にわかに盛り上がり始めている骨伝導タイプのイヤフォンです。
家でのリモートワークが半分以上を占めるようになってきて、イヤフォンやマイクなどの会議用の道具の重要性が増しているように感じています。
お客さまとの面談だったり、まあ、上司との面談だったり、こちらもきちんと聞きたいですし、あと、意外と大事なのはこちらの声がきちんと伝わることだなとあらためて感じているところです。
実は、自宅PCでのZoom等の会議で自分の声があまりきれいに聞こえてないらしいことがわかったので、環境のせいもあると思いますが、なにか音をひろうデバイスで安くて良いものがないか研究しているところですが、加えて、引き続き、より会議に適したイヤフォンと言うか、がないものか、調べていたところでした。
そんな中で、バッテリーなどでよく聞く、実際に、昔、商品購入したこともあるcheeroの骨伝導ワイヤレスイヤホンがAmazonのタイムセールに出ていることがわかって、つい購入してしまいましたので、ご紹介いたします。
もくじ
1. 概要・スペックほか
cheeroさんのホームページ上の商品ページはこちらです。
SPEC
商品名 cheero TouchBone
型番 CHE-628
カラー ブラック、ホワイト
寸法(本体) 約 137 × 102 × 49 mm
重量(本体) 約 34 g
Bluetooth Ver. Ver.5.0
防水規格IPX5
対応プロファイル A2DP, AVRCP, HFP, HSP
対応コーデック SBC, AAC
充電時間 約 1.5時間
連続通話/音楽再生時間 約 5~6 時間
最大通信距離 約10 m (障害物無)
入力 5V / 1A
バッテリー容量 150mAh
付属品 充電用USB-A to micro USB ケーブル, 取扱説明書 / 保証書(1年間), Touchbone専用ポーチ
主な特長
Bluetooth 5.0 対応 / AACコーデック対応
Bluetooth 5.0対応により、Bluetooth 4.2と比べ、データ通信速度が2倍、通信範囲が4倍、通信容量は8倍と高性能になりました。高速で安定した音をお届けします。また、コーデックは標準のSBCだけでなく、AACにも対応!iPhone等のApple製品で高音質サウンドが楽しめます。
CVC8.0ノイズキャンセリング搭載
高性能CVC8.0ノイズキャンセリング技術を採用し、遮音性が高くクリアな通話を実現しました。(※CVC8.0ノイズキャンセリング機能は、通話時のノイズを除去する機能であり、音楽再生時にノイズを除去するものではありません。)
バッテリー長持ち
約90分の本体充電で、約5~6時間の連続通話もしくは音楽再生が可能!
リモートワーク、テレビ会議、家事、ワークアウトなど様々なシーンで活躍できます。
Qualcomm®製QCC3003チップセット搭載
クアルコム製QCC3003チップセット搭載により、動画・音声・音楽再生時に音切れしにくく、高音質、低遅延を実現しました。
IPX5レベルの防水性能等級
汗や雨を気にせず問題なくつかえるIPX5の防水等級をクリア。
長時間のトレーニングによる汗や突然の雨などの中でも安心して使用いただけます。(※水滴レベルの防水等級ですので、長時間の浸水には対応しておりません。)
片手で音楽操作 / ハンズフリー通話
使い方は超簡単!片手で音楽・通話の操作を全て行えます。
●再生/一時停止:電源ボタンをクリック
●次の曲:+ボタンを長押し
●前の曲:-ボタンを長押し
●通話を受ける:電源ボタンをクリック
●音量を上げる:+ボタンをクリック
●音量を下げる:-ボタンをクリック
2. 使ってみて雑感
しっかりした外箱ですね。このタイプよく見るんですが、どうなんでしょう。店頭で良いんですかね。蓋みたいになっている部分、しっかり磁石がはられているようで、浮いてこないようです。
取扱説明書と充電用のUSB-AとMicroUSB!のケーブルと収納ポーチが付いています。
残念ながらMicroUSBです。安いんでしょうね、部品が。なかなか、家の中からなくせません、MicroUSB。
音
良い音源ソースの音楽を音楽としてきっちり楽しむなら、高級なヘッドフォン・イヤフォンはたくさんありますし、例えばオーバーイヤータイプの有線の高級なものならありとあらゆる点から満足度高い体験ができるんだと思うのですが、これはそういうことではないようには思います。
一方で、何かしながら聞き流すという使い方で考えると、めちゃくちゃいいです。
2021年1月31日時点でAmazonのレビューはcheeroさんの製品にしてはイマイチ的な投稿も見られるようですが、私は全然反対で、よくできていると感じました。
もちろん初めての骨伝導タイプなので、実はもっと良いものがあるとか、いやおそらく、きっとあるんだと思うのですが、私にとってはこのcheero TouchBoneは十分に役に立ってくれて、文句のない性能・機能だと感じています。
ご存知かと思いますが、VGP2021なんかをご覧いただくと、骨伝導タイプがかなり市民権を得始めている事もわかりますし、実際、かなりのいい音を提供するものもあるようです。
とは言え、お伝えしている通りそんなにすごい耳を持っているわけじゃないとしっかり自覚している身で、かつ、比較的軽いポップやロックを楽しむ者としては、そこまでコストかけないところ、現実的なところで満足度が高くなるように思っており、このcheero TouchBoneは、ちょうどバランス取れるゾーンに入ってきているように感じます。
ながらで聴くには、まあギリギリ許容の音だと思います。低音だのクリアさだの高音の伸びだの言い始めたらきりがないですが、なにかしながら聴こえてくる音としては、許容です。
というか、骨伝導ってこんなに結構普通に聞こえるものなんだと感心します。これは、このTouchBoneの特別な性能ということではないのでしょうが、びっくりです。
結論としては、この製品の価格、想定される利用シーンから考えれば、十分いい音だし納得できるものだと感じます。
音漏れ
漏れます。
大きい音にすると、音漏れと言うより、頭の骨がスピーカーになって、響くようですので、まあ、聴こえます。
ボリュームにもよるのでしょうが、振動させて音にしているわけで、その振動そのものが音になって聴こえます。
そんなに静かじゃない環境でも、音が鳴っていることがわかるレベルです。
これは、性質上しょうがないでしょうし、利用シーンで考えることかなと思います。
つけ心地
頭の後ろ側にバーを当てて、耳にかけて、耳の前に振動部分を当てるかたちでつけます。
耳の前の骨?の部分にしっかり当たる必要があるので、少ししっかりと締まりますが、痛みを感じたり、といったレベルではないです。
重くもないですし、長時間つけていても、負担感はないように思います。
全く問題なし。
接続性
全く問題ないですね。
家のPCに接続しています。Bluetooth 5.0での接続になっているんだろうと思います。
数メートル離れたくらいでは全く音飛びなどなく、安定しています。
Bluetoothについては、環境の影響が大きいことを実感しており、一概に良い悪いは言いにくいところですが、我が家の環境においては全く問題なしです。
電子レンジ使ったりするだけで変化しますし、それ以外にもいろいろな影響因子があると思われ、ご参考ですね。
同じ環境で良い悪いが出ることもあるので、難しいですね。
操作性
右耳側の装置に主に電源操作や再生/停止操作をするボタンと、音量アップ/次の曲ボタン、音量ダウン/前の曲ボタンの3つのボタンがあります。
操作系はそれだけで、左側にはなにもありません。
軽く押し込むタイプのボタンです。
真ん中に少ししっかり突起している電源ボタン、その上下に音量ボタンが付いていて、+と-型の突起になっていますので、迷うことはないです。
カチッとなるので、操作したこともはっきりしますし、わかりやすくて良いです。
単純ですが十分ですし、迷わない、操作がはっきりわかるということで、良い感じです。
まとめ
この記事もこのTouchBoneを使いながら書きました。
ながらに使うにぴったりです。
会話も可能です。
ただ、音は漏れます、というか、聴こえます。
まだ試していないのですが、ウェブ会議で活躍しそうな気がします。変なの頭につけてるって思われるのを説明する手間が必要かもしれませんが。
もっと安くなってくれるといいですね。
けど、まあ満足できるものだと思います。