少し前にL字デスクに変えて、デスクライトも買い替えて、環境を見直している、というお話をご紹介しました。
L字デスクの少し横に長いところを生かして、小さめのディスプレイを追加して、デュアルディスプレイ環境を作ることにしました。
というか、実は、逆にディスプレイがもう1つあると「ながら」に便利かなと思うことがあり、その余地が全くない旧型のPCラック型デスクから少し横幅があってかつ上の段無しでプリンタが設置できるデスクを探して、L字デスクに行き着いたのでした。
少しかけて環境を整えているところですが、今回はそもそも狙いでもあったデュアルディスプレイ環境を作るということで、あまり予備知識ない中ではありましたが、今流行?のモバイルディスプレイでそこそこ良さそうなものを見つけてうまく設置することができましたので、ご紹介します。
ところで、机は、ちょっとガジェットというのは違うと思いご紹介してなかったのですが、ご参考に、こちらです。
ただ、L字の出っ張りの位置が下のリンクは左側にありますが、私が購入したのは右側にあるタイプです。
購入したものは、色がホワイト、ブラック、ナチュラル、ビンテージ、ブラウンの5種類あって、それぞれに出っ張りが左側にあるか右側にあるか、が選べます。
私はブラウンの右側にあるタイプにしました。
この記事を書いている時点では、売り切れかな、選択肢の中に現れないようです。
肝心のモバイルディスプレイはこちら。
もくじ
1. 概要・スペックほか
このARZOPAというメーカー、よくわからないですね、発音すら正確にわからないわけですが・・・。
この手の中国メーカーを調べてまとめたサイトがあり、これによるとARZOPAというのは、こちらのとおりです。
モバイルディスプレイを作る信頼度の高い優良メーカーとのこと。
一安心でしょうか。
Webサイトは見つからないので、Amazonの商品ページからの情報です。
以下に引用などでご紹介します。
支障がありましたらお知らせください。
- 【15.6インチ大画面4K超高解像度&100%Adobe RGB】ARZOPAはお客様のニーズに応えるべく2023最新モデルを登場!現在市販されているFHDの4倍の15.6インチ大画面4K超高精細ディスプレイ。100%Adobe RGBと非光沢IPS液晶パネルは178°の広視野角を搭載、長時間画面を見つめても目が疲れません。液晶ディスプレイのチップにおける3D LUTを最適化にすることで、色度座標と色曲線をより正確に表示できます。このモバイルモニターは色の精度が高く、プロのニーズに応えます。プロフェッショナル液晶ディスプレイのレベルに達成していいて、デザイン、描画、映画鑑賞に最適です。uhdは、4倍の喜びを楽しむことができる完璧な視覚体験をもたらします。
- 【350nits高輝度&高对比度】超薄设计実測すると350nitsの高輝度に達します。どんな環境でも、画面がはっきり見えます!また、1500:1 の超コントラスト比。画像の鮮明度、ディテール パフォーマンス、およびグレー レベル パフォーマンスに非常に役立ちます。また、写真の輪郭の美しさを強調し、白黒をより明確にする効果により、映画の細部のコントラストを区別しやすくなります。
- 【一本だけ連接&多機種に対応】ノードパソコン、デスクトップ、スマホ、PS3/PS4、XBOX ONE又はNintendo Switchなどにも対応しています。USB Type-Cケーブル1つ或いはUSB Type-Cケーブル1つ+Mini HDMIケーブル1つの組み合わせでデバイスとモバイルディスプレイを接続でき、いつでも仕事用、プレゼンテーション、ゲームや映画などに使える最高の相棒になります。滑らかな描写を可能にするFreeSyncや目への負担を軽減するブルーライト低減モードも搭載 ご注意:Cケーブル1本で接続する場合は①必ずモニター付属している黒いC to Cケーブルまた別の映像転送できるC to Cケーブルをご利用お願いします、②繋いでいるパソコンのType-Cポートは必ずDP alt Modeに対応できます。ご注意:Nintendo Switch Liteは映像出力に対応できないので対応できません。
- 【スタンドとして使えるケース付属】スタンドとしても使える折りたたみ式のスマートケースが付属しているので、縦置きでも横置きでもしっかりと本体を支え、作業、リーディングによって適切な角度に調節可能です。ご注意:縦置き表示できますが、繋いでいるパソコンの【ディスプレイ設定】のところに縦表示に設定する必要です、設定順序1. デスクトップの右クリックメニューから「ディスプレイ設定(D)」を選択。2. 「向き」メニューからモニターの方向を選択。3. 向きを選択したら「適用する」をクリックする。
- 【スピーカー内蔵&安心の3年保証】ARZOPA品質サポート&真心こめたおもてなし。カスタマーサポートを努めて提供いたします。ARZOPAは100%品質の向上を続けるだけでなく初心を忘れるべからず、信頼でき、心を込めるサポートを約束します。安心の3年保証付き、万が一、何か品質問題がございましたら、連絡通路:アマゾンの注文履歴を弊社にご連絡してください。【PSE認証済み】
2. 開封と実物紹介
できの悪い写真でいくつか実物を紹介。
まあ普通の箱です。
ビニールにくるまれてます。ビニール、反射するんですよね。
ビニールの有無で写真いちいちいりませんね・・・。
必要な情報がしっかりまとめられていて、いい感じの裏面です。
本体がビニール袋にくるまれて入っています。
タブレットの箱を開けたのと同じ状態ですね。
本体を取り出してみると、付属品がいくつか。
付属品一式です。
簡単な取扱説明書が付いています。
画面を拭く布でしょうか。
それと画面下側にでも貼り付ける滑り止めと思われるものが入っています。
給電用のセット、アダプターとケーブルが付属しています。
充電ケーブルと思われる両端USB-Cのケーブル。
ACアダプターも付属です。
映像用のケーブルが2種類、2本付属しています。
HDMIケーブルとUSB-Cケーブルです。
1本は、HDMI to Mini HDMIのケーブル。
もう1本はUSB-Cケーブル。
映像の出力と給電に対応したものと思われます。
モバイルディスプレイとしてノートPCから映像出力する場合では、USB-Cから出力させて給電も同時に、ということで、1本で利用可能になる、ようです。
保護ケース付きの状態です。
上側から蓋が覆いかぶさっているような形です。
蓋を開けていくとこうなります。
裏側はこうなっています。
上から横に線が入っているところまでがカバーでその下は本体そのもので、この長方形の部分だけ少し厚みがある、という作りになっています。
これによって、カバーをしても全体が厚くならないようになっています。
中国メーカーのこういった製品は、本当にレベルが高くなってますね。
3. 使ってみて雑感
- 15.6インチ、4K(3840×2160)UHDディスプレイ
- スピーカー内蔵
- 映像入力はUSB-CとMini HDMIの2系統
- USB-Cは給電のみの端子と映像入力と給電の両対応の端子と2つあり
- 3.5mmオーディオジャックあり
- 給電USB-Cケーブル、ACアダプター、映像入力USB-Cケーブル、HDMI to Mini HDMIケーブルが付属
- 持ち運びの画面保護とスタンドになる保護ケース付き
- ケースを外すと超軽量
この大きさで4Kってどうかなと思いましたが、私の場合は、Web会議の参加者の顔を写したり、なにか作業中にTVやYouTubeなんかを流したり、という使い方で、この画面で字を読むことは想定してないのと、一方で、デュアルディスプレイにしたときに、2つのディスプレイが解像度が異なることによる扱いにくさ、が、あるかどうかも正直良くわからないのですが、それが気になったので、少々お高かったですが4Kを選んだのでした。
良かったです、やっぱり、違和感が少ないと感じます。
字を見ることはないので、少々文字が小さくなっている分には気にしません。
2つの画面があるのは大変に便利です。
「ながら」がはかどります。
スピーカー内蔵もありがたいです。
入力がUSB-Cだけじゃなく、MiniではありますがHDMIにも対応しているのはありがたいです。
それでいて、かなりの軽量で、持ち運びが楽です。
ケースは若干重くなりますが、保護のためには一定の固さ重さも必要でしょうがないところですが、それでスタンドにもなりますので、便利です。
うちでは持ち運びを想定した使い方は予定していませんが、簡単に移動させることができるのは、必要なときには便利に違いありません。
- ディスプレイは普通にきれい
- 15.6インチでながら見用にいい大きさ
- 色などの調整が可能
- ベゼルも普通の狭さ
- 軽くて、しっかりしているので設置が簡単楽ちん
- USB-C以外にMini HDMI入力が可能
- スピーカー内蔵で簡単に音を出せる
- 3.5mmオーディオジャックありで有線イヤフォン接続が可能
ディスプレイは普通にきれいだと思います。
センスもないのでよくわかりませんが、私の感覚から言えば、かなり濃い目の色味で設定されているように感じて、かなり、薄味になるように色の調整をしました。
薄味というか、Dell U2723QEのHDR接続の色味に極力近くなるように設定したつもりです。
うちの自作PCは、nVidiaのGeForceのGTX1650のグラフィックボードをつんでいて、このグラフィックボードがHDMIとDisplayPortの出力に対応していて、HDMIはメインディスプレイであるDell U2723QEに繋いであります。
Dell U2723QEはこちらで紹介しています。
そのため、今回はDisplayPort出力を使って、それをHDMIに変換して、本機のMini HDMIにつなぐことにしました。
変換のケーブルはさすがに付属していないので、Amazonで検索して良さそうなものを見繕って購入しました。
接続するだけでWindowsがきちんと複数ディスプレイを認識してくれて、設定ができるようになります。
本機はHDRに対応している、とされていますが、どうもHDR接続には成功していません。
Windows側で「2」のディスプレイのHDRの設定をONにしても、ONにならない、という現象が起きてます。
ケーブルに問題があるのか、そもそも無理なのか、本機の不具合なのか、よくわかりませんが、気にしないようにしています。
いずれにしても、USB-Cでの入力のみではなく、Miniではありますが、HDMIに対応しているのはありがたいです。
で、この薄さ、軽さでスピーカー内蔵というのもありがたいです。
TVの流し見にはいい音は不要なことが多く、単に小さめで音が出ていれば十分ということもあるので、スピーカー内蔵というのは手軽に音出しできて便利で良いです。
DisplayPortからHDMIに変換して接続しているわけですが、それだけでWindowsがスピーカーを認識して、音の出力先に選べるようになるのは簡単でありがたいです。
コード接続が追加で必要だったりすると大変ですので。
それに、その気になれば有線イヤフォンやヘッドフォンを接続できるのもあなにげに便利です。
サイズ感もぴったりでした。
もう少し大きい普通のディスプレイを購入することも考えましたが、20インチ超えになってくると、値段的にもそれなりの価格になりますし、そもそもそれなりに広いが必要になりますし、この大きさのモバイルディスプレイにして良かったです。
- 画面の右側の面にある色味などの調整ボタンの操作が難しい
- 横向き設置した場合の下側のベゼルのブランドロゴが目につく
- 保護ケースをテント型にして横向き設置で立てることができるものの安定感が今ひとつ
いや、ほんとに操作しにくいんです。
ボタンは2つ、1つは長押しで電源オン/オフ、とリターンに相当するボタン、もう1つは上下に動かせて、押し込んでエンターになる調整用ボタン。
この上下に動かせて押し込んでエンターのボタン操作がかなり難しいのです。
ノッチみたいのが小さいのと、押し込みをかなりしっかり押し込みしないとエンターにならない、ということで、ちょっとイライラさせられます。
ここはもう少し工夫していただけるとありがたいところです。
それ以外では今のところあまりないのですが、横向き設置した場合に下側の縁にARZOPAというブランドロゴがデカデカと書かれているのは、要らなかったですね。
字も大きくて目障りな感じがします。
できれば、下側もスリムなベゼルにしていただいたほうが良かったです。
何らかこの部分に一定の幅の広さが必要だったとしても、なにもない方が・・・。
あと、まあ、補助的な機能ではありますが、保護ケースを使った立てかけが、ちょっと安定感がないのが残念なところではあります。
そのために滑り止めのシールが付属している、と言うことだとは思いますが。
角度を変えたりしてしっかり設置したい場合は、それなりにしっかりしたスタンドを用意したほうがいいように思います。
良いです。
今のところ不満はありません。
HDRがオンにできないのは気になりますが、USB-Cでメインディスプレイとして使うようにするとオンにできるのかもしれませんし、ひょっとするとケーブルの問題なのかもしれませんし、この手のことは原因特定の調査が難しいので、今度腰を据えて調べてみようとは思っています。
が、今のところ、色味の調整もなんとか出来ましたし、HDRじゃなくても特に不満もないのでこのままでもいいかなと。
デュアルディスプレイにしてから、かどうかも実ははっきりしていませんが、VirtualBox 7.0でゲストのWindowsがなにかの拍子にハングアップする、またはVirtualBoxのゲストOSとのインターフェースが固まるという謎の現象に遭遇するようになってしまいました。
が、これは、VirtualBox 7.0の出来が、相変わらずのイマイチさであることが主たる原因のような気もしていて、本機の導入とは関係ないかもしれません。
2つ目のディスプレイ、またはモバイルディスプレイとして大変満足できるものです。
良い買い物をしました。
念願のデュアルディスプレイで、ますますPCデスクに向かっている時間が長くなりました。
(どうせTVの主導権はありませんし。)
TVを流し見したり、YouTubeでMVを流したりと、「ながら」にぴったりです。
今もTVがついていて、本機から小さい音が出るようにしてあります。
安定した固定設置ができるように、かつ取り外しもできるように、と別途スタンドを購入することにしました。
それからDisplayPortからHDMIに変換するケーブルも購入しましたので、この2つは別途ご紹介したいと思います。
モバイルディスプレイではありますが、ほぼ固定して利用する予定ではあるものの、セカンドディスプレイとして、良い買い物をしました。
4Kで15-16インチクラスのディスプレイをお探しの方にはおすすめするディスプレイです。