読書がはかどる、というか、読書をどこでもふと思いついたときにできるような、そういう端末がほしいといつも思っていて、もちろんAmazonのKindleがまずはそのものではあるのですが、Kindleのものしか読めないという弱点もあり、持ってはいますが、いまいち使い切ってない感じでいました。
それで、HUAWEI MatePad Paperを購入しました。
いい端末です、ほんとに。
まあまあサクサク動きますし、ペンも便利。
それなりに工夫すれば色々なアプリを入れることも可能。
それで画面はしっかりした大きさですので、私にはありがたい端末です。
が、しかし、自分のニーズはどこでも思いついたときに、ということであることを思い出しました。
これはなかなか持ち歩けない、実際。
ほぼ手ぶらに近い状態で出かけることを好んでおり、そうでなくてもこの大きさの端末はちょっとしっかりしたバッグが必要な大きさです。
さらに、いや、だから、読むとなると、しっかりバッグから取り出してどっこらしょ、という感じになりますので、スキマ時間にサクッとという読み方は難しいです。
うーん、なかなか難しい。
と思っていたところに飛び込んできたこの新しい端末の情報。
よし、買ってみよう、と結構すぐに決断して、Amazonのブラックフライデーセールを始めとして各ショッピングサイトがオフセールを始める時期だったこともあり、購入タイミングは悩みましたが、どこでも価格が同じであるらしいことがわかったので、事前予約を取っていて、かつ公式ケースが半額になるという日本の販売店らしきサイトで購入となりました。
予想通り、期待通りの端末で、なかなか幸せな感じです。
ご紹介します。
もくじ
1. 概要・スペックほか
Amazonの商品ページはこちらです。
以下に引用などでご紹介します。
支障がありましたらお知らせください。
BOOX Leaf2は薄型(6mm)かつ軽量(白170g、黒185g)であるため持ち歩びも楽々。
通常の本よりも手軽に、物理ボタンでより便利に、電子書籍による読書をお楽しみいただけます。
Leaf2はブラックとホワイトといったカラーの違いだけではなく、カバーガラスの有無も異なります。
ブラックモデルはカバーガラスが搭載されているためフラットパネルとなります。したがって、アプリを使用する際に、タッチやジェスチャー機能が使いやすくなっております。一方、ホワイトモデルは、パネルとベゼル部分にわずかな段差はありますが、カバーガラスがない分コントラストが高くなり、E Inkの文字がくっきりと綺麗に表示されます。物理ボタンを中心に電子書籍リーダーとしてお使いになるのであればホワイトモデルがおすすめです。
電子書籍の高画質化に伴い、電子書籍のファイルサイズは非常に大きくなりました。Leaf2はアプリ領域として32GBが備えられており、電子書籍ファイルの保存先としてSDXC対応のMicroSDカード(最大512GB)まで拡張が可能。これだけあれば、どのような方でもお手持ちの電子書籍の小説や漫画を全て詰め込むことができるでしょう。
どんなに大容量の電子書籍データが入っていたとしても、ページめくりをスワイプで行わないといけないのであれば、指があっという間に疲れてしまうでしょう。特に、お手持ちの電子書籍の漫画を一気読みする際は尚更です。
BOOX Leaf2であれば、本体に物理ボタンが搭載されているため、ボタンを押すだけでページをめくることができます。そのため長時間にわたって読書をお楽しみいただけるのです。さらに、Leaf2は使用用途が限られたストア専用端末ではないため、多くの電子書籍ストアアプリのデータをこの一台にまとめることができます。
Leaf2はGセンサーを搭載しているため、本体を傾けるとその方向に画面の向きが回転します。したがって、電子書籍リーダーアプリを用いている際に、横に回転させるだけで見開き表示に変更できるようになりました。実際の本の場合は折り目である【のど】の部分を物理的に表示することができませんが、電子書籍であれば一枚の絵として見開き表示が可能。大迫力で漫画をお楽しみいただけます。
Leaf2は暖色と寒色のデュアルトーンフロントライトを搭載。薄暗い環境や暗闇でも作業を続けられます。
内蔵のデュアルスピーカーにより英単語の発音も聞き取りやすい。PDFであればTTSによるテキスト読み上げもお使いただけます。またAudibleのような音声読み上げサービスもご使用いただけます。マイクも搭載しているため、音声認識による文章作成も可能です。
Leaf2は、ONYXクラウド(5GBの無料クラウドストレージ)に連携することによって、BOOX端末間でメモやPDF間への書き込み同期を行うことができます。したがって、職場や移動中など場所別に端末を使い分けることができるのです。たとえば、自宅や職場では、BOOXの10~13インチ端末の端末で書き込みを行い、移動中はLeaf2で閲覧するというのはいかがでしょうか。
【おすすめ】①音量ボタンページめくり及び②ページめくり効果オフに対応しているアプリ → Kindle、honto、Sony Reader、BOOKWALKER、booklive、DMMブックス、Kinoppy、doly(初期設定に工夫が必要)
【①②に非対応】line漫画、ピッコマ、コミックシーモア、少年ジャンププラス、ebookjapan
【アプリ自体の使用不可】dbook(ログイン不可)
物理ボタンの設定には、本体側の設定とアプリ側の設定が必要となります。
本体側の設定
設定→サイドキー設定(side key settings)をクリックしていただき、定義されたキー設定を【ボリュームボタン】に変更してください。
アプリ側の設定
音量ボタンでのページめくりを設定してください。
- CPU:クアルコム4コア
- RAM:2GB (LPDDR4X)
- ROM:32GB (eMMC)
- ディスプレイ:フラット7インチE Ink Cartaスクリーン
- カバーガラス:ブラック(フラット)、ホワイト(ベゼルあり)
- 解像度:1680×1264 (300 dpi)
- タッチ:静電容量方式タッチ
- スタイラス:なし
- フロントライト:暖色及び寒色
- WiFi:802.11b/g/n/ac
- Bluetooth:BT 5.0
- バッテリー:2000mAh(スタンバイ状態で26日)
- ボタン:電源、ページめくりボタン
- スロット:USB-C (OTGサポート)
- スピーカー:あり
- マイク:あり
- Gセンサー:あり
- OS:Android 11
- SDK:Open SDK
- 対応フォーマット:pdf, djvu, azw, azw3, doc, docm, docx, epub , fb2, fbz, html, mobi, odt, prc, rtf, sxw, trc, txt, chm, ppt, jpg,png,bmp,tiff,cbr,cbz,wav,mp3
- 特徴:TTS、辞書、手書きカレンダー、その他
- 言語:Android11に搭載される全ての言語
- アップデート:ダウンロードまたはローカル
- 外装:本体(ブラック)
- 背面:マグネシウム合金
- 寸法:166×137×6 mm
- 重量:ホワイト 170g / ブラック 185g
- クイックスタートガイド
- 保証書
- ギフトボックス
- 日本語初期設定マニュアル
- カードトレイ取り外しツール
- 【Leaf2の特徴とカラー別の違い】Leaf2は、300 dpiの高解像度を備えた7インチE Ink Cartaタッチスクリーンを備えており、明瞭かつコントラストで文字を表示することによって、目の疲れを軽減しながら紙に近い読書体験を提供。Leaf2はブラックとホワイトといったカラーの違いだけではなく、ブラックモデルはフラットパネルとなります。一方、ホワイトモデルは、パネルとベゼル部分にわずかな段差はありますが、カバーガラスがない分コントラストが高くなり、E Inkの文字がくっきりと綺麗に表示されます。
- 【512GBまで拡張可能なMicroSDXCカードスロット】電子書籍の高画質化に伴い、電子書籍のファイルサイズは非常に大きくなりました。Leaf2はアプリ領域として32GBが備えられており、電子書籍ファイルの保存先としてSDXC対応のMicroSDカード(最大512GB)まで拡張が可能。これだけあれば、どのような方でもお手持ちの電子書籍の小説や漫画を全て詰め込むことができるでしょう。
- 【長時間の電子書籍の読書に便利な物理ボタン】洗練された人間工学に基づいたLeaf2は、物理ボタンを内蔵した初めてのBOOXタブレットになります。どんなに大容量の電子書籍データが入っていたとしても、ページめくりをスワイプで行わないといけないのであれば、指があっという間に疲れてしまうでしょう。特に、お手持ちの電子書籍の漫画を一気読みする際は尚更です。BOOX Leaf2であれば、本体に物理ボタンが搭載されているため、ボタンを押すだけでページをめくることができます。そのため長時間にわたって読書をお楽しみいただけるのです。さらに、Leaf2は使用用途が限られたストア専用端末ではないため、多くの電子書籍ストアアプリのデータをこの一台にまとめることができます。
- 【Gセンサー、フロントライト、スピーカー、マイクが搭載】Leaf2はGセンサーを搭載しているため、本体を傾けるとその方向に画面の向きが回転します。したがって、電子書籍リーダーアプリを用いている際に、横に回転させるだけで見開き表示に変更できるようになりました。実際の本の場合は折り目である【のど】の部分を物理的に表示することができませんが、電子書籍であれば一枚の絵として見開き表示が可能。大迫力で漫画をお楽しみいただけます。また、Leaf2は暖色と寒色のフロントライトを搭載。薄暗い環境や暗闇でも読書を続けられます。内蔵のデュアルスピーカーにより英単語の発音も聞き取りやすい。PDFであればTTSによるテキスト読み上げもお使いただけます。またAudibleのような音声読み上げサービスもご使用いただけます。マイクも搭載しているため、音声認識による文章作成も可能です。
- 【ハードウェア 】CPU:クアルコム4コア RAM:2GB (LPDDR4X) ROM:32GB (eMMC) ディスプレイ:7インチ EInkディスプレイCartaスクリーン 解像度:1680×1264 (300 dpi) タッチ:静電容量方式タッチ フロントライト:暖色及び寒色 WiFi:802.11b/g/n/ac Bluetooth:BT 5.0 バッテリー:2000mAh(スタンバイ状態で26日) ボタン:電源、ページめくり用物理ボタン(音量ボタン) スロット:USB-C (OTGサポート) スピーカー:デュアルステレオスピーカー マイク:あり Gセンサー:あり MicroSDカードスロット:あり【サイズ】外装:ブラックまたはホワイト 寸法:156*137*6mm 重量:ホワイト170g、ブラック185g
2. 開封と実物紹介
できの悪い写真でいくつか実物を紹介。
まずはケースです。
純正のケースは2種類で、ミントグリーンとライトブラウン、の2色、という意味の2種類です。
どっちもくすんだ感じの色でまあどちらでも良かったのですが、おじさんらしく目立ちにくい色が良かろうというのでライトブラウンにしてみました。
ただ、ちょっとお高いんですよね、通常時の価格が。
6,800円、これはちょっと・・・。
でも、ピッタリ合うのはしばらくこれくらいでしょうから、半額というので購入しました。
本体の箱ですが、ケースの箱もそうですが、予想以上にコンパクトです。
Kindleはもちろん小さくて薄いですが、それと比べても十分に小さいことが伺えます。
期待に胸が膨らみます。
おー、こんな感じか、やっぱり小さい。
中国のブランドのものなんですね。
説明書はしっかり日本語もありますが、大した内容はありません。
しっかりボタンがあります、左側に。
画面回転させて右側に持ってくる持ち方も可能なようです。
ボタンの動作もアサインが可能で、細かい調整も可能なようです。
ボケボケ。
左側側面にスピーカー?とSDカードトレイ、USB-Cの充電口です。
上側側面には、電源ボタンのみです。
右側側面には何もなし。
下側側面にも何もなしですね。
さすが純正ケース、ピッタリで、物理ボタンに対してもきっちり凹みが作られています。
下側側面にはもともとなにもないので長めの支えで覆われています。
上側側面は電源ボタンがきちんとサワれるようになっています。
上下で止め方が違うようになっているようですね。
まず最初の印象は、コンパクト、軽い、ですね。
3. 使ってみて雑感
- 本体、166 x 137 x 6 mmのコンパクトサイズ
(Kindle=157.8 x 108.6 x 8.0 mm、Kindle Paperwhite=174 x 125 x 8.1 mm) - 重要は、ホワイトモデルが170g、ブラックモデルが185g (Kindle=158g、Kindle Paperwhite=205g)
- 7インチのE-Inkディスプレイ (Kindle=6インチ、Kindle Paperwhite=6.8インチ)
- 300dpi解像度 (Kindle、Kindle Paperwhite=300dpi)
- ストレージは32GBながらMicroSD512GBまで対応(Kindle=8GB、Kindle Paperwhite=8GB/16GB)
- RAMは2GB(少なっ!!)(Kindle、Kindle Paperwhiteは不明)
- ページ送り/戻しなどに使える物理ボタン2つあり
- 充電のスロットは、USB-C(Kindle、Kindle Paperwhite=USB-C)
- Android 11 ベースのカスタマイズでいて、GMSサービス対応
- Google Playから各種アプリのインストール可能
- Kindle、Google Play ブック、Kobo、Honto、DMM、Sony Readerなどの電子書籍リーダー対応
- Bluetooth 5.0、Wi-Fi 802.11b/g/n/ac 対応
- 対応フォーマットは、pdf, djvu, azw, azw3, doc, docm, docx, epub , fb2, fbz, html, mobi, odt, prc, rtf, sxw, trc, txt, chm, ppt, jpg,png,bmp,tiff,cbr,cbz,wav,mp3(Kindle=Kindleフォーマット8(AZW3)、Kindle(AZW)、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRCに対応。HTML、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、PMP、EPUB、TXT、RTF は変換して対応、Kindle Paperwhite=Kindle (AZW3)、Kindle (AZW)、TXT、PDF、保護されていないMOBI、PRCに対応。HTML、DOC、DOCX、JPEG、GIF、PNG、PMPは変換して対応)
E-Inkディスプレイの電子書籍リーダーとしては、なかなか立派なスペックです。
Kindleとくらべても基本的なところで遜色なく、むしろ価格見合いというべきか、上回る機能を持つ部分も多々あります。
特にGMS対応していて、Google Play ストアから各種アプリのインストールが可能で、KindleやGoogle Play ブックを始めとして、各種電子書籍リーダーやコミックリーダーを取り扱える、というのは、比べるもなく、優れたところであり、これが最大のポイントだと思われます。
デフォルトで入っているリーダーアプリもよくできていて、対応しているフォーマットは結構幅広いので、なんでも放り込んでおけばあとから開いて確認することもできます。
しかも、SDカード対応しているので、悩まずに大量のデータでも放り込んでおくことで、大変便利に使えます。
その他のアプリケーション類も必要にして十分、かつそれなりに使えるものばかりということで、よくできています。
それでいて、軽い、小さい、コンパクトサイズで、素晴らしいです。
冬になれば着込んでいるどれかのポケットには入る大きさですね。
私の思いがこの形で表現できているかのようです。
- ディスプレイは普通のE-Inkで、少し残像残ったりするのも普通のE-Inkながら、フロントライトも細かく調整可能で見やすい
- 物理ボタンがほんとに便利
- バッテリ持ちはまあまあかな、Kindleには遠く及ばないけど、機能的なことを考えたら当然
- とにかくGMS対応、Googleの各種サービスが使えて、アプリもインストールできて、幅広い電子書籍リーダーやコミックリーダーなども使えて、使える幅の広さが広い
- Wi-Fi接続も安定していて問題なし
- ストレージが大きいので、とにかく悩むくらいなら入れておく、って感じで使いでが広がる
- 何より軽くてコンパクト、持ち運びに便利で思いついたときに読書が可能
- 初期設定にちょっと気をつけるところがあるものの、丁寧な別紙メモ付きで迷わない
とっても良いです。
すでに手放せない存在で、ちょうど寒くなってきて、しっかりしたものを羽織るようになってきたので、コートやジャケットのポケットに入れておくことが増えました。
電車の中でもさっと取り出して読書です。
小さい、軽い、全体がコンパクト、というのは、善ですね。
画面の見やすさは、フロントライトの調整で十分に維持されています、様々な環境でも大丈夫。
真っ暗な布団に入った状態でも、明るい昼間の電車の中でも、どこでも見やす行く調整できます。
本に入り込んでいるときなどは物理ボタンがほんとに便利。
タップミスみたいなものでイラッとさせられることはなく、確実に送ったり戻ったりできます。
Kindle以外の電子書籍リーダーが使えるのは、さらに素晴らしいメリットです。
たまたまGoogle Play ブックで安売りしていて買った、とか、そういうことがどうしてもあるので、幅広く対応しているのは重要です。
さらに、ストレージがとっても大きいので、PDFにして保存してある各種ムック本などなど、自分の資産が、まずは悩まずに放り込んでおいて、そういえば、と思えばすぐに開けられる、というメリットも大きいです。
Wi-Fiは安定しているようで、本のダウンロードに手間取ったりということも発生していません。
Googleのサービスを使うためのGMSの設定のためには、ちょっと見慣れない操作をして、少し待つ必要があるのですが、これも紙1枚ですが付属していただいている日本語の丁寧なメモを見て、そのとおりに操作すれば簡単に使えるようになるので、問題なし、です。
さらに、物理ボタンやスワイプ等のタッチ操作に動作の割当が可能になっていて、もちろん一定の制限はありますが、かなりの自由度があるので、自分が使いやすい環境を簡単に作ることができます。
例えば、右手で持って操作したい場合にはひっくり返して、画面も回転させ(可能です)て、さらにボタンの割当を替えることで、我慢を強いられることなく操作できます。
ということで、全体に、とってもいいです。
本当に大変ありがたいデバイスです。
- RAMは2GB(少なっ!!)で、E-Inkということ以上にもっさり感あり
上げるとしたらこれが最大にして最凶のポイントです。
読み始めてしまえばほぼ物理ボタンでページめくりするくらいなので、もっさりなどが気になることはないわけですが、読む本を入れ替えたり、ましてアプリを変えたり、設定を変更したり、といった一般の操作については、いやー、正直、結構もっさりです。
もっさり、というか、ホントのろい動きになることが多いです。
専門的なことはよくわかりませんが、メモリにあるような操作、つまり繰り返していろいろ同じような設定を変更したりしていると動きは普通になってきますが、とにかく、全く違う操作をしようとすると、ワンテンポ以上のゆっくり動作で反応したりします。
タップしたつもりで反応がないのでもう一回同じ操作したら繰り返しになっておかしなことに、といったことが起きたりもします。
手におえないほど酷いわけではないですが、最近のミッドレンジ以上のスマートフォンくらいの操作感に慣れているとちょっと違和感は大きく感じるレベルです。
そもそも、E-Inkというのはもっさりしますし、場合によっては、残像みたいのが残ったりするものですが、RAMがとても少ないのは動作そのものの緩慢さに大きく影響していると思われます。
そのため、付属のメモによれば、おそらく多少のバッテリー消耗を犠牲にしてでも、余りすぐにサスペンド状態にならないような設定を推奨しているくらいですね。
と、かなり強くもっさりをお伝えはしていますが、とは言え、使えないほど困るレベルではないです。
一旦設定なども済ませておけば、そんなに困ることもないですし、というか、普通に使ってまともに操作できないようなレベルではないので、現実に問題になるほどではないと思います。
まあ、でも5千円くらい高くなってもいいので、もう少しRAM積んでくれても良かったかな、という気もしますけどね。
お伝えした通り、RAMが少ないことに起因するメモリにのっていないような操作をする際のもっさり感が強い以外は、私の希望通りの端末であり、すごく満足感が高いです。
サクッと読書スタート、これが全てで、これに尽きます。
しかも、いちいち中身の心配をしなくても、たくさん放り込んで置けますし、いろいろなアプリも入れられますので、メンテ不要で持ち歩いて、スキマ時間に読書が楽しめます。
いやほんとにいい端末です。
この端末は、ブラックとホワイトの2種類があって、単に色が違うだけではなく、カバーガラスの有無という明確な違いがあります。
具体的には、上の特徴などにも書いている通りで、「ブラックモデルはカバーガラスが搭載されているためフラットパネルとなります。したがって、アプリを使用する際に、タッチやジェスチャー機能が使いやすくなっております。一方、ホワイトモデルは、パネルとベゼル部分にわずかな段差はありますが、カバーガラスがない分コントラストが高くなり、E Inkの文字がくっきりと綺麗に表示されます。物理ボタンを中心に電子書籍リーダーとしてお使いになるのであればホワイトモデルがおすすめです。」ということになります。
私は、お年寄りなので文字が見やすい、ということにこだわりまして、ホワイトモデルを購入しました。
一方で、やはりカバーガラスがなくって、画面とフレームに結構な段差があるため、それでなくても緩慢で?になってしまうことのある操作感からして、フラットになっていることでタッチやジェスチャーがしやすいというブラックモデルも気にはなっているところです。
ひょっとしてブラックモデルにしていれば、もっさり感に対する感じ方が少し良かったかもしれない、という気もしていますが、やっぱり見やすい、と言うのは文字が見にくくなっている私のようなものには何より重要なものでもあります。
ケースも良かったです。
開ければ画面が立ち上がっていますし、閉めれば画面が落ちだ状態になってくれますし、便利です。
それにE-Ink画面はどうやったら壊れるのか知りませんが、ちょっと心配なものでもあるので、画面保護という意味でも安心です。
それにしても、小さい、軽い、コンパクト、持ち運びが簡単で、すぐ読める、これは正しく正義です。
この種の端末にとっては命ではないでしょうか。
電子書籍リーダーとしては、少々お高い方に入る?(Kindleが安い、という話もありますが)かもしれませんが、満足感は高いです。
HUAWEI MatePad Paperも愛用していますが、カジュアル読書には、このBOOX Leaf2、ということになりそうです。
少しもっさり、お高め、ということを許容できるようでしたら、電子書籍リーダーを使う方には、この端末、めちゃくちゃオススメです。