前回の記事の通り、iPad miniを購入して、その便利さ、使い勝手の良さに、読んだり調べたり観たり聴いたりを手軽にやる場面ではほぼこれだけ、という状態になっています。
ということで、当然ながらスタイラスペンというのでしょうか、タッチペンというのでしょうか、を試してみようと思い、1つ試しに購入してみたのでご紹介です。
もちろんApple純正Apple Pencilを試してみたいところですが、いやー、ちょっと高すぎですよね。
実は、かつて短い時間でしたがApple派に乗り換えたことがあり、久しぶりに新しい無印のiPadがApple Pencilに対応して登場したときに、思い切ってセットで購入したことがありました。
でも、それほど筆記しやすいということでもなく、そもそも、創造性も技術もないおっさんが必要なものでもないという単純な事実で、ほとんど利用されないまま、Androidに戻ることで、自然とお別れになったのでした。
再びApple Pencilを試してみるということも考えなくはないですが、前の経験を考えると、なんにせよ世の中には似たようなものがたくさんあるようなので、それを試してみれば良いと思いついた次第。
Amazonで検索してみると、出てくる出てくる。どれも似たような中国製と思われるものです。
レビュー探偵やサクラチェッカーを利用してチェックしてみると、まあひどいひどい。どれも軒並みひどい点になります。あまり差がない状態。
ということなので、価格と直感で決めるくらいしかないということで、結局、何かに惹かれてこれになりました。
ちなみに、Amazonで各商品の価格変動なんかを簡単に確認できるようにするKeepaという拡張機能ご存知でしょうか。Firefox、Opera、Chromium版Edgeにも対応しているようですね。
過去の価格(新品や中古それぞれ)の推移がグラフィカルに見えたり、特別な登録なしに、指定した価格になったら通知が来るように設定したり、と大変充実した機能が無料で提供されています。Amazonでの買い物には必須の拡張機能だと思います。
これで見ると3,000円以上のときもあるようですが、その場でクーポンもあったりして、そこそこ安い価格で出ていたこともあり、これにしました。
類似の中国製と思われる商品の中では、少しだけ安いのと、しっかりしていそうだという直感で決めました。
もくじ
1. 概要・スペックなど
正直、Amazonの商品サイトに記載されていることしか、わからないですねぇ。文字で紹介されているところをまんまコピペします。問題あるのかな。
【手をついたまま書ける「パームリジェクション機能」搭載】:このタッチペンは最先端の技術「パームリジェクション機能」を搭載、手をアイパッドの画面に付けたことによって誤反応が生じたり、ペン先が反応しない等といったストレスから解放してくれ、作業中手の位置について心配する必要がなく、スムーズに書くことができて、より紙に書くときに近い感覚を与えます。(ご注意:高感度で動作するために、厚さは0.33mm以上のガラスフィルムをお避けてください)(※ご注意:本製品を使用前に、iPadで「設定」→「メモ」→「Apple Pencilのみで描画」をオフにしてください。)
【最新POM極細ペン先、操作性や耐久性が革新】:Adrawpenタッチペンのペン先は耐摩耗性や自己潤滑性に優れているドイツPOM樹脂素材を使用、従来の素材より書き感度が高く、摩耗に強く、画面を傷つきにくい特徴があります。また、ペン先は1mmの極細仕様で、実際のボールペンのようなスムーズで自然な書き心地となるよう開発されます。ボールペンのような書き味で扱いやすく、文字書きやお絵描きなどの細かい作業にピッタリです。
【操作簡単&ライトニングUSBポートに対応】:Bluetoothや難しいデバイスの接続やAPPの使用は一切なし、磁気スイッチでipad右側の中央の磁気位置にかざすだけで手軽にペンをオンオフすることができるから操作が超便利、電子機器が苦手な方でも簡単に使用できます。また、電池交換が不要な充電式。同梱USBケーブルで充電ができます。ライトリングUSBポートなので、付属のケーブルが忘れた場合は、iPad専用のケーブルで充電することもできますので、外出にも楽々です。
【最大で24時間の連続使用可能&5分間電源自動オフ】:大容量のバッテリーがタッチペンに内蔵されており、一回フル充電で、最大約24時間の連続使用が可能です。更に、5分間の充電で約半時間使用できる高速充電機能が付きます。また、5分間操作しない状態が続くとオートスリープ機能が働き、電源の消し忘れも防げるからバッテリーの節約に役立ちます。
【製品仕様&対応機種】:素材:アルミニウム(ペン本体)、POM樹脂(ペン先)、本体の長さ:約15cm、本体直径約:1cm、重量:約18g。【パッケージ内容】:スマートタッチペン1本、Lighting充電ケーブル1本、替え芯1枚、ピンセット1個、ペンケース1個、日本語取扱書1枚。【対応機種】:●iPad (第 6 世代)、iPad (第 7 世代)、iPad mini (第 5 世代)、iPad Air (第 3 世代)、iPad Pro 11インチ、iPad Pro 12.9インチ (第 3 世代)、iPad Pro 11インチ (第 2 世代)、iPad Pro 12.9インチ (第 4 世代)及び2018年以降の全てのiPad新機種。(ご注意: iPadのシステムがios12.2以降或いは最新のバージョンにアップデートする必要があります。)
ペン先ですが、たしかApple Pencilは可動部がないというか、硬いペン先があるのみだったと思いますが、これは、黒いペン先は硬いのですが、白い部分から黒い細いペン先の棒が出ているような構造で、この棒がバネのような構造で少しだけ引っ込むクッションのような構造になっています。これで圧の変化を認識させているのか、細かいことはわかりませんが。
2. 使ってみて雑感
絵心もまったくなく、4つ足の動物描かせたら、どれも同じ絵になるような認識、表現能力しかなく、創造性に至っては、なにか根本的な欠陥でもあるのではないかと自分で心配になるほどのダメさ加減なので、使い方としては、メモ書いたり、ポンチ絵的なこれもある種のメモですが、その程度になります。
その範囲では、全く悪くないものだと思います。細かいものは当然書きにくいですが、ざっくりとしたものを書き留めるには、十分な機能です。
ただ、1つ前提があって、iPadのガラス面に貼る保護フィルム、保護シートですが、これをペーパーライクのものにしてあげないと、ガラス面でカツカツしますし、滑りすぎて書きにくいことおびただしいです。
そこそこお高めではありますが、アンチグレアのペーパーライクの保護フィルムを貼ってあれば、まあまあの書き味になります。
あとは、パームリジェクションなんてかっこいいこと書いてますが、要するにペン先以外に手が画面についていても、それには反応しないという仕組みで、これはどのペンを購入するにしても必需機能だと思いますが、一方で、体のほうがどうも慣れないので、紙とペンを使っているときと全く同じ感覚で手を付けて書くということがなかなか自然にできない、ということがあります。
慣れてくれば自然にできるようになると思いますが。
このあたり、しばらく活用してみての評価かな、と思います。
ということで、私レベルにはそこそこ使えるものだということがわかりました。しばらく活用するつもりです。
もちろん、絵を書いたり、漫画・アニメ書いたり、といったことができる方には、全く次元の違う話になると思います。しっかりしたものが必要になるんだと思います。
ちなみに使っているノートアプリは、デフォルトのメモ、GoodNotes 5など、その他含めて有料、無料のものをいくつか試して、(というか以前買っていたものもあり、)結局、Notabilityというシンプルな画面構成になっているアプリを利用しています。
GoogleのKeepも好きなのですが、どうもペンとの相性なのか、ちょっと書きにくくて、手書き用には使っていません。
最近、頭が良い方の整理されたわかりやすい資料を見るたびに、図解思考、なんてことを考えることが多くて、そういう場面で生きるかな、という、そんな気持ちです。
Apple Pencilほど高価なものじゃないものなら使ってみたい、という方にはこの手のPenはそこそこ使えるものだと思います。