OneOdio Pro50 ハイレゾ ヘッドホンを買いました

OneOdio Pro50 本体1

またまたヘッドフォン・イヤフォンです。

実は、Ankerのヘッドフォン Soundcore Life Q20 を使っていたのですが、書いたとおりで、耳のかぶれのようなもので、カバーしたりしてなんとかやりくりしていたのですが、あまり良くならず、すっかり使わなくなって、いまやかみさんが主なユーザーになってしまいました。

そのため、なんとか耳への負担、というか、耳のかぶれ?への負担が少なそうな、ガッツリ耳を周りで覆ってしまうようなそんなヘッドフォンを買ってみようと考え始め、少し物色して、そうこうしていると当然Amazonさんがおすすめを出してくるので、そのあたりを見ていて、これが目に止まったので、しばらく悩んで、少しセールっぽくなっている時に購入を決めたものです。

もくじ

  1. 概要・スペックほか
  2. 使ってみて雑感

1. 概要・スペックほか

OneOdioという会社のウェブサイトはこちらです。

Pro50の商品ページはこちらです。

Amazonの商品ページはこちらです。(以下引用しますが問題ありましたらお知らせください。)

このヘッドフォンは

  • 🎧【バランスがよく躍動感のある音】Pro10とPro30より、Hi-Resレベルの高音質を実現、50mm特大ダイナミックドライバーを採用し、どこまでも原音を忠実に、音色や音像定位の微細な変化を厳密に再現できる。楽器配置や音の響く空気感といった演奏空間全体を広く見渡すことができ、原音のイメージそのままの音質を実現した高性能ヘッドホン。
  • 🎧【優れた装着感と高い遮音性能】日本製二層の低反発イヤーパッド、厚さ3cmのソフトクッションで、ストレスを感じさせない装着性と高い遮音性を両立しています。ヘッドホンからの音漏れもなく、他人を邪魔せずに高級感のあるヘッドホン。
  • 🎧【片耳モニタリング】片耳モニタリングが可能な90度の反転モニター機構も備えており、日常使いはもちろん、音楽鑑賞、DJ、楽曲制作、ミックス、モニタリングなどに最適です。また、折りたたむことが出来るから付属の収納袋にコンパクトに収納できるため、スペースを取らずに持ち運ぶことが可能です。
  • 🎧【着脱式ケーブル】利用シーンに合わせて選べる2本の着脱コードを付属。1.2mストレートコード、2mカールコード。接続部は24Kゴールドでメッキすることで、最高にクリアな音質を実現しています。イヤーパッドとヘッドホンケーブルは着脱式を採用。簡単に交換が可能なため、長期間メンテナンスして使用できます。
  • 🎧【ステレオプラグ変換アダプタ不要、音楽シェア、】 このヘッドホンのユニークな点としては、3.5mmのステレオミニプラグと、6.35mmのステレオ標準プラグを両方使用出来ることです。ヘッドフォンの左右に分かれて両プラグの差し込み口が配置されています。ここに付属のケーブルを差し込みます。付属の6.3mmステレオ標準プラグは、もう片方が3.5mmになっているので、一般的なTVやPCにアダプタなしで接続可能です。そして、ヘッドホン同士を数珠つなぎに出来ることも挙げられます。PC→3.5mmステレオミニプラグ→このヘッドホン→6.3mmステレオ標準プラグ→他社製ヘッドホンのように出来るんです。つまり、1台の端末に2つのヘッドホンを繋げられることと同意です。

特長

  • 厚さ3CMのイヤーパッドで音漏なく話し声や周りの音がしっかりと遮音され、ほぼ聞こえないくらいの状態になります。
  • 日本製柔らかいイヤーパッド、わりと強めの側圧ながら、ピッタリとフィットする装着感の良さもポイントです。
  • Hi-Res音質と50mm特大直径ドライバー、音の位置やバランスが把握しやすく、空間表現に優れています。
  • 低音から高音まで歪みがなく、低音から高音までバランス良く出力します。
  • 頭の周りで聴こえる適度な音の定位は、各楽器のバランスやニュアンスをしっかりと捉えることができ、スタジオエンジニアやミュージシャン、宅録、リスニング用としても十分に対応するのも納得。
    DJ用、楽曲制作どちらにも超オススメなヘッドホン!Pro-50 Hi-Res
  • OneOdioのProシリーズの中~上位モデルとなります。Pro30の基づいて音質の方はレベルアップ
  • DJ MIXの作成・編集などをするようになった場合でも、クセのない出音でチェック出来て、コスパもかなり高めです

音とグルーヴを楽しむための高解像度ヘッドホン

モニター ヘッドホンヘッドホン マイク有線 ヘッドホン
正確な音の定位レーザーチューニングされた50mmドライバーユニットを搭載し明瞭度の高いサウンド。遮音性を高める丸形状のイヤーカップを採用し長時間使用でも快適なモニタリング。日本製イヤーカップ二層低反発パッド メモリフォーム素材を採用180°回転できるフレキシブルイヤーカップ折りたたみ式 持ち運びに便利、キャリーポーチも付属。DJ用・楽曲制作用にオススメ片耳モニタリングが可能な90度の反転モニター機構。ヘッドホンを首から掛けてモニタリングする際に便利な180度の反転モニター機構を採用しました。
マイク ヘッドフォンヘッドホン 楽器練習ヘッドフォン
Mic in Lineコントローラーで応答/切る、再生/停止マイク内蔵、ゲーミング中にボイズチャット出来る仕様ドライバー口径:φ50mm最大入力:1600mW左側ジャック:φ6.3mm標準右側ジャック:φ3.5mmミニ付属品キャリーポーチ日本語取扱使用書3.5mmステレオミニコード 1.2M6.3mm/3.5mmカールコード 2〜3M

2. 使ってみて雑感

外箱から中身まで写真、下手ですが、紹介します。

普通の、しっかりした外箱です。

しっかりHi-Resのロゴが入っています。当社も書いているとおり、Hi-Resの対応については、JAS日本オーディオ協会の然るべきとろこに表示がされていて、自分で勝手に言っているだけではないようです。

JAS日本オーディオ協会のサイトはこちらです。ハイレゾロゴの使用状況というページで確認することができます。

OneOdio Pro50 外箱表
OneOdio Pro50 外箱表

変に凝ってなくて、普通に下箱と上箱のフタ型のセットの外箱です。

OneOdio Pro50 外箱裏面
OneOdio Pro50 外箱裏面

箱なんて、まあどうでもいいのに・・・。

OneOdio Pro50 外箱斜め
OneOdio Pro50 外箱斜め
OneOdio Pro50 外箱表上面
OneOdio Pro50 外箱表上面

いよいよ蓋(上箱)を開けるとこんな感じ。箱の内側は薄いウレタン?のクッションがひかれています。

ポーチの中に本体、それと別にビニール袋のなかにオーディオケーブルが2本入っています。

それと取扱説明書等の書類です。

OneOdio Pro50 開けたところ
OneOdio Pro50 開けたところ
OneOdio Pro50 蓋の裏側
OneOdio Pro50 蓋の裏側
OneOdio Pro50 中身取り出したところ
OneOdio Pro50 中身取り出したところ
OneOdio Pro50 取説
OneOdio Pro50 取説

オーディオケーブルは2本。両端が3.5mm、つまり「ミニ端子」のボタン1つのリモコンとマイクが付いているストレートなケーブル黒1本と一端が「標準端子」ともう一端が「ミニ端子」の蛇腹?上に巻かれて伸びるタイプのケーブル赤1本が付属しています。

OneOdio Pro50 付属コード1
OneOdio Pro50 付属オーディオケーブル1
OneOdio Pro50 付属コード2
OneOdio Pro50 付属オーディオケーブル2
OneOdio Pro50 付属コード3
OneOdio Pro50 付属オーディオケーブル3

本体です。金属色になっている部分もプラスチックです。

この耳あて部分が、ケンタッキーフライドチキンのビスケットに似た円筒形で、厚みもしっかりしていて、とてもいいです。

OneOdio Pro50 本体1
OneOdio Pro50 本体1

耳あての内側部分にRとLが円周に書かれていて、まあ、そんなに書かなくても、とは思いますが、わかるようになっています。

OneOdio Pro50 本体2
OneOdio Pro50 本体耳あて内側

プラスチックがプラスチック感満載です。

OneOdio Pro50 本体3
OneOdio Pro50 本体外側

耳あて部分も頭あて部分もしっかりしつつ、いい感じのクッション性もある、そんな素材で作ってあります。

OneOdio Pro50 本体4
OneOdio Pro50 本体頭あて部分

伸ばす機構の部分は左右にありますが、そんなに長く伸ばせるようにはなっていない、かな。

OneOdio Pro50 本体5
OneOdio Pro50 本体伸ばす部分

結構小さく畳んだり、柔軟に形を変えられるので、少し場所を食わない、まあ、少しですが、という良さもあります。持ち運びにはコンパクトになる方が良いですし、柄の部分などに負荷がかからないように丸められるのは良いですね。

OneOdio Pro50 本体畳んだところ
OneOdio Pro50 本体畳んだところ

装着感

今回の購入のきっかけもあり、まずは、装着したところの感触です。

私にはちょうどよかったです。

これは、人それぞれ相当程度大きさも形も好みも異なると思われ、一概には語れないことだと思いますので、あくまで私の装着感です。

Amazonのレビューとかだと、頭が大きい方にはちょっときついかも、という記述が見えましたが、たしかに、伸ばせる部分の余裕はあまりない感じでした。

私はそんなに大きい方ではないので、困ることはありませんが、大きめの方にはもう少し頭あての部分の延長ができる方が良いかもしれません。

クッション性の部分はすごく柔らかくて、しかもしっかりしているので、気持ちいいです。

2時間程度の音楽鑑賞や、ついでに映画鑑賞にも使ってみましたが、つけていても全然面倒にならない感じです。

耳あて部分ですが、一般によく見る丸っこい形の耳あてではなく、円筒のような形の耳あてになっています。上手く言えないのですが、ケンタッキーフライドチキンのビスケットのような形というのでしょうか。

耳にあまり当たらず、ガッツリ外側を覆う格好になるので、外耳への負担が少ないですし、接触も少ないと思います。

ということで、装着感はとても良く、満足です。

長時間安心して使えるので、この点はとても嬉しいです。

使い始めて2、3週間でしょうか、今のところ全く問題なし、快適です。

まあ、こんなものですかね。(正直)

価格を考えれば、良いところだとは思うのですが。

これに決めた理由の一つがHi-Res対応、ハイレゾ対応で、期待値が高まっていただけかもしれません。

PCのサウンド、それもオンボードのRealtekのチップを使った音源ではあるので、そもそもそんなに高いレベルの音源ということでもないわけですが。

音楽そのものは、AmazonのPrimeではなく、Amazon Musicが始めている、HD対応のサブスクリプション、ストリーミングサービスを使ってみました。

1か月無料をお試し中です。

当初は、通常の音源のサービスに対して料金を上乗せする形でスタートするはずだったようですが、Appleの無料ハイレゾ化への対抗上、上乗せなしになったようです。

Amazon Music HDは、Windowsだとストアアプリを使うとHDでHi-Res音源の楽曲が聴けるようで、ブラウザからだと対応していないようです。

アプリで聴くと、楽曲ごとに、「音質」=bitとkHz、端末の性能=同じく、現在=同じく、Codecの情報を確認することができます。

で、試してみると、最新の曲、例えばWeekndというよりも、Led ZeppelinやTOTOの曲がたいていHi-Resの24 bit、96 kHzで提供されていて、聴き慣れていることもあり、しばらく聞いてみました。

「音質」はこの曲で提供されている音質、「端末の性能」端末が再生可能な音質、「現在」は実際に再生されている音質、で、Codecはその音源の圧縮等のフォーマット/コーデックを表していると思われます。

Led ZeppelinのアルバムIVの各曲はおよび我が家のデスクトップPCとこれにこのOneOdio Pro50をつないだ状態だと、それぞれ、「音質」=24 bit / 96 kHz、「端末の性能」=24 bit / 192 kHz、「現在」=24 bit / 96 kHz、「Codec」=FLACという表示になります。

「端末の性能」については、もちろん、Bluetoothイヤフォンに変えたりすると変化します。良くて24 bit / 48 kHzくらいでしょうか。

さて、このヘッドフォンで、24 bit / 96 kHzのサウンドを聞いてみると、はい、音の位置や広がりをすごく感じることができます。

さすが、ちょっと違うかな、という感じがします。

立体感というのでしょうか、各楽器の音が出てくる位置がそれぞれ異なる位置になっているのを感じることができる、という感じです。

これ、実は、SennheiserのBluetoothイヤフォン、CX 400BT True Wirelessを初めて聴いた時に感じたやつです。

Sennheiserのときは、圧倒的な印象すらありました。手をのばすとその位置で触れそうなくらいにクリアな立体感があるのです。

ちなみに、SennheiserのCX 400BT True WirelessでAndroid端末、Pixel 5につないで、開発者向けオプションをオンにして、コーデック等を確認すると、aptx、48 kHzと表示されますので、やっぱりこのあたりでもBluetoothにしてはすごく良い音を出す事ができる作りになっているんだなと、SennheiserのCX 400BT True Wirelessの良さも再確認しました。

もう一つちなみに、PCのBluetoothドングルは、以前紹介した「ZAPOOS Bluetooth USBアダプタ」というやつですが、これでSennheiserつないでAmazon Musicアプリで確認すると、「端末の性能」=24 bit / 44.1 kHzとかろうじてCD規格より少しだけ上回るものになりました。

やはりBluetoothの性能もそれぞれかなり違うようですね。

さらにちなみに、Windowsで実際に接続しているBluetoothのコーデックや音源のbit、kHzなどの情報を確実に調べる手がなく、それはiPhoneでも同様、Macだとどうでしょう、調べていませんが、Androidも似たりよったりですが、かろうじて、開発者向けオプションをオンにすると、コーデックとkHzだけ確認することができます。

この辺は、もうちょっとユーザーに見せる方法を考えてもらえれば、と思わなくもないですが、実際に自分の耳で聞いたのが実際でしょ、ということもあり、微妙ですね。

ただ、そういう性能を当てにして高いものを買った時に、実際にどうなのか確認できないのは、残念ではあります。

さて、話を戻して、このOneOdio Pro50ですが、Sennheiser CX 400BT True Wirelessに比べると、といっても、Bluetooth接続のイヤフォン、ただし元の価格だと4倍くらい差がある相手、という微妙な比較ですが、そこまでではないものの、似た感触を持ちます。

ただ、すこし、粗いというか、高音?中音なのかな、ざらついた感じはあります。

すこしキンキンするというのでしょうか、そんな感じです。

悪い意味でのシャリ感が軽くある、というか。

もう少ししっとり落ち着いた感じがあると良いかなと思いました。

このヘッドフォン、モニター用と銘打ってあって、それがどういうことを意味しているのかわかっていませんが、きっとどこかを強調したりといった加工をできるだけしないでフラットな音を出す、ということじゃないかと想像しますが、そういう意味では、クセは強くないんだろうとは思います。

それから低音は確かに作っている感はないですが、少し深みと言うか重みが足りないように感じました。

音に関しては、好みが大きいでしょうし、一概に言えない典型でしょうから、私の印象ということで参考にしていただければ。

そもそも、そんな良い耳ではないのは間違いないですし。

本体ボディや付属品など

本体ボディは、正直、まあ、チャチな感じではあります。

価格を考えれば当たり前、と言ったところじゃないでしょうか。

すぐに壊れそう、とかそういう意味ではないですが、プラスチックの部分などもごく簡単な素材で作ってある感じが否めないです。

ですが、変なバリみたいなものもは全く無いですし、逆に大変軽くなっているので、むしろメリットだと感じます。

そうそう、本当に軽いですよ。これは良いです。

それでなくても頭は重たいのに、重たいヘッドフォンなんて長くしてられません。

軽くて最高です。

耳あてもいいです。ケンタッキーのビスケット型の気持ちいい耳あて。

今のところ、耳もガビガビになったりしていません。快適です。

あと、このヘッドフォンは、2系統の入力を同時再生できるようになっていて、左側に「標準端子」、右側に「ミニ端子」が接続できるようになっていて、それぞれ付属のオーディオケーブルをさせば同時再生するようです。

「標準端子」のケーブルが付いてくるのは面白いですね。

楽器を扱う方には標準だけに標準のプラグだと思いますが、逆に、楽器やその周辺機器からの標準端子での出力を直接出力再生できると思われ、便利です。インピーダンスの問題やらはあるのでしょうが。

同時再生機能は、楽器を扱う方が、楽器の音と別途の音源の音とを同時に聴けるということで、とても便利な機能だと思われます。

いずれにしても、私は同時再生を試したことは、まだないですが。

(実はギターや初心者向けのエフェクターとか持っているのですが、長らく使っておらず・・・。そろそろ再開したいなぁ。)

まとめ

音質最高!ってわけではないですが、とても満足です。

耳が平気、快適ですし、軽くて、長時間使えますし、価格の割にはとても良い音で付属品もきっちりしてると思います。

安くて普通に使えるヘッドフォンとしておすすめできるかなと。

それにしても、Sennheiserすごいですね。高いだけのことはある。クリアさ、立体感、音圧、ぜんぜん違うんですよね。

でも、音って面白いですね、音源ファイルの精緻さも重要だし、有線/無線があり、無線だとコーデックの違いがあり、そして当然最後に耳に届けるデバイスの違いあり、で、本当に音が違って聴こえるというのが。

その中で、音源ファイルの違いはそれなりに大きいと感じた今回の勉強結果です。

合わせて、デバイスの差、も本当に大きいということも。これは音源ファイルの差を乗り越える気もします。

良いものに出会えて、購入できて、勉強にもなりました。