ComplyとSpinFitとアユートのAZLA SednaEarfit Crystalの各イヤピースを試しています

AZLA SednaEarfit Crystal for TWS 本体

実は、以前紹介した通り、耳の調子が悪くて、今も、完治していない、というか、イヤフォンを使う限りこの状態が続くように思われ、なんとかしたいと本気で考え始めていたところでした。

症状というと、耳の穴の中が痒くなって、荒れてくるというものです。

以前、ヘッドフォンで耳の外側の周辺が荒れるという現象が起きて、薬を塗ったりして改善したという件もご紹介しましたが、その後、耳の穴の中も似たような荒れる症状になって、いつも何かしら少し調子が悪い、という状態が続いています。

正直に言えば、Ankerのヘッドフォンやイヤフォンがとどめを刺した格好になっていて、その点でちょっと困ったな、と思ってはいるのですが、実際には、たまたまそれで発症はしたのでしょうが、それまでのたまった負荷がそこで弾けただけ、という風に今は思っています。

花粉症と同じで、ある閾値を超えると、みたいな話で。

長い時間イヤフォンをしていると、何にせよ、少し痒くなりますし、穴の中がガサガサと荒れてきて、悪くすると、はっきりと痛みになって、おそらく外耳炎の症状だと思うのですが、顎関節を動かすだけでちょっと痛みが走るような状態になってしまいます。

ただ、少なくとも、そうなりやすいイヤフォンとそうでもないイヤフォンがあって、その違いは結構はっきりしているのです。

SONYのWF-1000XM3は、最も大丈夫な部類です。

ついで、Sennheiser CX 400BT True Wirelessです。

その次に、Google Pixel Buds A-Seriesです。

最後に、HUAWEI FreeBuds 4iで、これは、結構すぐに、耳の穴の中が??って感じになります。

ちなみに、ヘッドフォンですが、OneOdio Pro50は、完全にオーバーイヤーになり、オンイヤータイプではないので、全く耳あれは生じなくなりました。

そんなこんなを考えてみると、どうやら、耳の穴の中にふれる部分、特にイヤピースが影響しているんじゃないか、と思うに至りました。

いや、当たり前なんでしょうが。

製造はだいたいが中国とかだとは思うのですが、素材の成分とか、何かに違いがあって反応するんだろう、と。

ということで、思い切って、というか、勘違いなどもあって、いくつかトライしてみたのでご紹介するものです。

まず1つ、目に止まったのが、アユート AZLA SednaEarfit Crystalという製品です。

Amazonの商品説明の記述を読めば、

このドイツ製のプレミアムLSRは、優れた耐熱性、酸化抵抗性、表面張力、低温柔軟性を有し、良好な誘電体特性等の固有特性を持つ合成・弾性の重合体です。密度がありながらも柔らかく、長時間使用しても耳への負担が少なく、程よい摩擦抵抗と固定力による落下防止、かゆみやアレルギーに対しての低刺激性と細菌繁殖の抑制、そして高い耐久性を高次元で両立しています。

と、書かれているではないですか。

これだ!と、思いますよね。

で、見ると、高い高い。いやー、イヤピースがこのお値段・・・。

躊躇しちゃいます。で、他を少し見てみようと。

次に見つけたのが、Complyという会社のもので、枕なんかでよく見る低反発素材のもののようです。

SONY WF-1000XM3にも合う、みたいな文字も見えていて、お、これは、なんて思いました。

先に、アユート AZLA SednaEarfit Crystalの価格を見てますから、これはそこまでは高くない、と油断してしまいました。

人間の反応というのは、常に、期待値などの何かしらの比較の対象からのギャップに対して起こるものだ、ということを忘れないようにしたいものです。

しかし、Amazonで、同じシリーズで色や形が少しずつ異なる商品の場合は、当然購入時には自分がほしい形、色、サイズのものを選択するように気をつけなくちゃいけませんし、カスタマーレビューは、どの色や形、サイズのものについてレビューしているのかにも十分に気をつけなくちゃいけないわけですが、ついやってしまったんですね。

よくよくサイズなんかを確認しないで、しかも、届いて取り付けて、耳に入れてみるまで気づかないという情けない結果になってしまいました。

何にせよ、このComplyという会社のものも、様々な形のものが用意されていて、イヤフォンごとに注意深く確認して購入すべきもの、でした。

そして、もう1つ、SpinFitという会社の製品が目に止まりました。

これも、

【素材】アレルギー反応が出にくい医療用シリコンを採用することで、つけ心地が良くて耳も痒くなりません。

という説明が書かれているではないですか。

そしてこれまた、サイズ、それも、いわゆるSとかMとかのサイズの他に、イヤピースとしての長さと言うか、に違いがあることに気づきました、というか、なんと、そもそもイヤフォンのイヤピースってそうだったのか!と。

それまで気づいていませんでした、会社ごとに少しずつ形状が異なっていることに。

ことここに至って、やっとその事実に気づきました。

概ね突っ込む穴のサイズは3.6mmというのが多いようですが、それでもHUAWEI FreeBuds 4iでは、少し大きい上に穴がまんまるではなく少し扁平しているではないですか。

さらに、最近の完全ワイヤレスタイプだと、だいたい、きのこの笠みたいに見える部分の軸の方に垂れる長さ、つまり横から見たときの高さが、かなり短いタイプが普通になってきているらしいことも、知りました。

さらに、軸の長さも結構違いがあるようです。

要するに細かく見ると結構違いが大きくある、ということのようです。

が、そこまで、気づく前に、ポチっちゃってました、2つ。ComplyとSpinFitの上のリンクの2つです。

翌日届きました。

Comply Tsx-400
Comply Tsx-400
SpinFIt CP360
SpinFIt CP360

使ってみました。

なんか変です。

ぴったりこない。

そもそも、イヤフォンがケースに収まらなくなったりするし。

もちろん検索調査している中でそういうことは書かれてはいたのですが、自分が買い方が正しくなくってそうなっている、ということには、この段階になってもぼんやりしたままで、やっぱり一番最初に見た高いやつにしなかったからこんな事になったのかな、くらいのボケっぷりでした。

でも、もう少しきちんと調べてみよう、と類似の製品をよく見てみて、ようやく気づいたのです。

サイズや形がいろいろあるということに。

本来、買うべきは、これだったのだと思われます。

いやー、残念です。

で、よくよく見てみてると、 アユート AZLA SednaEarfit Crystalの方も、AirPods Pro用、完全ワイヤレスイヤホン用、スタンダードタイプって3種類あるじゃないですか。

AirPods Pro用は気づいていましたが、完全ワイヤレスイヤホン用、スタンダードタイプで違いがあること、そして、その意味するところが、概ね笠の部分の垂れる長さの違いだ、ということもやっと理解しました。

不幸中の幸いは、これは躊躇して、買っていなかったことです。

ひとまず、SONY WF-1000XM3とSennheiser CX 400BT True Wirelessについては、そこまで困っていないので、あとの2つをどうしようかと悩んで、今回も久しぶりの少し高く付いた勉強代だと思って、今度はよくよく何度もチェックして、アユート AZLA SednaEarfit Crystalの完全ワイヤレスイヤホン版=for TWSというのを選びました。

それから、これまで購入したイヤフォンでは、デフォルトで取り付けられているMサイズがぴったりで、LやSを試しても、しっくり来たことはなかったので、あまり悩まずにMサイズ2ペアというものを選択しました。

それが、再掲しますが、こちらです。

届きました。

AZLA SednaEarfit Crystal for TWS 箱
AZLA SednaEarfit Crystal for TWS 箱
AZLA SednaEarfit Crystal for TWS 本体
AZLA SednaEarfit Crystal for TWS 本体

セットしてみました。

なんだか少し全体にきついんですよね、Google Pixel Buds A-SeriesでもHUAWEI FreeBuds 4iでも。

軸が短めで一方円周が大きいと言うか、そんな感じです。

イヤフォンがケースにちょっときついくらいの感じになってしまいます。

おそらく、このあたりになってくると、個々のイヤフォンとのフィッティングの問題であり、完全解決するにはオーダーメイドしてもらうか、みたいな話になっちゃうように思われます。

それでも、ケースで充電ができることを確認して、Google Pixel Buds A-SeriesとHUAWEI FreeBuds 4iはしばらくこれで運用してみることにしました。

いま、この段階に来たところです。

で、まあサイズが合わないという問題はあるのですが、では、耳に入れておくとどうか、という最大の問題と言うか課題について、ですが、Comply、SpinFIt、アユート AZLA SednaEarfit Crystalのいずれも、耳が痒くなったり、ということはあまりないように感じています。

長い時間つけているとどうしても少し痒みが出たり、ガサつく感じが出てきたりしますが、これはもう多分どうにもならないものなんだろうと思い始めています。

が、某社のイヤフォンを少ししているとすぐに痒みが出て、結果、傷みたいになっちゃうということを考えると、これは影響度は最小限になっているように感じます。

やはり、それなりにきちんと対策した素材を使っているのは、いい、ということなんですかね。

どうもほんとにそうなの?と疑っちゃうところはありますが、今のところは、ひどくならないのでよし、ということになっています。

もし資金的に前向きに検討できるタイミングが来れば、これまた再掲ですが、

これを試してみたいと思っています。円周の大きさや軸の長さなどがどうもフィットしそうに思われます。

ちょっと先のことになりそうですが。

皆さまも、同様の症状に悩まれている方がいらっしゃれば、試してみられると良いと思います。

購入時にはサイズ等々よくよく調べて検討してから購入することが大事です。