新型コロナウイルス感染症の拡大による自宅引きこもり生活になる前から、良くも悪くもAmazon愛用者です。
もちろんプライム会員です。
Amazonでの買い物は、いろいろなガジェット系に限らず、PCのパーツを買ったり、時にちょっとした日用品も買いますし、電子書籍の購入や気軽な音楽鑑賞、映画鑑賞(レンタルかPrime)等々、日常生活の中でごく普通に利用するレベルになっています。
特に電子書籍はKindleの日替わりや月替わりのセールのものなどを気楽に購入したり、Prime Readingの無料の雑誌等をライブラリに入れたりして、読み流したりしています。
小さい字が辛くなってきていることもあり、家の中で気軽に本、雑誌、音楽、映画をさっと楽しめるようにするとなると、手軽なタブレットが便利ということで、すでに外出等の時に持ち出すSIMフリーのタブレットを持っているにも関わらず、そのタブレットが8インチであることもあり、セールの際にサクッと買ってみたのが「Fire HD 10 タブレット ブルー (10インチHDディスプレイ) 32GB」です。
Fire HD 8 タブレットとFire HD 8 Plus タブレットが出たばかりのところで、あまりホットじゃないですが、10の方のご紹介です。
もくじ
1. 仕様など
ディスプレイ | 10.1インチHD、IPSディスプレイ、解像度1920 x 1200、224ppi、フルHDビデオ再生、反射防止技術採用 |
プロセッサ | 2.0GHzオクタコアプロセッサ、2GB RAM |
オーディオ | 3.5 mm ステレオ ジャック、内蔵スピーカー (Dolby Atmos、デュアルステレオスピーカー マイク) |
センサー | アクセロメータ |
Alexa搭載 | Alexa搭載。ハンズフリーモード対応 |
ストレージ | 32GB/64GB |
USB | USB-C (2.0) |
microSDカードスロット | あり 512GBまで対応(別売) |
カメラ | 2メガピクセルフロントカメラ、2メガピクセルリアカメラ +720pHDビデオレコーディング |
Wi-Fi | デュアルバンド Wi-Fi。802.11a、802.11b、802.11g、802.11acまたは802.11n 標準規格を使用した、公共およびプライベートネットワークまたは無線LANスポット、パスワード認証によるWEP、WPAおよびWPA2セキュリティに対応。アドホックモード(またはピアツーピア方式)のWi-Fi ネットワークには非対応 |
位置情報サービス | Wi-Fi 経由の位置情報サービス |
バッテリー | 最大12時間 |
サイズ | 262 × 159 × 9.8 mm |
重量 | 504 g |
充電 | USB-C(2.0)ケーブル。充電には同梱の9W充電アダプタを接続。 |
充電時間 | 同梱のUSB-C(2.0)ケーブル、9W充電アダプタで約4時間 |
ワイヤレス充電 | × |
ゲームモード | × |
同梱内容 | Fire HD 10タブレット、USB-C(2.0)ケーブル、9W充電アダプタ、保証書、スタートガイド |
カラー | ブラック、ブルー、ホワイト |
ご覧の通り、結構な厚みがあります。タブレット端末については、色々と調べた時期があり、どう頑張ってもiPadの価格であの仕様性能、見た目と張り合えるレベルのAndroid端末は見つからない、という自分なりの結論を持っており、本端末もコストパフォーマンスという視点で見ると相当なハイパフォーマンスということになりますが、一つ一つをきっちり見ると、そこかしこがちょっとだけイマイチです。決して高級感やおしゃれさはありません。でも、自宅内での普段使いだとまったくもって問題なく、十分です。
飾りっ気はなく、縦持ちしたときの上の側面に電源ボタンと音量ボタンとステレオジャック、それに充電用のUSB Type-Cのジャックがあるだけです。
2. 使ってみて雑感
自宅利用なので大きな容量も不要ということで、32GBのモデルで、今購入履歴で確認してみると、¥10,980だったようです。この仕様性能でこの値段なら、文句ないですよね。
持ち出す予定もないので、特にケースや保護シート等もなしの裸の状態で使っています。少し重量があるというか、嵩高いので、ケース等をつけるとさらに大きくなって持ちにくくなることうけあいです。このお値段でケースつけるコストも合わないと思います。
スペック的にスゴイところは全然ないですが、NASに保存してある各種の動画(録りだめている音楽系のビデオとか)の再生も全く問題ないですし、Primeのビデオ鑑賞やKindleでの雑誌等読書や、まったくもって問題なし。普段使いには全く問題なしです。
ただし、私はゲームは全くやりません(いや、正確にはソリティアくらいはやることがありますが)ので、その点はご注意、になります。激しいゲームやられる方は最初からこういう端末は候補にならないとは思いますが。
Fire タブレットの愛用者で中上級以上の方々では当たり前と思しき、Google Playの導入も、やっていません。
これでメールやLINEの確認して返信したり、SNSやったり、ということを全く想定しておらず、基本的にAmazonのサービスを活用するための小道具、という位置づけですので、かえって、その手のものを入れないほうが気も散らないですし、好都合という感じです。
最初、独特のホーム/ランチャー機能に困惑しましたが、Amazonサービスをフル活用させることを目的にしたランチャーということで、なるほど、という感じです。
さすがに、画面オンした時にいちいち広告が入るのは邪魔でしょうがないので、設定を変更しています。
ここに画面の画像を出してみてつくづく思いましたが、この端末を普通に使うと、各画面が個人の趣味や好みが丸出しになる、ってことですね。ある意味、どのスマートフォンやタブレット端末よりも、人に見られるのは恥ずかしいタイプの端末ということになりそうです。
基本的にはAndroidをベースとしたOSですので、普段からAndroid端末を使っている方にはそんなに違和感ないと思われます。ただ、私はPixelとか中心に比較的バージョンが新しいものを愛用するため、少し前の設定項目になっていたり、基本的な操作方法が古いものになっていたりすると、一瞬まごつくことにはなりますが、そうは言っても、ごちゃごちゃ操作することもあまりないのでOKです。
私が少し残念に思っているのは、このFireタブレットに複数のAmazonアカウントを紐付けて、簡単に選んで使うことができない、という点です。
プロフィールとファミリーライブラリという設定メニューを読むとできそうに見えるのですが、大人用のプロフィールは1つしか設定できず、それに子供用のプロフィールを追加できる、という仕様のようで、複数アカウント、というものではなさそうなのです。
別のアカウントで使おうとすると、ある意味端末のコンテンツの初期化という処理になるように見えます。(試してないですが。)
購入したりレンタルしたりしているコンテンツとの兼ね合いで、再起動程度の手間が発生しそうな気はするのですが、行き来できる機能はあったほうがありがたいです。
普通に本やレコードは貸し借りしますしね。
とは言え、とにかく価格対比で十分満足できる端末です。特にAmazonをある程度積極利用されている方は十分に楽しめますし、不満はない端末、と言えると思います。
時々やっているタイムセール祭りとか、その手の安売りのタイミングなら本当に満足できるコスパになると思います。