Kyash Cardが届いた!

Kaysh Card 実物

KyashさんのKyash Cardがようやく届きました。といっても届いたのは4/11です。このBlogの立ち上げに手間取ってしまい、最初の記事はKyashにしようと思っていて、時間が取れないまま1か月たってしまいました。

申込みが可能になったその日のかなり早い段階で、本人確認まで含めて申込みを完了させていたので、随分と待ちましたが、待った甲斐があったかどうか、実物を見てと使ってみての使い勝手などをご紹介します。これまでの旧カード(Liteに名前が変わっています)と何が違うのでしょうか。

実物が冒頭部分の写真です。裏面もご覧に入れたいところですが、ちょっと怖いので控えます。

そもそも、KyashのサービスとKyash VISAカードって、ご存知でしょうか。私が知ったのはサービス始められてから随分たってからだと思いますが、それでも、キャッシュレス決済がここまで騒がれるようになるかなり前のことです。その時は、一時的にクレジット/デビットカードからのオートチャージがストップされていたように記憶しています。そこから、色々と工夫をされて、今のサービスに至っています。特徴は、

  • スマートフォン端末1台のみで有効になる、アプリを使ったウォレット型サービス
  • ウォレットに紐づいたVISAカードを発行して決済に用いる
  • VISAカードは、自由度の高いKyash Card、利用限度等の制限が少し厳しいKyash Card Lite、オンライン専用でバーチャル発行のKyash Card Virtualの3種類
  • VISAカードが使えるお店等であればほぼ利用可能
  • Kyash Cardが1%、Kyash Card LiteとKyash Card Virtualが0.5%のポイント還元あり(利用確定の数日後に自動的に還元)
  • ポイントは簡単な操作でウォレットのキャッシュ残高にチャージ可能
  • 銀行口座と直接紐付ける機能はないため、口座からのチャージや口座への払い出し(振込)の機能もない
  • ウォレットへのチャージは、クレジットカード、デビットカード、セブン銀行ATM、コンビニ、Pay-easy(ペイジー)から
  • カードは6枚(だったかな)まで登録可能
  • 登録カードのうち1枚を自動チャージ用に設定可能で、随時変更可能
  • 利用者のウォレット間で送金が可能
  • 発行したKyash CardをGoogle PayまたはApple Payに設定することが可能で、QUICPay+が使えるお店などで利用可能
  • パスコードや指紋認証等でのアプリロックが可能
  • 各Cardの1回あたりの決済限度額や月当たりの限度額を随時変更可能
  • カードの利用ができないように一時的にロックしたり、オンライン決済のみ一時的にロックを掛けたり、海外の実店舗での利用にのみ一時的にロックを掛けたりが可能

といったところでしょうか。色々な使い方ができると思うのですが、私は、手持ちのクレジットカードやデビットカードをくるんでいる外側のカードのような感覚で使っています。利用の都度、必要に応じて自動チャージのカードを変更できるので、基本的に持ち歩くカードはKyash Card1枚にして、それぞれの支払いの場面で実際に支払いに使いたいカードに自動チャージを変更することで、自在に本当の支払い方法をコントロールできます。
そして、なんと言っても、普通に使っているだけで、チャージもとのカードと別に、0.5%~1%の実質キャッシュバックがあることが大きいです。いわゆる2重取りの状態。また、キャッシュレス・消費者還元事業の対象の支払い方法になっていますので、その点のぬかりもないです。

今回の新しいKyash Cardは限度額等の上限がかなり大きくなったので、ちょっとした大きめの買い物でも困ることはなくなりました。Liteですと、日常使いしていると意外と上限が心配になる場面があります。
唯一残念なのは、3Dセキュア(本人認証サービス)には対応していないことでしょうか。近頃はオンラインでの利用では求められる場面も増えてきているため、そういったお店では利用できないことになります。
また、例えば、d払いでの支払いカード登録は3Dセキュアが必要ですので、利用不可、PayPayでは確か登録はできても、3Dセキュアで確認していないカードでは、金額の制限がきつかったかと思います。こういったところで3重取り位を狙う作戦には使えません。(PayPayはそもそも一般カードの自動チャージはなかったでしたっけ)
Amazonでは普通に利用可能です。楽天でも大丈夫でした。mineoではそもそもデビットカードでの毎月支払いもかなり制限があるようですし、やはり登録できませんでした。docomoのサブスクリプション系のサービスの支払にも登録できませんでした。

その他、私は結構利用しているGoogle Playでの支払いには使えない、少なくとも、サブスクリプションサービスの月払いの支払いでは、承認がされないようで、このあたりもしょうがないものの、ちょっと残念なところでしょうか。連続定期的な支払いについては、この手のカードは使えない所も多いので、やむを得ないところではありますが。
ちなみに、PayPalにはKyash Cardの登録が可能で、きちんとPayPalコードの認証ができるので、PayPal支払いで自由に利用可能です。で、Google Playでの支払いにはPayPalが使えますので、実質的にはGoogle Playでの支払いにも利用可能ということになります。そこまでこだわるのも趣味みたいなものですが・・・。

いや、1%は大きいです、チリも積もればです。

引き続き、使ってみてわかったことなどもご紹介したいと思います。