この度、HVUYAL スマートカバー for MatePad Paper という保護ケースを購入しました。
HUAWEIのMatePad Paperに対応するTPUの保護ケースです。
これを買うことにした理由から背景、その点含めたHUAWEI MatePad Paperの再評価もご紹介したいと思います。
もくじ
1. 概要・スペックほか
Amazonの商品ページはこちらです。
以下に引用などでご紹介します。
と言っても、大した情報はありませんが。
支障がありましたらお知らせください。
HVUYALすぐに買い得ができる高品質の製品です。
製品の特徴
美しくシンプルなデザイン、優れた耐久性
高い防塵、耐衝撃性等が持っています。
ケースを装着したままで イヤホンや充電コネクターの接続、タッチパネルの使用など操作性も確保しております。
※ 初期不良対応:
初期不良の場合、当店にご連絡くださいませ、当店は是非満足させて対応いたします。 万が一、問題がございましたらご連絡を頂けると迅速に対応致します。お客様にご満足頂けるよう精一杯頑張ります。描述
- 【対応機種】:HUAWEI MatePad Paper 10.3インチタブレット
- 【商品材質】:高品質TPU、魅力的な外観、手触りが一番良いです。
- 【精確的なデザイン】:専用設計ですから、ケースをつけたまま各端子とボタンの操作が便利にできます 分断良い、各ポート、キーの使用を便利になります
- 【全面の保護】:高品質のTPU素材を採用して、磨耗に耐え、滑り止め防塵、分裂防止などの全面の保護を提供します。落ちることでもたらす衝撃力を吸収できるから、壊されないケースである。
- 【製品保証】: 万が一、問題がございましたらご連絡を頂けると迅速に対応致します。お客様にご満足頂けるよう精一杯頑張ります。万がお問い合わせ内容に応じて代替品交換または返金が可能です。ご安心して購入ください。
2. 開封と実物紹介
できの悪い写真でいくつか実物を紹介。
シンプルなパッケージです。
ビニール袋に形を維持するためのスポンジみたいなやつとイメージ理解するためのタブレット写真の紙が中に詰められたクリア透明の保護ケースが入っているだけです。
下半分のところに物が置いてありますが、特に何かあって隠しているわけではありません。
MatePad Paper本体になにやらシリアル番号らしいものが書かれたシールが貼られているので、面倒なので隠させていただいたものです。
背面というか、保護ケースの本体としては、きれいにツルッとした面になっています。
角の部分が強化されています。
下の面、USB-Cの充電口とスピーカーがありますが、いずれもきちんと穴が開けられています。
上の面には指紋認証リーダーを兼ねた電源ボタン、マイクと思しき穴、スピーカーがあり、これもきっちり穴が開けられています。
右面には、もともとスタイラスペンが強力磁石でくっつくようになっていますが、このケースを付けたままでもペンがくっついていられるようになっています。
磁石がかなり強力なものなんだろうと思います。
ペンの端の上の部分にボリューム上下ボタンがありますが、ペンをつけたままだと非常に操作しづらいので、端末としては外して使う前提といった感じでしょうか。
そうそう、このHVUYAL というメーカー?ブランド?、見たことあるな、と思っていて、ちょっと振り返ってみてみたら、以前、HUAWEIやSennheiserのイヤフォンのケースの保護ケースを紹介したときの、そのケースのメーカー/ブランドと同じでした。
こういった、シリコンやTPUなどを使った保護ケースなどを作っている会社ということなんですかね。
この保護ケースは、角がしっかりした作りになっているところが特徴だと思いますが、それ以外では標準的なクリアタイプの保護ケースだと思います。
柔らかい素材ではなく、それなりに固めのしっかりした素材になっています。
長時間使うと黄ばんでくるタイプかもしれませんが。
3. 使ってみて雑感
- TPU素材、角は補強済でしっかり保護
- きれいな透明
- ボタンや差込口などピッタリでズレなし
- 取り付け取り外しが簡単、かつ外れにくい
タブレットやスマホの保護ケースですから、まあ、特にどうということもないですが、角の部分を見れば、それなりにきちんと保護することを目指したものだと思われ、好感は持てます。
- 素材としては、そこそこサラッとしつつそこそこ滑りすぎず
- 硬さもまあまあ適度
- 右面のスタイラスペンを取り付ける部分がわざと少し薄めに作ってあって、しっかりペンがくっついていられる
- ボリューム上下ボタンは覆われているものの操作感は変わらず
結構持ちやすいです。
何もつけていないときとあまり操作感が変わらないのが良いです。
- 少し厚くなる
- E-Ink面が丸出しで少し保護面で気になる
少し厚くなっちゃいますが、これはしょうがないです。
E-Inkの面が丸出し、というのも、これは当然しょうがないです。
バッグに入れて持ち歩いたりしていますが、特に問題になるようなことはなさそうです、今のところ。
さて、今回、HUAWEI MatePad Paperの保護ケースを購入したわけですが、そもそもMatePad Paperには立派な保護ケースと言うか手帳タイプのケースが付属していますので、なんで?ということになりますが、それはひとえに、立派な手帳タイプのケースが邪魔で、使い勝手を著しく低下させる、と私は感じているからです。
特にスマホの場合そうですが、なんで手帳タイプを使いたいのでしょうか、私にはちょっとわかりかねるものです。
サクッと持ち上げてすぐに使えることが特にスマホの場合の重要な要素だと思っています。
わざわざ手帳みたいな表紙を開けてから使うのは、無駄が多いというか、単に邪魔くさいというか、そういうふうにしか思えないのです。
今回、HUAWEI MatePad Paperを使いはじめて、最初は手帳タイプのケースをつけていたのですが、スマホどころじゃない縦横大きめの端末ですので、手帳の表紙を開けるのも一苦労と言うか、ひと手間です。
しかも開けた表紙の蓋のところが邪魔です。
しかも、蓋を閉じておくための強力磁石のバンドが磁石のせいで置く場所によってはピッタリくっついて動けなくなって、ほんとに邪魔になります。
狭い電車の中で取り出して、その時点で結構手間かかってるわけですが、さらに表紙をめくって、とやることを考えると、30分程度の通勤時間にわざわざ取り出すのも面倒、という風に考えてしまう、その言い訳みたいな理由になってしまいます。
電車の中でスタイラスペンが外れてしまうとそれはそれでさらに面倒ですし。
家の中ならそこまで開けること自体に面倒はないですが、読書となると、ほんとに邪魔になります蓋の部分が。
ということで、基本に立ち返って、裸族での運用も考えたのですが、やっぱり少し心配で、結局、こういった一般的な保護ケースを購入した、というわけです。
iPadみたいな風呂の蓋タイプはそんなに邪魔にならないので、それもいいかなと思ったのですが、見つかりませんでした。
こうしてみると、風呂の蓋タイプと手帳タイプは、単に蓋のところが1枚板なのか折れ曲がるか、の違いということになりますが、使い勝手的には大きな違いだと気づきます。
実際、このケースに変えてから、電車の中中心にスキマ時間の利用が増えました。
ちょっとした本を斜め読むのにスキマ時間が使いやすくなりました。
HUAWEI MatePad Paperの評価を再び
今回、シンプルな保護ケースを使うようにしたことで、上に書いた通り、使う機会が増えました。
読書用、コミック用端末として、使いやすくなったと自分では思っています。
では、それ以外の用途ではどうか、などなど、HUAWEI MatePad Paperの現時点での評価ですが、今は以下の通り受け止めています。
- HUAWEIということでGSMに対応できないことはやはり痛い。
- デフォルトのHUAWEIのAppGalleryで入手できるアプリはほとんどなく、そのままでは用途の広がりがない。
- HUAWEIのブックストアが用意されていて、電子書籍が購入でき、リーダーアプリも付いているが、これだけAmazonのKindleの利用が一般化している中で、かつ、将来利用が停止されてしまうリスクを取ってまで、新たな電子書籍ストアを使おうとは思えない。(実際、業務停止した結果、購入した電子書籍が読めなくなってしまう、という事件も発生しているようですし。)
- メモアプリとスタイラスペンの利用は、たしかに便利な部分もあるが、紙とペンにはまだまだ勝てていない。
- 多少アプリの広がりを目指すなら、Petal検索というやつで、ネットにいくつかあるいわゆる野良アプリ提供サイトを利用することで、アプリの追加が可能になるが、結構手間がかかる。
- メーラーは付いているが使い勝手は良くないし、カレンダーアプリもGoogleアカウントのカレンダーの複数レイヤーには未対応で中途半端。
- 操作性などの点からは、E-Inkという特性とメモリが4GBなどのミドルスペックという仕様とが相まって、動きはキビキビではないし、独特の白黒画面で文字の判読ができなくなるケースも多々あり、アプリの広がり、利用の広がりも限界がある。
- それなりの画面サイズを求めるとこのサイズは快適である一方、結局大きくなって重くなってしまい、携帯性や使いやすさはそれなりに犠牲になっていて、例えばKindle Paperwhiteを使うときの軽快さには及ばない。
- 最大のメリットは、大きい画面で、コミックが読みやすい、活字も見やすいこと。
- 逆にこの点は大変大きいメリットであり、これがすべてと言ってもいいかもしれない。
- これを活かすとなると、やっぱりKindleアプリがデフォルトで存在することが期待されるし、それ以外にも主要な電子書籍サイト・アプリには対応してほしい。
- ちょっと細かいことを言えば、Wi-Fi接続の安定感が素晴らしい、本当にこれは高い評価を与えられる。
- 読書からの寝落ちが基本なので目覚ましは必須であり、目覚ましアプリとロック画面での目覚まし解除の機能がほしい。
若干、厳し目な感じに見えるかもしれませんが、そうでもないです。
ただ、この価格だともう少し求めたくなるのは当然だと思う、そういうバランスだと思います。
保護ケースの記事ではありますが、保護ケース自体の評価は別に大した中身にならず、言ってみればこれを使うことになった理由や背景、そして、HUAWEI MatePad Paperそのものの意味合い、評価をあらためてご紹介した形になりました。
やはり価格対比でもう少し求めたくなる、そんな端末だと思います。
使い方によりますが、この保護ケースにしたことで、読書端末としての役割は果たしやすくなったので、使う頻度が増えてきています。
それはそれで良かったと思っています。
やっぱり、年をとるということは読書との関係が深まる、深める、そういうことだと日々感じるようになっています。
少し高くても良いので、色んな意味で目に優しい端末が良い、保護ケースでの強力な端末保護はそこまで求めていない、使いやすいのが良い、そんな電子書籍リーダーをお探しの方には、HUAWEI MatePad Paperとこの保護ケースをおすすめします。