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少々前になってしまいますが、Amazon Fire TV Stickの4K出力をPCのディスプレイに使っているDellの4Kディスプレイに出力して、4Kで映画やドラマを観る、という野望でいくつかご紹介したかと思いますが、そのシリーズの最後のチャレンジです。
ご存知の通り、ディスプレイ含めてPCの環境を4K対応にしても、PCのブラウザやアプリでAmazon Primeビデオを4K画像で観ることはできない、という仕様に、なぜかなっています。
というわけで、Fire TV Stickを直接ディスプレイに出力すれば、4Kで観ることができるのではないか、という野望に燃えたということになります。
で、セレクター使ったりする作戦も実行していたのですが、ちょっとごちゃごちゃしてしまい、別の方法を考えていたのでした。
振り返ってみてみると少し言及していますが、HDMI出力をUSB-Cの画像出力に変換するアダプターって、ほとんど売ってないんです。
反対向きはたくさんあります、すなわち、USB-C出力をHDMIに変換するアダプターの方です。
いろいろ検索して探してみたのですが、なかなか低価格で良さそうなものが見つからず、そんな中、ふっと検索にヒットしたのがこれでした。
正直、意外とお高いアダプターだと思います。
ご紹介します。
もくじ
1. 概要・スペックほか
Amazonの商品ページはこちらです。
MSL FORCEというのは、DW株式会社という会社さんのブランドだそうで、ホームページはこちらです。
ネット販売はAmazon、楽天、Yahooの各公式ショップで行われているようです。
Amazon商品ページからの引用中心にご紹介します。
支障がありましたらお知らせください。
- 【高画質&マイクロUSBポート】MSL FORCE HDMI to USBC Type-C 変換アダプタはHDMI2.0信号をUSB-Cビデオ信号に変換し、HDTVまたはモニターに最大3840×2160の解像度で高解像度のグラフィック画像を提供致します。また、本製品にはマイクロUSBポートが付いており、5V1Aの充電やデーター転送、両方対応可能な故、安定した電源を保証し、画面のちらつきを防いてくれます。※モニターがUSB-C経由でDisplayPort代替モードに対応できるかどうかを確認してください。※マイクロUSBケーブルはご自身でご用意するよう宜しくお願い致します。
- 【高品質な一品】超高速USB C 3.1 GEN2 とプレミアム品質のチップが内蔵されており、また高品質なアルミニュウム合金素材を使用し作られてますので、耐摩擦性や耐火性などにも優れております、故に本製品は安定と長寿命、両方の特性を備わっております。 外部グラフィックカードと同じく、HDTV /プロジェクターやモニター等にスムーズな高解像度ビデオを配信することができます。 ※HDR、HDCP2.2、および3Dも対応しております。
- 【作業効率UP為の2モード】画像をディスプレイと同期させて視覚的な楽しみを与えるだけでなく、コンピューターを2画面ディスプレイで拡張して作業効率を高めることもできます。 ・拡張モード:複数台のディスプレイを1つの大画面として表示します。 ディスプレイ間は、ウィンドウもマウスポインタも自由に行き来。 複数アプリケーションを大きく表示し、異なるファイル間のコピー&ペーストも快適に。 ・ミラー(複製)モード:パソコン本体のモニターと同じ画面を映します。 (例)モニターの小さなノートPCの画面を、プロジェクタや大画面のディスプレイへ出力することができます。 ※モード切替する際は【Windowsキー + P】を押してください ※本製品は映像(拡張モード)(ミラー(複製)モード)のみ対応しております、音声対応はしておりません。
- 【使用・接続方法&幅広い互換性】本製品をノートパソコンなどのHDMIポートに接続し、もう片方アダプター【USB Type-C側】 3.1 GEN2ケーブルまたはThunderbolt3ケーブル to【USB Type-C】のケーブルに繋いてご使用ください。MacOS、Windows 7、Windows 8、Windows 10、Windows 11、Linuxなどの複数のオペレーティングシステムをサポートします。 ドライバーを必要とせずにプラグアンドプレイです。【HDMI側 対応機器】ノートPC、デスクトップPC、テレビBOX、PS5、Xbox Switch【USB Type-C側 対応機器】Nreal Air、Rokid air ar glasses、DELL、LG、BENQ、LENOVO、AOC
- 【注意事項】本製品をモニタに接続してモニタに映像が映し出されない場合は、 USB Type Cポートが映像入力に対応するかをご確認ください。【USB Type-C側】 3.1 GEN2ケーブルまたはThunderbolt3ケーブルが必須、且つ本製品とのしっかり接続が必須。本製品にマイクロUSBケーブルでの電源供給が必須です。 HDMI端子は変換コネクタなどを介さずに直接ソースに接続してください。直接ではない場合は動作不良の原因となります。* デバイスプロトコルが異なるため、このアダプターはポータブルモニターをサポートしません。 * Lg 5k、apple xdrと互換性がありません。* 双方向ではなく、HDMIオスからUSB-Cメスコンバーターケーブルのみ、ビデオ信号はHDMIからUSB-Cディスプレイにのみ転送できます。
2. 開封と実物紹介
できの悪い写真でいくつか実物を紹介。
想像以上に小さいパッケージで到着。
配送パッケージの中もビニールパッケージです。
ビニールパッケージの裏面に安心の日本製で安心の保証がついていることがしっかりうたわれています。
同封されていたペーパー類です。
他の変換ケーブル等の紹介ペーパーです。
そしていよいよ本体。
まあ、変換アダプターですので、シンプルです。
USB-C出力側です。
アダプター部分が意外と大きいです。
HDMI側のケーブルです。
給電用にMicroUSBがあります、側面に。
変換アダプターですので、簡単な構造です。
側面に給電用のMicroUSBポートがあるのがちょっと・・・、ですが。
3. 使ってみて雑感
- HDMI出力を4KでUSB-C画像出力に変換可能
これが目的ですので、大事なところですが、バッチリです。
- DellのPCディスプレイにバッチリ出力成功
それが機能なので・・・。
でもきれいに写ってよかったです。
4Kってたしかにきれいなんですよね。
- 字幕が出る瞬間の一瞬画面がチラつく
実は、結構残念なことが。
チラつくんです、ほんの僅かの一瞬ですが、はっきり。
字幕が出る都度発生するので、洋画を字幕で見ていると、終始チラついてしまうことに・・・。
このアダプターに支障があるのか、よくわかりませんが、少なくともこのアダプターを使わないように接続すると発生しないということは事実です。
これに使っているケーブルが悪いのか、なにかたまたまの組み合わせの問題なのか・・・。
いろいろなケーブルやディスプレイ等々で試してみないとわからないかもしれません。
字幕なしならバッチリなんですが・・・。
字幕ってなにが特殊な処理してるんですかね。
昔の映像に完全に絵として字幕が埋め込んであるタイプであれば支障ないのではないかと想像しますが、最近は、字幕の文字(フォントや色)や出てくるタイミングなどが個別に操作できる対象になっていますし、完全に動画とは別処理で二重に表示しているようなものになっているのだと思われ、この辺がなにか引っかかるのか。
といっても、このアダプターに問題があるとも思えず、なにか相性とかだと思います。
すべてのパターンを調べたりできないので、我が家の現在の機材や環境では、字幕ありのものは見ずらい、ということで、一旦終了です。
いやいや、残念です。
完璧に思えたこの企画。
ちょっと謎は残りますが、いろいろ考え直すとここまでしてPCディスプレイで4Kで観ないといけないのか、という気もしてきますし、この研究的な旅は一旦終了です。
とはいえ、この変換アダプター、作りも大変綺麗、しっかりしていて、さすがの日本製、という感じです。
また別の変換でお世話になることもあるかも。
ありがたいですね、こういうニッチなものも市場に出していただけて。
感謝です。