Amazon Fire HD 10 (第11世代 2021年)を購入しました

Amazon Fire HD 10 取り出したところ

仕事、相変わらずバタバタで、週末もあまりゆっくりする時間が取れない状態が続いています。

そんな中ですが、相変わらず、自分にベストフィットするタブレット端末探しの旅は続いています。

Teclastのタブレットは悪くないのですが、自分的に大事なポイントがアウトだったり、たまたま縁がなかったりで、結局、利用中のタブレット端末はゼロの状態になってしまい、これは何かと不自由だ、ととにかく安くて最低限のものを入手しておこうと考えて、結局、毎度おなじみAmazonのFire HD タブレットに戻ってきました。

今年には、Googleもタブレットを出すかも、という噂もあるようですし、Lenovoとかがそれ以外でも頑張ってくれそうなので、ちょっと期待して、しばらく待ちということで、その間のつなぎです。

前のバージョンは持っていましたが、子供に持っていかれていて返ってきていないのと、Fire HDタブレットなら、まあ余分になってもかみさんにあげるとか、困るものでもないということで、考えたものです。

しかもたまたまタイムセール祭りか何かやっていて、廉価版のほうが10,980円と格安になっていたので、これも背中を押してくれました。

もちろんカバーとかなしです。いいです、それで。

ただ、キラキラ画面の反射が酷いので、液晶の保護シートだけは付けました。

ということで、一応ご紹介です。

もくじ

  1. 概要・スペックほか
  2. 開封と実物紹介
  3. 使ってみて雑感

1. 概要・スペックほか

あまり語る必要もないと思いますが、Amazonのページからざっと。

今回は、Fire HD 10 Plusではなく、無印の方を購入しました。とにかく安いことが最も重要なポイントでしたので。

とは言え、メモリが3GBというのは気になりましたが、値下げしていたのは無印だけだったので、価格差考えるとちょっと買えないかな、ということで、安い方になりました。

Amazonの商品ページはこちらです。

以下に引用などでご紹介します。

支障がありましたらお知らせください。

特長

Amazon商品ページから

大迫力の10.1インチディスプレイ

大迫力の
10.1インチ
ディスプレイ

明るい、鮮やか、快適

前世代機より10%明るい鮮やかな1080pフルHDディスプレイ(1920×1200) 、解像度224ppi、3GB RAMとオクタコアプロセッサを搭載。

ポータブルで頑丈な10.1インチ

前世代機より7%薄く、8%軽くなり、強化アルミノシリケートガラスのスクリーンで持ち運びやすくなりました。最大12時間の長稼働バッテリーと1TBまでのmicroSDカード(別売)の対応で、外出先でもダウンロードしたコンテンツを楽しめます。

エンターテイメントをワイド
スクリーンで

映画やドラマ、音楽、電子書籍やアプリなど様々なコンテンツがこの一台で。Prime Video、ディズニープラス、NetflixやDAZNの動画配信サービス、音楽配信サービスのAmazon Music、200万冊以上の本、マンガ、雑誌が読み放題のKindle Unlimitedなど、幅広いエンターテイメントがワイドスクリーンで楽しめます。

※特定のコンテンツやサービスの利用には登録・契約や料金が必要な場合があります。

エンターテイメントをワイドスクリーンで
AlexaをFireタブレットで

AlexaをFire
タブレットで

Alexaに話しかけるだけで、天気、ニュース、時計、音楽、Alexa対応家電など簡単操作。天気やカレンダーのチェックもハンズフリーで。

※スマートホームの製品によっては別途接続するためのハブ(別売)が必要となる場合があります。
※AlexaとFire HD 10はお客様のプライバシーを重視して設計されています。例えば、いつでも音声録音を確認、削除したり、Alexaハンズフリーモードのオンとオフを切り替えることができます。

ファミリーにもFireタブレット

ファミリーにもFireタブレット

ペアレントダッシュボードを使って、お子様が楽しめるコンテンツの追加や削除、ブラウザの制御、1日の学習目標や15分単位での利用時間の設定も簡単。お子様向けのオールインワンの定額サービスであるAmazon Kids+は初めての方なら1ヵ月間体験無料。

日々のあらゆるシーンに

メールのチェックやショッピング、レシピ検索や買い物リストなどあらゆる用途もこの1台で。

Echo Show デバイスやAlexaアプリ、Zoomアプリを持つ家族や友達と、手軽にビデオ通話も楽しめます。FacebookやTwitterなどSNSアプリもご利用いただけます。

※キーボード付きカバーは別売です。

選べる専用カバーキーボード付きカバーFire HD 10、Fire HD 10 Plus専用のMade for Amazonキーボード付きカバー(別売)はご家庭やオフィス、学校で、メールやメモの作成の際に便利です。Amazon純正カバーAmazonがデザインした、スタンドになるスリムな純正カバー(別売)も選べます。タブレットを装着したまま、簡単にボタン、充電ポート、カメラのアクセスができ、カバーを閉じるとマグネットでしっかり閉じた状態をキープします。

バッテリーセーバー・低電力モード

バッテリーセーバーまたは低電力モードをオンにすると、端末の電力を節約できます。詳しくはこちらをご確認ください。

仕様

技術仕様

Fire HD 10

Fire HD 10

ディスプレイ10.1インチ、1080pフルHDディスプレイ(1920×1200)、解像度224ppi、強化アルミノシリケートガラスのスクリーン
サイズ247 x 166 x 9.2mm
重量465グラム(実際のサイズと重量は、構成および製造工程により変動する可能性があります)
CPU、RAM2.0GHz オクタコアプロセッサ、3GB RAM
容量32/64GB(使用可能領域 24.2/55.0GB)の内部ストレージ。1TBまでのmicroSDカード対応(別売) ※内部ストレージにインストールしなければいけないアプリケーションもあります。アプリケーションや機能アップデートによって使用可能領域が異なる可能性があります。通常、microSDカードの使用可能領域はmicroSDカードに記載されている容量より小さくなります
バッテリー読書、ウェブ、ビデオ、音楽などで通常使用時、最大12時間。端末の設定、使用方法、ウェブブラウジングやコンテンツのダウンロードなどの条件によって異なります
充電時間同梱のUSB-C(2.0)ケーブル、9W充電アダプタで約4時間。
wifi接続デュアルバンドwifi。デュアルバンド802.11a、802.11b、802.11g、802.11nまたは802.11ac標準規格を使用した公共およびプライベートのwifiネットワークまたは無線LANスポット、パスワード認証によるWEP、WPAおよびWPA2セキュリティに対応。アドホック(またはピアツーピア方式)のwifiネットワークへの接続には対応していません。wifi 6(802.11 ax)には現在対応していません
入出力USB-C(2.0)コネクタ、PC/Macコンピュータに接続、または付属の電源アダプタでお使いのデバイスを充電するための付属のType-A to Type-Cケーブル。1TBまでのmicroSDカード対応(別売)
オーディオ3.5mmステレオジャックと内蔵Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー
センサーアクセロメータ、環境光センサー
カメラ2メガピクセルフロントカメラと5メガピクセルリアカメラ、720pのHDビデオ録画
位置情報サービスwifi経由の位置情報サービス(詳しくはこちら)
カラーブラック、デニム、オリーブ
アクセシビリティ機能VoiceViewを使って音声による出力、タッチ入力またはキーボード入力を使用して、画面のオブジェクトの操作ができます。拡大鏡を使えば画面を拡大して表示、さらに、フォントサイズや色の反転、補正、オーディオ設定をステレオからモノラルに切り替え、片方のイヤホンから出力することも可能です
保証とサービス1年間限定保証付き。国内の場合、オプションで別売の延長保証をご利用いただけます。Fire HD 10の使用時は利用規約が適用されます
同封内容Fire HD 10タブレット、USB-C(2.0)ケーブル、9W電源アダプタ、スタートガイド
世代第11世代 – 2021年発売

2. 開封と実物紹介

いつものできの悪い写真でいくつか実物を紹介。

Amazon Fire HD 10 外箱表
Amazon Fire HD 10 外箱表

いつものさっぱりとしたシンプルな箱というか入れ物。

Amazon Fire HD 10 外箱裏
Amazon Fire HD 10 外箱裏
Amazon Fire HD 10 取り出したところ
Amazon Fire HD 10 取り出したところ
Amazon Fire HD 10 付属品を取り出したところ
Amazon Fire HD 10 付属品を取り出したところ
Amazon Fire HD 10 ドキュメント
Amazon Fire HD 10 ドキュメント
Amazon Fire HD 10 ACアダプタと充電ケーブル
Amazon Fire HD 10 ACアダプタと充電ケーブル

ご覧の通り、USB-Cになっているのはナイスです。

Amazon Fire HD 10 本体表
Amazon Fire HD 10 本体表

本体は、透明なパリッとしたビニール袋に入っています。

画面、反射しますねー、どうしてこういう画面にするんだろう?

Amazon Fire HD 10 本体裏
Amazon Fire HD 10 本体裏
Amazon Fire HD 10 本体側面上
Amazon Fire HD 10 本体側面上

横長に持った時の上の側面に左右にスピーカーがついています。(見えにくいですね、すいません。)

Amazon Fire HD 10 本体側面左
Amazon Fire HD 10 本体側面左

横長に持った時の左の側面にはなにもありません。(見えにくいですね、すいません。)

Amazon Fire HD 10 本体側面右
Amazon Fire HD 10 本体側面右

横長に持った時の右の側面に上からボリューム上下ボタン、電源ボタン、少し空いてUSB-Cの口、さらに下に3.5mm ミニオーディオジャックがついています。(見えにくいですね、すいません。)

Amazon Fire HD 10 本体側面下
Amazon Fire HD 10 本体側面下

横長に持った時の下の側面に右側の方にSDカードの挿入口があります。カバーされています。(見えにくいですね、すいません。)

とても軽いです。で、とてもシンプルな感じです。

そうそう、安くなっていたのは黒だけだったので、黒です。

3. 使ってみて雑感

使ってみた感想

スペック・機能などの面から

1つ前の世代よりも良くなりましたね。

  • 10インチ、FullHD以上のディスプレイでまあ見やすい
  • RAM 3GBに増えて、少し動きが軽くなった
  • ベゼル幅を上下左右で揃えて、変な細長い感じがなくなってスッキリした
  • 少し薄くなって、軽くなった
  • カメラも少し画素数が上がって良くなった
  • マイクロSDカードで拡張可能(512GBから1TBに対応サイズが拡張しているのは、それほどでもないですが)

使ってみて良かったところ

  • ディスプレイはまあまあキレイ
  • まあまあ軽い
  • 変な細長さがなくなりバランスが良くなって持ちやすい
  • Wi-FiやBluetoothの接続などの基本的なところはきちんと動作する
  • 3.5mm ミニオーディオジャックがある

軽めなのは良いです。

ディスプレイも少し見やすくなったような気がします。

格安の端末では寝起き(スリープから戻ってすぐの状態)にはWi-Fiが変に接続不良になってしまったり、Bluetoothの接続が不安定になったり、実際に使う時には、実は結構重要だけど、見逃してしまうような細かいツメの部分に甘さがあって、実際使い始めるとイライラしたりすることがしばしばありますが、これはその点では全く問題ないです。

そういう点から、普段使いで、普通に使えるように思います。

使ってみて気になったところ

  • サクサク動くとはいいにくい、ちょっともっさり感あり
  • FireOSがお世辞にも純粋なAndroidよりも使いやすいとは言えないレベルで、かつベースが古いAndroidなのでゼスチャーナビゲーションなどに非対応で操作がちょっと面倒
  • 一応、Google Mobile Service非対応で、AmazonのアプリストアなどAmazonの「システム」を使うが、そんなにできが良くないし、アプリも少なめ。
  • 時々、SDカードが勝手に外された、という警告メッセージが出て、すぐに再認識される、という動きを繰り返すことがあり、煩わしい。
  • 画面ロックのセキュリティはPINやパスワードしかなく、画面をオンにするのも電源ボタンのみ可能という操作感で、少々面倒

正直言って、3GBのメモリでは動作は結構もっさりです。

これは、正直、結構辛いところはあります。

節電しているのか、スリープ明けなどは特にもっさりと動き出す感じがあって、いろいろ操作する、となるとストレスに感じることもあるかも知れません。

また、アプリ間を行き来したり、といった操作を頻繁に多くやる場合は、ちょっとしたもっさり感に少しいらつくかも知れません。

Plus版は4GBのメモリがあるそうなので、少しマシかも知れません。

とは言え、主にコンテンツ(Amazonの)を楽しむ端末と思えば、そんなにワチャワチャ操作して扱うものでもない、ということで、この点もあまり気にならない、とも言えます。

ネットのニュース見たり、漫画読んだり、本読んだり、動画見たり、全く問題ありません。

ゲームはやりませんのでわかりませんが、まあ難しいんでしょうね。

操作全体で言えば、やはり古いAndroidがベースになっていて、設定などもAmazonらしいあまり整理されていないごちゃごちゃした感じになっていますし、いちいち電源ボタンでオンするしかない、ロックはPINなどしかない、ゼスチャーナビゲーションなどに非対応、等々でやっぱり劣っている感じはあります。

これも、コンテンツを楽しむものだと考えるとそんなに気にならないところではあります。

ちょっと痛いのは、GMS非対応という点ですが、これは、皆さんご存知だと思いますが、ある手順でソフトをインストールすることで、GMS対応させることが可能になります。

大半のGoogleのサービスと言うかアプリがインストール可能になりますし、もちろんGoogle Play Storeが有効になりますので、Androidで使えるアプリが基本的には使えるようになります。

が、ここでもメモリの少なさが少し影響します。

最近のGoogleの各種サービスやアプリは結構重たくなってきていると思われ、概ねもっさりと動くことになってしまいます。

と、いろいろ書きましたが、使い物にならないレベルだ、ということをお伝えしたいわけではなく、使い方によっては全く不自由ないし、使い方によっては少し動作が重たいということが起きるかも、という話です。

こんなものだと思っておけば、気にならない所も多いと思います。

使ってみて

私は、やはりGoogle愛用者ですので、GMSを使えるようにしています。

その結果若干もっさりするわけですが、スマートフォンみたいにあれこれわちゃわちゃと操作する使い方をするわけでもないので、なんとか我慢できている、といったところです。

本来、タブレットに対する希望としては、モバイルネットワーク通信が使えることが、私としてはあるのですが、その前提で探してもまともな価格でまともな端末はそもそも存在していない中で、つなぎ的な存在として、まあ使えている、といったところです。

特に映画観たり、本、漫画読んだり、などのコンテンツ消費にはとても便利です。

少し薄く軽くなっているのは、とてもいいです。

ロック解除したりなどなどの操作感には少し工夫がほしいな、と思いますが。

まとめ

基本的には、良いタブレット端末だと思います。

コンテンツ消費にある程度特化したような使い方なら、不満は出ないように思います。

特にこの価格、というのを考えてみれば、この端末は十分に納得感があると思いますし、通常の使い方なら、本当に困ることはないと思います。

しかも、タイムセール祭りなどで割引価格で手に入るようならなおさらです。

とにかく廉価でそこそこ使えるタブレットをお探しの方には、候補の1つになると思います。

Amazonサービスの愛用者であればなおのことです。

いろいろな目的で使いたい、サクサク動くほうがいい、という方にはPlusの方も選択肢に入ると思います。

Plusはメモリが4GBですし、ワイヤレス充電にも対応していて、一層使い勝手が良くなると思います。

タイムセール祭りなどで値下げされているときは、Fire HD 10の32GBが11,000円弱、Fire HD 10 Plusの32GBが13,000円弱になるようです。

この価格ならあまり振り絞らなくても買える気がしますね。

家の中で使うだけなら、アンチグレアのガラス面保護シートだけで十分、ケースは不要です。

別途スタンドは欲しくなるかも知れませんが。

おすすめのタブレット端末の1つです。