの影響を受けづらくなっています。<登録番号:第3222998号> |
その他の特長
■スリムなS-2.5C-FB規格同軸ケーブル付※取り外し不可
■BSアンテナ電源供給可能
■ケーブル一体型構造で接続損失を軽減
PE袋パッケージ
生産国:中国
分波器仕様
●入力周波数:47~3224(MHz)
●出力周波数:U/V出力端子47~862(MHz) BS/CS出力端子950~3224(MHz)
ケーブル仕様
●コネクタ規格:F型
●インピーダンス:75Ω
●ケーブル直径:3.5mm
エレコム アンテナケーブル 4K8K対応 DH-ATLS48K10BK
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DH-ATLS48KWHシリーズ
コンパクトコネクタと柔らかケーブルで配線に特化した、TV接続用アンテナケーブルです。
- 地上波放送
- 4K8K放送の視聴、録画
- サビに強く信号劣化が少ない金メッキピンコネクタ
テフロン線材・3重シールド構造4K8K放送の受信に強い3重シールド構造です。ノイズを減らし、地上波デジタル放送、BS/CS放送の受信に強いテフロン線材を使用しています。 | 小型L字コネクタコネクタ片側に、お部屋の壁に沿って設置ができる小型L字コネクタを採用しています。 | 配線しやすく目立ちにくいケーブル配線しやすく目立ちにくい、直径3.6mmの柔らかケーブルを採用しています。 | コンパクト化を実現コネクタ部分にデザイン性を持たせ、コンパクト化を実現しています。 |
※本製品は屋内用です。TVやレコーダー、チューナーなど機器同士の接続も可能です。
対応機種 | F型テレビコンセントとF型端子付きテレビ、レコーダー、テレビチューナー付きパソコン、分配器、分波器など |
ケーブル太さ | 3.6mm |
プラグメッキ仕様 | 金メッキプラグ |
シールド方法 | 3重シールド |
カラー | ブラック |
2. 開封と実物紹介
Panasonic DIGA DMR-4SE102
これも、いつもなら、下手な写真で実物をご紹介していくのですが、正月にアルコールが入った状態で開封して設置セットアップをしたこともあり、Blu-rayレコーダーそのものの写真を撮りそこねてしまいましたので、今回はBlu-rayレコーダー本体の開封と設置にからむ写真なしです。
UGREEN 8K HDMIケーブル1.5m
HDMIケーブルって硬いケーブルの典型みたいのが多いですが、これは細くて取り回しが良くって、めちゃくちゃいい感じです。
太いほうが外部信号の干渉などの障害なんかにも強いのでしょうが・・・。
ホーリック アンテナ分波器 4K8K対応 AE-330PB
TVのF型同軸ケーブルも同様に、以前は固くてしょうがないケーブルがほとんどでしたが、これは細くて取り回しが良くっていい感じです。
これも太いほうが外部信号の干渉などの障害なんかにも強いのでしょうが・・・。
エレコム アンテナケーブル 4K8K対応 DH-ATLS48K10BK
右側のF型同軸ケーブルは、DIGA DMR-4SE102に付属のものです。
これも細いケーブルになってますね。時代です。
これまた細くてよいです。
やっぱりケーブルは可能な限り細くて、かつ柔らかい、取り回しが良いのがいいですね。
TVの裏のごちゃごちゃも結構スッキリしやすいですから。
3. 設置
ちょうど横幅ピッタリくらいのTV台の上に50インチのTVを置いて、TV台の中にレコーダーやその他に、有線LAN接続をしているために必要になるハブ、その他DVD、Blu-rayなどの動画ソフトのディスク、TV、レコーダー、Fire TV、Chromecastなどのリモコンなどが収めてあります。
TVの裏には、Nuro 光のターミナルやTP-LinkのメッシュWi-Fiルーターも隠し置いてあります。
ということで、かなり配線がごちゃごちゃになっているところに、一番原始的な硬いF型同軸ケーブルが一番深いところに落ち込んで配線してあるため、結構な難作業になりました。
硬いケーブルで、しかも、結構余っているケーブルを、まずつながっている者同士を確認して、引っこ抜いて、配線を外して取り出すのが一番大変でした。
見ると、どういうわけか、というか10年前にはそれが画質に良いと考えたのでしょう、地上波と衛星放送波とを混合で配信する壁のアンテナ端子1つから分波器でまずTV用とレコーダー用に電波を分配して、その上で各機器の近くでそれぞれ分波器で地上波と衛星放送波とに分波するという、非常に凝った、配線をしてありました。
それも硬いケーブルで。
それをきちんと丁寧に取り外して、ほかの配線に引っかかったりしないように気をつけながら、ケーブルを引き回して引き抜いて取り出すのがとにかく大変でした。
電源コードの他にLANケーブルが這っているので、なかなかの混線具合です。
いい機会ですのでクイックルでホコリ掃除も丁寧に。
今回は、一般的なやり方で、分波器で分波しておいて、まずは、レコーダーに接続、レコーダーに用意されているTV等への地上波と衛星放送波それぞれの出力端子を使って、直接TVにつなぐ、という形にしました。
レコーダーにF型同軸ケーブルが1本付属していたので、壁の端子から機器の近くまで届いて分波できてレコーダーに接続できるところまでが1つになっているケーブル+分波器を1つと、レコーダーからTVにつなぐためのケーブル1つが必要ということになり、それぞれを購入したのでした。
それから当然4Kに対応するHDMIケーブルですね。
これも太くて扱いにくいケーブルがまだ結構ありますが、今回は少し余裕をもたせた長さで、細くて柔らかいケーブルを探して、いくつかすでにケーブルを購入したことがあるUGREENの4K8K対応のしかもかなりお安いケーブルを見つけて購入しました。
これを最後にレコーダーとTV間に接続して、設置終了です。
実際はこの配線は、後日、やり直したものです。
元旦に到着したときは、元日午後に、一旦既存のケーブル類で接続して動作確認だけ実行したのでした。
逆に、そのためにかえって、あとから配線をやり直す際に取り外しの手間なんかもかかってしまったわけですが・・・。
動作確認したかったのと、そもそも、ケーブルがどういうものでどういう状態になっているか全く記憶がないので、まずは繋いでみて、きちんと4Kが見れるかどうか、を確認したかった、ということで、先に仮設置したのでした。
結局、予想通り、4K接続できない旨のメッセージが表示されてしまったので、思い切って、TVアンテナの同軸ケーブルとHDMIケーブルを全部交換することにした、という流れです。
いずれにしても、けっこう大変な作業ではありましたが、きちんと4Kで見れるようになったし、気のせいか、フルHDレベルもちょっときれいになったような気がするので良かったです。
ちなみに、4K8K対応のHDMIケーブルを繋いでも、それだけで4K視聴できるように自動的には設定は変わりません。
設定メニュー内の「初期設定/リモコン設定」→「テレビ/機器/ビエラリンクの接続設定」→「HDMI接続設定」→「HDMI 4K/60p伝送モード」を「高速(18Gbps)」「通常(10.2Gbps)」「出力なし」の選択肢の中から「高速(18Gbps)」に設定する必要があります。
この設定にしようと選択すると、数十秒間かけて実際に転送可能がテストされ、パスすれば、設定可能になります。
これで4Kをその本来の画質で出力することが可能になります。
このあたりの説明はPanasonicのサポートサイトで確認することができます。
実際の説明ページはこちらです。
まだ本領発揮した動画を見ていないですが、NHKのBS4Kでも十分にその凄さの一端を感じることはできます。
4. 使ってみて雑感
所詮は、というと言い方が良くないですが、TVのレコーダーですので、まあ、こんなもんかな、という感じです。
悪い意味ではなく、ベーシックなところ、想像できる機能、などなどは当たり前にできている、という意味です。
スペック的に新たな部分といえば4K画質というところですが、4Kは本来の画質になればたしかにきれいですが、コンテンツ次第ですよね、楽しめる意味があるかどうか、という点で。
録画予約等に関しては、無料でも最低限の利用が可能なWebサイト「DiMORA」を使うことで、直接レコーダーを触ることなく、PCなどから予約設定などができますが、これは前の機種でも可能でした。
が、ちょっと動作が不安定なところがあったのが信頼性が高くなっているような気がします。
それから、スマホアプリ「どこでもディーガ」ではほぼなんでも可能になっていて、これは本当に便利です。
PC版の専用の無料アプリが存在していない、またはDiXiMの有料アプリを使う必要がある点はちょっと残念ですが、nasneのために導入している「PC TV Plus」がちょっと信じられないほどによくできていて、これで十分と言えます。
「PC TV Plus」は、お持ちでない方がいらっしゃれば、有料でも価値あるアプリだと思いますのでおすすめします。
さて、レコーダーは、もはやマルチメディアコンテンツのDLNAサーバーである、という風に考えたときに、ではどういう違いを感じられるか、という点ですが、今回はPanasonic DIGAから同じPanasonic DIGAへの移行だったので、あまり大きな違いを感じる場面はなく、なるほど、という感じです。
とは言え、当然10年も経っていますので、良くなっているところがたくさんあります。
前の機種との比較で良いところを、通常のレコーダーとしての機能も含めて挙げていくと・・・
- 4K放送を観ること/録画することができる
- メニューの動作がかなりマシな程度に早くなった
- 番組表が少し見やすくなった
- PC TV PlusやデジオンのDiXiM Playといった一般のDTCP-IP対応のアプリで普通に放送をライブ視聴できる
- PC TV PlusやデジオンのDiXiM Playといった一般のDTCP-IP対応のアプリで録画を視聴でき、早送りや飛ばし観等の操作がまあまあマシな程度に早くなった
- PC TV Plusでnasneで録画した番組を一度PCにダウンロードしてから、PC側からアップロードコピー/ムーブすることができる→簡単に本機側でBlu-rayディスクに書き出せる
- スマホアプリ「どこでもディーガ」を使うと初期設定が簡単にできる
- スマホアプリ「どこでもディーガ」でスマホやタブレットでライブ視聴、録画、録画予約などができる
- DLNAサーバーとしても使える上に、レンダラーとしても安定的に使えるので、TVの録画機能で録画されたものやSynologyのNAS DS720+のDLNAサーバーに保存してあるものまで全部洗い出して、再生メニュー内に表示され、標準的なフォーマットで作成された動画であれば再生が可能
そもそもそんなに複雑な使い方は想定していない状態ですので、まだ細かいところまでは分かっていないですが、すぐに分かった範囲では上の通りが良くなったと、ありがたく思える点として挙げられます。
全般にDLNAというかDTCP-IPへの対応が少しは安定的に動作するようになっている点が非常に良いと感じています。
アプリによってはライブ視聴できたりできなかったりとか、非常に安定感がなくよく落ちるとか、録画視聴もちょっと飛ばしたりすると再度再生スタートするまでに異常に待たされたりとか、そういったことが前の機種ではよく発生していましたが、そのあたりの安定感は非常に高くなっているように感じます。
が、とは言え、相変わらずDTCP-IPの完全なる機能発揮には至ってない感じを受けています。
今のところ一番謎なのは、本機で録画した番組をPC TV PlusでPC側にダウンロードコピー/ムーブすることができない点です。
一瞬無事にスタートしたかのようにみえるのですが、数十秒後に停止してしまいます。
いろいろPC TV Plusの設定を調整してみたりしましたが、無理でした。
nasneと本機DIGAとの間でPCを経由してでも録画コンテンツの行き来が自由になれば、どちらかで録画しておきさえすれば、その後は使い勝手や保存のニーズなどに合わせて整理して、必要ならディスクに書き出すなど、自由にして整理が可能な環境が作れるわけですが、まだそこまでは行けていないようです。
本機の側でDTCP-IPに準拠して他のサーバーの録画コンテンツを操作できるかというと、どうやらそれは想定されていないようで、他サーバーのコンテンツについては再生のみが用意されていて、コピー/ムーブなどの操作メニュー自体が用意されていないようです。
上に箇条書きで書いた通り、他サーバーのコンテンツを再生することはかなり自由度高くできるようなので、その点は優秀といえますが。
なんだか結構な金額を出して購入した割にはそんなにすごく変化したわけじゃない、というイメージで、当初捉えていたのですが、正月にゴロゴロしながら食べて飲んで観てをしている中で、いろいろと触る機会もあって、どうやら安定感中心に地道な改善が図られているな、という感じを受けるようになっています。
DTCP-IPにそってすべての機能を安定的に提供できる、かつ、メーカーをまたいで提供できるようにするのは現実的にはかなり難度が高いことだと思われ、どのメーカーもまともに完全版になっていることはない状態になっています。
特にコピーワンス/ダビング10のおかげで、それは困難を極めるものになっていると想像します。
そのせいか、NASをネットワークHDDとして録画場所に設定する機能もほぼどのメーカーの機器からも全滅してしまいましたし、コピー/ムーブ系は一部対応やメーカー内一部機種間でのみ対応などの状態になっています。
これはこれでしょうがないのかな、と思ったりもしています。
そもそも、そんなに繰り返してみたいTV放送、永久保存版みたいにしたいコンテンツはあるのか、という思いが強くなっています。歳ということもあるのでしょうが。
映画などのコンテンツはそもそもサブスクサービスで十分になってきているように思いますし。
私としては、思い立ったら思い立ったところですぐに録画しておいたり、それを再生視聴したりライブ視聴できたり、ということが、自由度高くできること、というのが一番の希望で、その点からある程度進化を感じることはできますし、以前よりかなり自由度は高まっているな、と感じます。
今回はちょっといつものガジェットというのとはちょっと違う紹介になってしまいましたが、これはこれで、広い意味ではガジェットの1つでもあり、広い意味では特化型PCでもあり、最後の楽しみと言えるコンテンツを取り扱う機器ということで、機器的な紹介よりもできること/できないことをさらっと紹介したもの、という感じになりました。
購入したものとしては満足しています。
TVを中心とした動画コンテンツを楽しむ環境が一層整い、便利になりました、という感じです。
抽選の福袋、初めて申し込みして初めて当選した結果で、まずはラッキーでした、と思っています。
古いDIGAは、子供の一人はがまもなく社会人になるため、ひとり暮らしを始めるかもしれない状況で、HDMI入力端子が2つ用意されているPCモニターを使っているので、レコーダーを直接繋いでTV的に使えばいいじゃん、という話をしているところです。
子どもたちはほとんどTVを観ないので、それで十分でしょ、ということで。
今回は面白い経験・新しい勉強をすることができました。
良かったです。