Androidスマートフォン Google Pixel 3 XLを愛用中

Google Pixel 3 XL 正面

Android OSの端末ユーザーです。

AppleのiOSやiPadOSは素晴らしいと思います。あのハードとOSとが組み合わさって最強のユーザー体験をもたらすものだと思います。直感的な使いやすさを筆頭に完成度の高さには眼を見張るものがあると思っています。

実際にiPhoneやiPadを使っていたこともあります。iPhoneについては、もともとiPodのユーザーだったこともあり、かつてソフトバンクがキャリアとして初めて販売を始めた時に、あまりのiPhoneの使いたさに、長年のdocomoユーザーの立場を捨てて、乗り換えたものです。

当時のソフトバンクの回線は、今、MVOキャリアとして苦戦している某社同様、なかなか使えないものでしたので、結果としては比較的短期間でソフトバンク回線もiPhoneも手放して、docomoに戻って、最初のGalaxyに乗り換えたのでした。

数年前も、家族のAppleユーザー化が一気に進んで、私も、と何の迷いかiPhoneとiPadに乗り換えたことがあります。docomoで。しかし、結局、Androidに戻ってきてしまいました。

ということで、現在も私はAndroidが好きで愛用しています。

湯水のように使えるお金がある方ではないので、結構きっちりとdocomoの2年分割の割引を活用して乗り換えてきていて、ざっと思い出すと、Galaxy S、Galaxy S3、Galaxy S5、Xperia Z3、Xperia Z5、Galaxy S8等々、若干記憶が曖昧ですが、乗り換えてきています。

特に、Xpeia Z5のあたりから迷走が始まって、短期間のうちに、Galaxy S8に買い替えたり、そのあとに一瞬iPhone8が入ったり、とありましたが、久しぶりに長期安定利用、愛用しているのが、Pixel 3 XLになります。

もはや、古い端末と言ってもいいと思いますので、細かい紹介してもしょうがないので、簡単に。

もくじ

  1. 概要・スペックなど
  2. 使ってみて雑感

1. 概要・スペックなど

Google Storeサポートサイト
https://support.google.com/pixelphone/answer/7158570?hl=ja
より

オペレーティング システムAndroid 9(Pie)1
ディスプレイ6.3 インチ ディスプレイ
QHD+(2,960 x 1,440)フレキシブル OLED、523 ppi
18:5:9
Corning® Gorilla® Glass 5
常に表示状態のディスプレイ
この曲なに?
スーパーハイ コントラスト比: 100,000:1
ブラックレベル
24 ビット フルカラー(1,677 万色)
HDR サポート(UHDA 認証)
カメラ背面カメラ
12.2 MP
1.4 μm
オートフォーカス、デュアル ピクセル位相差検出
光学式および電子式手ぶれ補正機能
スペクトル センサーおよびフリッカー センサー
絞り値 f/1.8
視野: 76°
背面カメラ(動画)
1080p(30 fps、60 fps、120 fps)
720p(30 fps、60 fps)
4K(30 fps)
前面カメラ
8 MP 広角および標準カメラ
広角: 絞り値 f/2.2、視野 97°、固定フォーカス
標準: 絞り値 f/1.8、視野 75°、フェーズ検出によるオートフォーカス
前面カメラ(動画)
1080p、30 fps
720p(30 fps)
480p、30 fps
プロセッサQualcomm® Snapdragon™ 845
2.5 GHz + 1.6 GHz、64 ビット オクタコア
Adreno 630
Pixel Visual Core
Titan M セキュリティ モジュール
メモリとストレージメモリ
4 GB LPDDR4X RAM
ストレージ
内部ストレージ: 64 GB または 128 GB2
写真と動画を無制限に保存できるオンライン ストレージ3
サイズと重量長さ: 158.0 mm4
幅: 76.7 mm4
高さ: 7.9 mm4
重量: 184 g4
Just Black
Clearly White
Not Pink
メディアとオーディオデュアル前方放射型スピーカー
マイク x 3
ノイズ抑制
Bluetooth 5.0 + LE
ワイヤレス HD オーディオ(LDAC、Qualcomm® AptX™ / AptX HD™ オーディオ コーデック)に対応
USB-C™ ポート(Pixel USB-C イヤフォン用)
Pixel 3 の付属品を参照
ヘッドフォン アダプター(3.5 mm 差込口を Pixel に接続)
電池3,430 mAh 電池
USB Type-C 18 W アダプター、USB-PD 2.0 対応
18 W 急速充電
ワイヤレス充電(Qi 認証充電器で動作)
15 分の充電で最長 7 時間使用可能6
無線と位置情報無線
Wi-Fi 2.4 GHz + 5.0 GHz 802.11 a/b/g/n/ac 2×2 MIMO7
Bluetooth 5.0 + LE
NFC
eSIM(一部の地域でのみご利用いただけます。詳しくは、ご利用の携帯通信会社にお問い合わせください)
Google Cast
位置情報
米国、プエルトリコ
GPS
GLONASS
ガリレオ
その他の国
GPS
GLONASS
北斗
ガリレオ
ネットワーク世界各国のネットワークと携帯通信会社に対応:8
GSM / EDGE クアッドバンド(850、900、1,800、1,900 MHz)
CDMA EVDO Rev A: BC0 / BC1 / BC10(日本の SKU を除く)
WCDMA: W1 / W2
FDD-LTE: 対応バンド⁷ 1* / 2* / 3* / 4* / 5 / 7* / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25* / 26 / 28 / 29 / 32 / 66* / 71
TD-LTE: 対応バンド 38* / 39 / 40 / 41* / 42 / 46
最大 CAT 16(1 Gbps DL / 75 Mbps UL)、5x DL CA、4×4 MIMO、LAA、256-QAM DL、64-QAM UL に対応(携帯通信会社の対応状況によって異なります)
日本の SKU では FeliCa もサポートしています。
センサーActive Edge™
近接センサー、周囲光センサー
加速度計、ジャイロメーター
磁力計
Pixel Imprint: 本体背面の指紋認証センサーで簡単にロック解除
気圧計
Android センサーハブ
高度な X 軸接触センサーがよりシャープで明確なレスポンスを実現
ポートUSB Type-C™ USB3.1 第 1 世代
シングルナノ SIM
USB Type-C と USB-C は USB Implementers Forum の商標です。
材質アルミ製フレーム(ハイブリッド コーティング加工)
背面ソフトタッチ ガラス
IP68 規格に準拠した防水、防塵性能9
Corning® Gorilla® Glass 5
その他Daydream 対応
補聴器互換性の評価: M3/T3 HAC10
https://support.google.com/pixelphone/answer/7158570?hl=ja

docomoが発売したものを購入したので、ストレージは128GBしか選択肢がありませんでした。

外部ストレージは使えません。(SDカードのスロットがありません。)

海外版は、eSIMに対応しています。日本国内版は、eSIMの代わりにFeliCaに対応しています。

OSは発売当初はAndroid 9.0 Pieですが、2019年のAndroidバージョンアップのAndroid 10になっています。

Google Pixel 3 XL 正面2
Google Pixel 3 XL 正面2
Google Pixel 3 XL 側面上
Google Pixel 3 XL 側面上
Google Pixel 3 XL 側面左
Google Pixel 3 XL 側面左
Google Pixel 3 XL 側面右
Google Pixel 3 XL 側面右
Google Pixel 3 XL 側面下
Google Pixel 3 XL 側面下
Google Pixel 3 XL 裏面
Google Pixel 3 XL 裏面
Google Pixel 3 XL 裏面カメラアップ
Google Pixel 3 XL 裏面カメラアップ

2. 使ってみて雑感

そもそも、iPhone 8をあっという間に買い換えようとした最大の理由は、いくつか常に眺める画面上の箇所、例えば、右上左上の時刻や通信状態、バッテリーの状態等々ほか、様々な箇所でフォントが小さすぎて、設定でどうフォントを大きくしても見えにくい状態が変えられない、ということでした。

変えられる場合でも、そこを変えると、ほかのフォントが大きすぎて一覧性が著しく低下する等、まあ、老眼が結構早く出ている身としては、きつい状況になってしまい、ユーザーフレンドリーを売りにしている製品にしては・・・、という気持ちが抑えられず、軽い怒りの気持ちも湧いて、よくよく考えずにやってしまった、というところもあります。

よく調べて設定すれば大丈夫だったのかもしれません。

3本指でのタブルタップで、拡大鏡表示ができるのも知っていますが、ちょっと見たい場面でいちいちやってられません。

ということで、Google謹製スマートフォンが久しぶりに日本で大々的に発売されると聞いて、速攻で乗り換えを決断したのでした。

docomoの決め事で、あまり頻繁に買い換えると、購入サポートがつかなくなる、ということがわかり、発売から数ヶ月我慢してからの購入になりました。

私自身は、いろいろとやってみるのが好きな方で、昔からWindowsも新しいバージョンが出ると早々に購入して、バージョンアップしてみたりと、そういった、一部の新しもの好きのところがあり、Google Pixelは当然のことながら、AndroidのOSバージョンアップが少しの間保証されていることも、好きなポイントの1つになります。

Google謹製でいて、FeliCa搭載でGoogle Pay含めていろいろやってみることができるのも魅力的です。

もちろん、Googleの新しいサービスが一番に盛り込まれていくので、例えばGoogleレンズといった、最新サービスも最初に試せるのが楽しいです。

XLということで大きい画面も、もちろん最高です。

Instagramへの投稿みたいなことはしませんし、写真は普通に遠出した時にちょっと撮影したりする程度ではありますが、大変きれいに撮影できるので、楽しくなって、ちょくちょく写真を取ることが増えたりしました。

iPhoneやiPadに比べてごちゃごちゃしているという印象があるAndroidですが、Googleの目指しているのはシンプルなインターフェースだと思います。デフォルトのランチャーなんかは、凝ったことができるようにはなっていなくて、アプリもタイトルの昇順で並ぶだけ、みたいな、そんなシンプルさですが、細かなことを自然に頭に入れて残して、自在に使うことが、徐々に難しい、面倒になっていく歳になってくると、シンプル、単機能、が好ましくなってきます。

ということで、1年半愛用しているのですが、実は、13ヶ月たったところで、毎度おなじみのバッテリーの膨張が発生してしまいました。どうも熱くなりがちだとか、電池の減りが早く、かつ充電が早いとか、そんなことを思って、なおかつ、過去の端末で同じことが発生していたにも関わらず、しばらく気づかず、ふと側面を見てみると、ん、隙間ができてる?、と気づいて、Googleのサポートに電話してみました。

そもそも、1年と少しで膨張だなんてちょっと早いなと思いますが、思い当たるフシはあって、当初からPixel Standを使っているため、普通よりも全然頻繁に充電している状態になっていると思われ、これが良くないんだろうと思っています。分かってはいたのですが、便利なのでつい。

Google Pixel 3 XL 側面 浮いたところ
Google Pixel 3 XL 側面 浮いたところ

写真では見えにくいですが、背面が浮いてきているのがはっきりわかります。

Googleの電話サポートですが、順調に応対が進んで交換してもらえそうだというところまで言ったのですが、急に13ヶ月経過していることに気づいて、交換無理だ、ということになってしまいました。最初からそう言っていたのに時間が無駄になったと抗議しましたが、流石に聞き入れてもらえず。

dカード ゴールドに10万円までの携帯保証があるのを知っていたので、相談してみましたが、何らか破壊的な故障などで完全に使えない状態になった場合のみが対象だということで、ただのバッテリーのヘタリではだめらしいことがわかりました。そもそも、完全故障のケースなんて、そんなにないだろうにと、あらためてインチキ保証だと気づいて、それはそれで腹立たしかったんですが、しょうがないです。

で、iCrackedという有名な正規修理店に持っていって、大金払ってバッテリーの交換をしてもらいました。あわせて、全面のガラスコーティングというのでしょうか、傷から守る加工をしてもらいました。(それ以来、ケースや保護シート無しで、裸で持ち歩いてます。)

バッテリーの交換以降は、原則、睡眠時以外は充電しない、ということにしました。休日も朝Standからおろして、寝る時に戻しておく、という運用にしています。これでどの程度違いが出るのかわかりませんが。

それにしても、すごく使いやすくていいです。

時々、月初あたりのセキュリティ更新やシステムアップデート等でセキュリティアップや何らか向上が図られていますし、最近、新しい機能の追加、新しい端末の発売で新しい端末に提供されるソフトウェアのみで実現する機能が少し前のPixel端末にも追加されることもしばしばあり、私的には大満足です。

いろいろありますが、変なアプリや機能は入っておらず、なんだかんだでシンプル、かつ使いやすい、ということで非常にいい端末だと思います。非常に高かったですけど。

ご存知の通り、この記事の段階ですでにPixel 4aが発売開始、もしくはまもなく、の状態になっている上、4a 5Gや5の発売予定も公表されており、気になるところです。年明け2月に満2年を迎え、買い替えサポートも切れますので。

4aは完全にそうですが、含めて今後のPixelはミッドレンジの端末ということになるそうで、少し残念な気もしますが、このPixel 3も発売当初に最もとんがったスペックだったわけでもないですし、ゲームを全くやらない身としては、通常の使用でサクサク動いてくれれば十分ではあります。

同時に価格はかなりこなれたものになっているようなので、総務省のおかげで、かえって端末と通信費等の総コストが上がってしまう制度変更がなされてしまっているキャリアを使う身としては、Google謹製の安い端末の登場はありがたいです。

それにしても、ほんとに迷惑です。きっちり研究して、あえてdocomoで完全に固めて、無駄なキャリアのサービスなどは一切入らず、一方で結構な最新機種に2年毎に買い替えして、それでいて、そこそこな費用に抑えられていたのに、変な決め事で、結果としては、総コストアップになってしまうのが、本当に嫌です。

次も必ずPixelにするかどうか、決めているわけではありません。Galaxyも非常にいい端末です。Xperiaもそうです。が、いずれも、余計な機能が多すぎです。それも単機能なんですね。当たり前ですが。

どうせ買うならハイスペック機にしたいという気もしますが、ここまでスマートフォンが成熟してくると、ハイスペックであることの意味もあまりなくなってきている気もしますし、機能がとんがっていて、それが長続きしてくれるようだと、長く楽しめていいなと思っていて、それを考えるとPixelは常に有力候補です。

好みは分かれるのかもしれませんが、好きな方には本当におすすめな端末だと思います。

それにしても、iPhoneもAndroidスマホも、スマートフォンは今後どうなっていくんでしょうかね。相当成熟したプロダクツになってきたと感じます。