音楽、洋楽のロック、ポップスが好きで移動時はたいてい何かしら音楽聞いたりしていますが、家の中にいるときは少し楽なヘッドフォンかイヤフォンで聞きたいと思っていたところ、オーバーイヤータイプのヘッドフォンが楽だと聞いて、そんなに高級なものは買えないですし、ひとまず初めてのオーバーイヤーヘッドフォンということで試しに購入してみました。
Anker Soundcore Life Q20です。AnkerのSoundcoreシリーズのヘッドフォンです。Amazonではこちら。
シビアなクラシックとか聴くわけでもないですし、どちらかというといまいちな耳しか持ってないので、そんなにすごい機材じゃなくても満足する方で、そういう一般の人としてどうか、と興味深く、買ってみることにしました。
他にもイヤフォンはいくつか持っているので、それでも良いんですが、オーバーイヤーだと、耳も楽なのかも、という期待もありです。
もくじ
1. 概要・スペックほか
取扱説明書はこちらにあります。(AnkerさんのPDFへのリンクです。問題ありましたらお知らせください。)
- 再生可能時間:最大40時間 (ANCモードON) / 最大60時間 (ANCモードOFF時)
- 充電時間:約3時間
- 充電端子:Micro USB
- 重量:約260g
- Bluetooth規格:5
- Bluetoothプロファイル:AVRCP / A2DP / HFP / HSP
- 対応コーデック:AAC / SBC
- 周波数応答:20Hz-20KHz (Bluetooth接続時) 、16Hz-40KHz (AUXケーブル接続時)
- パッケージ内容:Soundcore Life Q20、3.5mm AUXケーブル、Micro USBケーブル、トラベルポーチ、取扱説明書、安全マニュアル、18ヶ月保証 + 6ヶ月 (Anker会員登録後) 、カスタマーサポート
- 製品型番:A3025011 (ブラック) , A3025041 (シルバー)
ご注意
・ハイレゾ対応はAUXケーブル接続時のみ。
・AUXケーブル接続時はヘッドホン側のマイク、ボタン操作は使用できません。
となっています。Ankerのサイトの情報です。
製品のポイントは以下の通りとなっています。
アクティブノイズキャンセリング (ANC)
ヘッドホンに搭載されたマイクが周囲の騒音を検知し、アクティブノイズキャンセリング (ANC) によって自動車や飛行機のエンジン音などの低周波ノイズを除去します。
ハイレゾ対応の高解像度サウンド
40mmのダイナミックドライバーが、ハイレゾ音源のクリアで繊細なサウンドを実現します。 (※ハイレゾ対応はAUXケーブル接続時)
迫力の低音
独自技術であるBassUpテクノロジーを搭載し、音楽をパワフルかつ鮮明に、そして深みのある低音でお楽しみいただけます。
ハンズフリー通話
電話がかかってきた時も内蔵マイクでハンズフリー通話が可能です。通話応答もヘッドホンのボタン操作によって可能です。 (※Bluetooth接続時のみ )
最大40時間の長時間再生
アクティブノイズキャンセリング (ANC) モード時は最大40時間、通常時は最大60時間の音楽再生が可能です。また5分間の充電で約4時間の音楽再生が可能になりました。
長時間移動に便利なアクセサリ
Soundcore Life Q20は折り畳んで付属のトラベルポーチに収納すると持ち運びに便利です。また、充電がなくなりそうな時は付属のAUXケーブル接続により音楽再生を続けることができます。 (※AUXケーブル接続可能な機器のみ)
2. 使ってみて雑感
Ankerらしく、比較的スッキリしたパッケージです。本体の他にMicro USBの充電ケーブルとAUXの3.5mmのケーブルとが付属しています。
うーん、Micro USBか。残念。我が家のガジェットからMicro USBを撲滅したいのですが、まだ少し古いものには残っているので、しょうがないと思っていましたが、新しく購入したヘッドフォンがMicroとは・・・。
あとは、かんたんな取扱説明書とかそれから布製のポーチが付いています。外に持ち出す可能性はほぼないので、あまり気にしていませんが。ハードケース付きのバージョンも売っているようですね。
初めてのオーバーイヤータイプなのですが、耳をすっぽり覆う形で、没入感もあり良いですね、長く使っても耳が痛くならないですし。
私の頭だとヘッド部分は伸ばさずに一番短い状態でぴったりです。何度か1時間ほど使ってみましたが、頭が痛くなるとか、耳が痛くなるとかそういう事は全くありません。
そして、この安心感没入感もありつつ、それでいて、ワイヤレスというのが素晴らしいです。
Bluetoothの最初のペアリングも簡単だし、接続状態も安定しているようで、少し離れても音飛びなどはあまり発生しないですね。
やっぱり、モノの大きさがそこそこある、というのは、各装置を無理やり小さくまとめなくてよく、安定したものを使えるということなのか、それに当たり前にバッテリーの持ちも良いですし、良い事ずくめですね。
左耳側に電源とアクティブノイズキャンセリングのボタンが、右耳側にボリューの上げ下げと長押しで進む/戻るになるボタンとその間に再生/停止のボタン、そして、AUXのケーブル差込口と充電用のMicro USBの差込口があります。
すべてのボタンはしっかりと押し込む感じがあり、操作していることがはっきりわかるので良いです。このへんも大きさがあることのメリットかも知れません。タッチ式も悪くはないのですが、操作できたかどうかよく分からなかったり、実際反応なかったりして、いらつくこともしばしばありますが、これだとあまりその心配はなさそうです。
まだ試していないのですが、Bluetooth接続なら内蔵マイクで電話に出て会話することもできるようです。
で、肝心の音ですが・・・。
悪くないと思います。やっぱり、高級オーディオの高級ヘッドフォンというわけには行かないのは、私の耳でもわかります。
実はSONYのWF-1000XM3も持っているのですが、これはやっぱりそれなりに良い音だと感じます。それと比べて特別良いかというとさすがに値段の差を考えても、普通に聞いてもそういう事はありませんし、一方で、全然ひどいか、というとそんなこともありません。
少し粗い感じはしますが、普通にストリーミングでポップ・ロックを聞く分には全く問題なし。
BassUpとか言う機能があって、再生/停止ボタンを長押しするとオン/オフできるようです。
私はこの手の加工はあまり好きではないので使わないことが多いのですが、このBassUpはそんなに強く効くものでもないようで、そんなに不自然な感じはしないのでオンにして使っています。
同様にアクティブノイズキャンセリングも控えめな機能です。家の中で一人でいればそうそううるさい音はないものではありますが、オンにしておくと全く無音のような感じになります。
違和感もないので、これもオンにして使っています。
標準の状態で使っているわけですが、めちゃくちゃすごい、というわけではないですが、しばらく愛用するだろうな、という程度には良いものだと思います。
AUX接続ならハイレゾ対応しているそうです。手元にある音源はそう多くなく、また、再生する環境も全然まともなものではないのですが、全く違うのがわかりますね。ハイレゾ、すごい。
有線にするとケーブルが何かとじゃまになってあまり好きじゃないですが、でも実際に音源があって音を楽しみたいときは良いと思いました。
Amazonで少しオフセールになっているときに購入したので、5,000円弱で購入できました。この価格だと考えると満足できるものです。
ヘッドフォン、イヤフォン等々、こういったものは好みがまちまちだと思いますので、色々受け止める方はいらっしゃると思いますが、十分に楽しめる、それなりに満足感があるものだと思います。
2021/01/17 追記
普段はこのヘッドフォンはデスクトップPCに接続しているのですが、Chromebookに接続して、ウェブ会議に使用してみました。スピーカー(ヘッドフォン)としてももちろん問題なく、かつ、マイクとしてもそれほど悪くない音で会話できました。正直、それほどいい音で伝わっているというほどではないようですが、ウェブ会議で使う分には問題ないレベルのようです。