Alphawolf APad1という、今人気の8インチサイズのLTE対応タブレットを購入しました、これまたとても良い端末なのですが、なに?Headwolfと兄弟?

Alphawolf APad1 本体表

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もうだいぶん前になっちゃいましたが、HeadwolfというメーカーのHPad5という10インチタブレットが大変良くできていて、お気に入りになってずーっと使っているのですが、なんだかんだで持ち歩きには重たいし、嵩があるのが厄介なところでした。

それはHeadwolfとかHPad5とかの問題じゃなく、最初からわかっていて、一方で10インチの良さに惹かれてのことであったわけですが、大きなバッグを持ち歩きたくない人間としては、もう少しコンパクトな方がいいかも、と思っていました。

そうこうしているうちに、どういうわけか、10インチクラスのLTE対応タブレットのバトルが8インチにも広がったようで、あっという間に8インチクラスで同様に様々な端末が登場するようになっていました。

メーカーや使っているSoC等を見ると、大体、10インチでの仕上がりから8インチが想像できる感じではあるのですが、とは言え、実際のところはよくわからないというのが本当だったりするので、しばらく静観していたのですが、持ち歩き用に8インチと考え始めたところで、1つ買ってみるか、となったのでした。

で、10インチからの連想も含めて、いくつか物色、検討して、とりあえず購入に至ったのが、Alphawolf APad1という端末になります。

wolfシリーズということでなにか関連してるのかよくわからないのですが、HeadwolfにもFPad5という端末があり、おそらくHPad5と同等のパーツでできており、サイズが違うのみ、と思われ、それだと面白くないかもと思ったことと、調査の過程で、ジャイロセンサーの有無という違いがあるという記事を読んだことがあり、そのためAlphawolfなるブランドにかけて、購入してみたという次第です。

ジャイロセンサーが必要かどうかはさておき、まあ、ほぼ同じ価格で機能・性能に差があるとなると、有利な方を選びたいものです。

かなり良い端末です。

10インチクラスと全く同様の機能・性能で、コンパクト、という良さが出ています。

ご紹介します。

もくじ

  1. 概要・スペックほか
  2. 開封と実物紹介
  3. 使ってみて雑感

1. 概要・スペックほか

Amazonの商品ページはこちらです。

Alphawolfのホームページは、うーん、見当たらないんですよね。

きっと深センの会社なんだろうと思いますが・・・

以下はAmazon商品ページからの引用でご紹介します。

支障がありましたらお知らせください。

特長

Amazonの商品ページから

APad1 タブレット 8インチ

Alphawolf APad1 -タブレット 8インチ 高性能 android タブレット G99、6軸ジャイロスコープ搭載、Widevine L1対応、FHDディスプレイ

タブレット G99

8.4インチタブレット

Widevine L1 対応タブレット

Android14タブレット

4GLTE

16GB+128GB+2TB拡張

8MP/16MPカメラ

5500mAh大容量電池

顔認識対応

TUVブルーライト認証済

画面分割機能

GPS

注意事項

Alphawolf APad1 タブレット
APad1梱包内容
  • 【10月09日追記】皆様のご協力/ご寛容のお陰様で、「A1_V1.0_20240929」のOTAにより、「コンパスが南北逆」という問題が解決されました。更新手順:「設定 → デバイス情報→システムアップデート → 検査アップデート」。今回コンパスの不具合でご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。◆◆◆【アップグレード版 6軸ジャイロ搭載 8インチタブレット】Alphawolf APad1 8.4 インチタブレットは最新の高精度の6軸ジャイロセンサー(3軸加速度センサーと3三軸ジャイロセンサー)を搭載しており、方向制御と正確な照準を実現し、デバイスの動きに合わせて瞬時に反応し、自然な操作感を実現します。カーナビとして使用する際、6軸ジャイロが正確に方向を識別し、楽な運転感を自由に体験頂けます。それだけでなく、ゲーム中の触覚フィードバックを実現し、快適なプレイ体験を提供します。
  • 【Helio G99 CPU搭載&16(8+8)GB+128GB+2TB拡張】Alphawolf APad1 アンドロイドタブレットにはMTK G99プロセッサーを搭載し、8つのコアデザインを採用しています、Antutuテストスコアで400,000点以上を記録しており、Mali G57 GPUとの組み合わせにより、ゲームやグラフィック集中型のアプリをスムーズに実行できます。画像処理および音声認識においてもより高速です。◆APad1タブレット8インチ wi-fiモデルには8GBのRAMに加え8GB仮想RAMをサポートしており、メモリ拡張機能を有効にすることで、RAMが完全に8GBに達すると、最大8GBが自動的にROMから割り当てられ、合わえて16GB大容量RAMを用いて、よりスムーズに操作できます。それに、128GBの大容量の内蔵ストレージが加え、最大2TBまでのマイクロSDカード(別売り)の拡張可能なストレージにより、写真、映画、音楽鑑賞、オンライン授業、ビデオ会議、事務作業などをストレスなくお楽しみいただけます。
  • 【Wi-Fiモデル&4GLTE通信&高精細8MP/16MPカメラ&顔認識&5500mAh大容量電池】最新Android 14 タブレットは2.4G/5G wifiをサポートしており、快適にWi-Fi通信!広域で安定した2.4GHzバンドに加え、電波交渉の少ない5GHzWi-Fi接続にも対応しています。ご使用場所を選ばず、安定した通信と高速通信が楽に実現します。それに、4G通信をサポートし、SMSを送信したり電話をかけたりできます。◆スマートデュアルカメラを搭載しており、ブロントカメラは8MP、リアカメラは16MPで、簡単に美しい瞬間を記録することができます。◆顔認識ロック解除機能を搭載しているため、スムーズに操作できます。◆Android タブレットには5500mAhのバッテリーが内蔵されており、大容量で耐久性が高く、一般的なバッテリーよりも安全性が高いです。USB Type-C +独立した3.5mmのヘッドフォンジャックを備え、様々なニーズに対応できます。
  • 【FHD IPS画面&Widevine L1対応G99 タブレット】Alphawolf APad1 Android 14 タブレットにはFHDディスプレイを採用しており、1920*1200の解像度で同じ面積の領域でより高いグラフィック密度を実現し、色彩より鮮明で細かいものになり、優れた視聴体験を楽しむことができます。液晶ディスプレイ技術を使用し、広範囲の視野を提供し、色の変化や歪みを最小限に抑え、高速な応答速度を持っています。それに、二つスピーカー付いており、動画鑑賞、音楽にも臨場感が高まり十分にお楽しみいただけます。◆Widevine L1対応タブレットはより効率的なHDおよびUHDビデオデコードを提供し、Netflix、Amazon Prime Video、Disney+、huluなどの主要プラットフォームでの1080P HDビデオ再生をサポートしています。
  • 【GMS認証+GPS+コンパス+アフターサービス】Alphawolf APad1高性能 androidタブレットはGoogle Mobile Services(GMS認証)を取得しており、Playストアの豊富なアプリやサービスにアクセスでき、豊富なサービスを体験できます!それに、GPS+Beidou+Galileo+Glonassの四位一体の衛星位置システムをサポートし、世界中で死角のないナビゲーションを実現します。その上、コンパス-方位磁針内蔵しており、どこにいても確実に目的地に到着し、自信を持って旅行を楽しむことができます。車のナビゲーションに使用したり、地図アプリに使用したりすることができ、アウトドア愛好家にとっては正確な位置情報を提供する理想的なツールです!◆弊店にてお買い上げいただいた製品には1年間保証付いており、万が一初期不良などの場合は、また使用中に何かお気付き点やお問い合わせがございましたら、お気軽に弊社と連絡してください。連絡手順:「Amazonアカウント」 → 「注文履歴」 → 「該当注文」 → 「出品者にお連絡」誠心誠意に対応させていただきます。

2. 開封と実物紹介

開けてみましょう

毎度おなじみ、できの悪い写真でいくつか実物を紹介。

なんだか、見たことあるような外箱です。

Alphawolf APad1 外箱表
Alphawolf APad1 外箱表

フタを開けると、こんな感じですが、全体に既視感があります。

違うのはちょっと大きめ、厚めの取説のようなものが入っているところかな。

Alphawolf APad1 箱を開けて一式
Alphawolf APad1 箱を開けて一式

ACアダプターとUSB-A to USB-Cのケーブルがそれぞれ白い紙の箱の中に入っています。

あとSIMピンが必ず付属してますね。

Alphawolf APad1 付属品1
Alphawolf APad1 付属品1

まあまあ立派なマニュアルです。

もちろん基本的なことしか書いてないですが。

Alphawolf APad1 マニュアル
Alphawolf APad1 マニュアル

本体液晶面には、おなじみ、保護フィルムが貼ってあり、薄い表面を守るシートを剥がすと保護フィルムが出てきます。

それにしても、本体も既視感はたっぷりあります。

Alphawolf APad1 本体表
Alphawolf APad1 本体表

カメラのアイランド部分がちょっと他と違うような気もします。

四角いアイランドになってますね。

Alphawolf APad1 本体裏
Alphawolf APad1 本体裏

上の側面には何もありません。

そう言えば、10インチクラスだと、横向き前提になっているのか、インカメラが長辺に存在しているケースが多いと思いますが、本機は短辺の上側にインカメラが存在しています。

Alphawolf APad1 本体上側面
Alphawolf APad1 本体上側面

左側の側面には、見えにくいですが、左端に3.5mmオーディオジャックとその少し横にSIMカードのトレイ収納場所があります。

Alphawolf APad1 本体左側面
Alphawolf APad1 本体左側面

下側面は、中央にUSB-Cの口、その左右にスピーカーがあります。

Alphawolf APad1 本体下側面

Alphawolf APad1 本体下側面

続いて右側面ですが、マイクと思われる小さな穴が空いているのが見えます。

あとはボリューム上下のボタンと画面オン/オフのボタンがあります。

この2つ、Google Pixelとは上下関係が反対なんですよ。

同じにすればいいのに。

あと、横向きで動画なんかを視聴する際はホルダーとかスタンドにおいて画面見ながら、ボリュームの上げ下げ等、なにか操作したりする事があるかと思うのですが、そのため、ボタンは上側に来るように横にすると思うのですが、そうすると3.5mmオーディオジャックが下向きに刺さるようになるという、なんだかコミカルな問題を見つけてしまいました。

これ、設計するときに考えなかったんですかねぇ。不思議だ・・・。

Alphawolf APad1 本体右側面
Alphawolf APad1 本体右側面

3. 使ってみて雑感

使ってみた感想

スペック・機能などの面から

  • まさしく既存の10インチを小さくしたようなスペック
  • 形はまさしく小型版、厚みはほぼ変わらず
  • Widevine L1対応で画面はきれい
  • 音は、まあ、こんなもの
  • SoCは10インチクラスの一派と同じMediaTek Helio G99で、RAMは8G+ストレージから8GB追加可能で、動作は重たいゲーム以外ならサクサク
  • 3.5mmオーディオジャックありで、充電と音の視聴が同時に可能
  • 内部ストレージは128GBながらMicroSDカードで2TBまで拡張可能
  • Wi-Fi 5対応 (2.4GHzと5GHzに対応)
  • 4G LTEのデュアルSIM対応 (1つはMicroSDカードと排他利用)
  • VoLTE対応しており、3G停波済のキャリアでも電話が可能
  • なんちゃって顔認証あり
  • バイブ機能あり

繰り返しですが、本当にMediaTek Helio G99を採用している10インチクラスのタブレットと同じ機能・性能を持っています。

同じSoCだからできることが同じというのはそのとおりではありますが。

見た目も面積が小さい以外はほぼ同じです。

電源ボタンやボリューム上下ボタン、3.5mmオーディオジャック、USB-C、SIMトレイ、等々の位置が少しずつ異なっているくらいの違いです。

ということで、できることは、ほぼ同じです。

概ねサクサク動きますし、電話も可能、時々成功する顔認証があり、あと画面は普通に綺麗です。

なかなか良いです。

使ってみて良かったところ

  • やはり少し軽くて小さいので持ちやすい、運びやすい
  • 普通の作業等ならサクサク動く
  • 相応の精緻度があるので画面は小さくても見やすい
  • HPad5同様に、通信 (Wi-Fi、Bluetooth等) の安定性が高い
  • 横向きで2画面表示になる
  • バイブレーション機能ありで、いろいろと気づきやすい
  • 時々顔認証がうまくいってオープンしやすい

10インチと比べるとさすがに少し軽いですし、そもそも小さいので片手で持ちやすいです。

これは重要です。

上でも書いた通り、サクサク動くのも大事です。

画面も見やすいですし。

で、何より、通信の安定性が高いのが一番嬉しいところです。

このBlogで何度か紹介していますが、時々、通信が安定しない端末に出会うことがあります。

Wi-Fiが勝手に切れていたり、といったやつです。

本機は、Headwolf HPad5とほぼ同じ中身ということもあるのか、とても安定しています。

ユーザーが使いたいところで切れていたり、繋がりにくくなったりということは発生したことはありません。

そして、LTEですが、Headwolf HPad5と同様で、docomoやauのLTEバンドの中で重要なバンドに対応しているので、よく売られている中国製のタブレットではSoftBankの回線のほうが良い、とよく言われるのとは違って、docomo、au問題なしです。

VoLTEも有効になっているので、3Gを停波しているキャリアでも電話が可能で、実際電話してみましたが、問題なく可能です。

Android 14で、横向きにしたときに2画面表示になるのは、地味に便利なことが多々あります。

あと、バイブ機能があって、その振動だけで目が覚めたり、気づいたりするので、これも地味に便利です。

顔認証は、ほぼだめなわけですが、忘れた頃にうまくいったりして、まあ、便利ですね。

確実に動いてくれればもっと便利です。

ただ、画面オープンくらいにしか使えません。

アプリ内での認証みたいなことには全く対応していないので、なんちゃってだと思っています。

使ってみて気になったところ

  • ボリューム上下ボタンと画面オン/オフボタンがPixelと反対
  • 横向き画面にするときにボタンを上に持ってくると、3.5mmイヤフォンジャックが下の向きになる、という設計はちょっと・・・
  • なにかの拍子に少し固まったようになってしまうことを、数回繰り返すことが、稀にある
  • バッテリーの持ちはそんなに良くないかな
  • 相変わらず貼られている保護フィルムは光沢バリバリ

いちゃもんみたいのも含めて書き出してみました。

ボタン等々の位置は、意外と大事です。

Pixelと反対というのは、まあ、いちゃもんみたいなものではありますが、HPad5とも反対なので、兄弟製品?としては、揃えてあるほうが良い気がしました。

次のイヤフォンジャックの件は、ちょっと真面目な話です。

それはさすがになにかの間違いじゃないかという気がします。

上で書いた通り、インカメラが短辺側に付いているので、横向きにしたときの上下は特に意識しなくていいところかも知れませんが、普通ボタン操作を考えたらボタンがあるのが上ということになり、となると必然的にイヤフォンジャックは左右や同じ上の側面にあるのが当然という気がしますが、なぜか下向きに作られているのです。

宙に浮かないとイヤフォンさせないってことになってます。

もちろんそういったスマホスタンドがあることも承知していますが、普通のスタンドは机などの面に接する作りになっていると思うので、おかしなことになってしまいます。

なんでこうなっちゃったのか謎です。

で、次はちょっときっかけがわからないというか気づかないのですが、でも何かの拍子に、動作が超緩慢になるというか、フリーズに近いような状況になってしまい、画面オフ→オンを数回繰り返したりすると、我に返る、というようなことを数回繰り返す、ということが非常に稀に発生します。

頻発するわけでもないので、あまり気にしていませんが、原因がわかって対処されるといいなぁ、と思っているところです。

バッテリーに関しては、そんなに威張れるほど長持ちでもなければ、充電が早いわけでもない、といった感じでしょうか。

あとは、保護フィルムは非光沢でお願いしたいです。

使ってみて

いやいや、良かったです、上で変なこと書いてますが。

安定感が高い、バッチリ使える、というのが、この手のタブレットでは一番大事ですが、その当たり前のような基本ができているのが素晴らしいです。

そして、コンパクトさが良いです。

ちょっと遠出したりするときに必須のアイテムになりました。

じっくり見たいものを調べたりするのに、スマホよりはっきり大きい画面は便利です。

サクサク動いてくれますし。

電話もできますし。

ちょっと大きいので滑稽ですが、イヤフォンで使えばバッチリです。

いざというときのために電話回線がスマートフォン以外にもある、というのは、安心感が大きいです。

バッテリー残量には気をつける必要がありますが、気のつけ方の問題という気もします。

とは言え、頻繁に充電しなきゃならないとか、出先でバッテリー切れを起こす、とかは面倒なので、もう少し良いバッテリーにしてもらえるとありがたいですね。

それにしても、なかなか良い端末です。

まとめ

これは良機です。

思い切ってクーポンが出ているときに買ってよかったです。

SoC考えたら期待度は高かったですが、想像通りの良さです。

LTEもあるので、外出先でも通信に困ることなく、調べ物などが可能です。

そして、Wi-Fi、Bluetooth等含めて通信の安定感はバッチリです。

通信が安定しない通信端末はいけません、使い物になりません。

このサイズ感、鞄にも入れやすいので、持ち歩きにもってこいです。

今では、床に入ってからの読書や、外出時の電車移動の際の読書、等々で活躍中です。

家においている安物のエアロバイクをこぐときは、10インチタブレットを使って映画とか観ますけど、それ以外では本機がメインになっちゃってます。

8インチクラスのタブレットに興味ある方、これはおすすめです。

他にも兄弟会社のようなところからも同じようなものが出ていますので、いろいろ調べている方も多いと思いますが、で、気に入ったものを買えばよいと思いますが、本機は結構おすすめです。