最初は全く考えていなかったのですが、CMも多いですし、どうしてもその手の記事が増えてくるので、気になってしまい、あがなえなくなり、GoogleストアでSIMフリー版を購入しちゃいいました。
もくじ
概要・スペックほか
購入したのは、
「Google Pixel 5(128 GB、Sorta Sage、SIM フリー版)」
というやつです。
Google Storeではこちらになっています。
同じPixelシリーズの比較もされていてい、スペック等はそれが一番わかり易いですね。一応下にも書いておきます。
【カラー】
Just Black / Sorta Sage
【サイズ】
縦144.7 mm
横70.4 mm
6.0 インチ
【ネットワーク】
5G
【ディスプレイ】
6.0 インチ(151 mm)フルスクリーン ディスプレイ
FHD+(1080 x 2340)フレキシブル OLED、432 ppi
アスペクト比 19.5:9
スムーズ ディスプレイ(最大 90 Hz 対応)
24 ビット フルカラー(1,600 万色)
コントラスト比 >1,000,000:1
HDR サポート
Corning® Gorilla® Glass 6 のカバーガラス常に表示状態のディスプレイ
【電池】
標準 4,080 mAh
長時間駆動バッテリー
急速充電
急速ワイヤレス充電
バッテリー シェア: 他のデバイスもワイヤレスで充電できる
【デザイン】
100% リサイクル アルミニウム エンクロージャー
IP68 の防水、防塵規格に準拠
【メモリとストレージ】
8 GB LPDDR4x RAM
128 GB ストレージ。
さらに、Google フォトを使用して、無制限ストレージに写真や動画を高画質で保存できます。
【セキュリティ】
Titan™ M セキュリティ モジュール
Pixel Imprint™
【プロセッサ】
Qualcomm® Snapdragon™ 765G、オクタコアAdreno 620
【背面カメラ】
12.2 メガピクセル(デュアル ピクセル)
絞り値 ƒ/1.7
デュアル ピクセル位相差検出式オートフォーカス
光学式および電子式手ぶれ補正機能
視野 77°
画素サイズ 1.4 μm
16 メガピクセル(超広角レンズ)
絞り値 ƒ/2.2
視野 107°
画素サイズ 1.0 μm
スペクトル + フリッカー センサー
【前面カメラ】
8 メガピクセル
絞り値 ƒ/2.0
固定フォーカス
視野 83°
ピクセル幅 1.22 μm
【カメラ機能】
夜景モード
トップショット
ポートレート モード
超解像ズーム
モーション オートフォーカス
Live HDR+
よく撮影する人
デュアル露出補正
シネマティック撮影
ウルトラワイド レンズ
ポートレート ライト
【オーディオ】
ステレオ スピーカー
USB-C™ オーディオ
【オペレーティング システム】
Android 11 搭載
使ってみて雑感
シンプルですね、最近のは全部。
USB-CーUSB-Cのケーブルと、そのケーブルが刺さる、つまりUSB-Cの電源アダプターが付属しています。
さらにUSB A(メス)とUSB-C(オス)の変換プラグが付属しています。これが付属しているのは、へぇ~って感じでした。きっと、電源アダプター側がAで端末側がCというケーブルを持っている方が多いから、ということなんですかね。
Google Storeで、思い切って注文したのが、10/17(土)でした。発売後2日経って、という中途半端な判断でした。その結果、到着は、当初10/24(土)-25(日)となっていました。次の週末なら、まあよしだな、と思っていました。
で、19日(月)の午後メールが届いて、発送したと。で、結局、翌20日の午前中に届いてしまいました。渋谷発送で、日本郵便で届きました。
普通なら出社する曜日なのですが、ちょっと事情があって在宅勤務にしていたので、自分で受け取って、さすがに仕事はしっかりやって、夜、移行作業をしてみました。
74,800円(税込み)です。安く感じますね。
これまで使っていたPixel 3 / 3 XLは、ちょうど2年前の当時で、ザ・フラッグシップモデル、という感じで、iPhoneほどではないかもしれないですが、ほぼ最高峰のプロセッサ積んで、新しいセンサ等々で最新機能も搭載したハイエンドモデルでした。なので10万円超えも当たり前という。
その後、時代は大きく変化し、特に新型コロナウイルス感染症の拡大という大きな出来事があり、移動時間よりもPCに向き合ってる時間が増えたりして、スマートフォンも少しだけ、変化したように思います。
ほぼ、人があったら良いなという機能は揃ったというか、特にゴリゴリのゲームをしない人にはハイエンドのレベルのモデルでなくても、ミッドレンジでも十分に活用に困ることはないスペックになってきていて、実際のところ、得られる体験はソフトウェアによるところが重要だという段階に来た、用に思います。
もしくは、自分自身が、高額な支払いで得られるものとのバランスに改めて気づくことになって、要するにスペック厨ではなくなってきた、ということなのかもしれません。
実際数日使っていますが、なんら不満はありません。
むしろ、このレベルなら、中国メーカー等のミッドレンジレベルの端末でもっともっと安いものもあるように思えますが、Googleのソフトウェア的な新しいチャレンジを最速で体感できるという良さを買った、と理解しています。
なんとなく記憶で、少なくともPixel同士ならUSB-Cケーブルで繋いでしまえば、設定やアプリがまるごと移行される、と残っていたので、適当にケーブルさして電源入れて、日本語選んで進めようとすると、しっかり認識して、移行モードが順調に始まりました。
いくつか質問に応えたりしながらで進めていくと、勝手に完了しています。
もちろん、完全完璧ではないです。というか、ワンタイムパスワードアプリみたいな種類のものは、それで簡単に移行できても困りますし。
中には、ログイン情報からアプリの設定まで完璧に移行されているものもありました。ありがたいです。
中には、結局不整合が起きていたのか、一旦アンインストールして、再インストールして設定し直さないとうまく動かないものもありました。
後で気づいたものとしては、WithingsのHealth Mateというアプリを使っていて、Google Fitと連携させ、Fossil Sportsのデータと連携させて、体調関係のログを取っているのですが、これが実は正しく接続連携できていなかったようで、数日どうしてHealth Mateで入力している体重や血圧が連携されないか、不思議でいろいろ調べたりしていたのですが、原因がわからず往生していました。
そういえば、と思って、Googleアカウントの同期を見てみたのですが、ふと見ると、Google Fitの項目がないではないですか。以前はあったはずなのに。同期の項目が消えるなんて、Googleアカウントのデータそのものに問題が生じているのかと慌ててしまいました。
普段あまり使用しない他のGoogleアカウントをスマートフォンに同期させてみましたが、やはりない。ということはこれで正常?となって、困り果てて、しばらく放置していたのですが、あらためて、Health Mateのアプリのアンインストールと再インストールして、設定を見直してみて、Google Fitとの連携項目をきちんとやり直してみたところ、復活しました。
謎なのは、Health Mateの中では連携できていなかった数日分含めて毎日のすべての入力した記録が保存されているのに、で、再接続成功したのに、連携できていなかった数日間のデータは連携されないです。
どういう仕様というか、見分け方になっているんだろうかとちょっと不思議に思っていますが、まあ、これはこれでしょうがない、と割り切っています。
アプリによってはこんなこともいくつかありましたが、概ねかんたんに拍子抜けするほど簡単に移行が完了しました。
でも、ウィジェットの配置等々含めて、端末自体の設定がほぼ完全に移行されるのは、本当にありがたいですね。(それ自体が楽しいというのもなくはないですけど。)
今回は、auもSoftBankも扱っているのに、なぜかdocomoは取扱なし。ただし、事前に全く問題なく使えることは確認していたので、nanoSIMカードをPixel 3 XLから取り外して、Pixel 5へ。何ということもなく、そのまま問題なく使用可能に。それだけ。
とはいえそれだけだと面白くないので、以前ご紹介した楽天モバイル の ですが、楽天モバイルがSIMの交換を無料にしていて、かつ、そもそもeSIMに対応しているので、デュアルSIM対応のPixel 5に入れてみることにしました。
これまた拍子抜けするほど簡単に設定できます。
楽天モバイルのMy 楽天モバイルのサイトで、SIMの交換の手続きを実行して、すぐに届くメールに記載の方法でQRコードを読んだり、ということで、あっという間にインストールされます、eSIMが。
さらに、アクセスポイントの設定等も不要ですぐに使えるようになります。ほんとに簡単で便利です。
数日それで使ってみたのですが、楽天モバイルのネットワークがいまいちなのか、テザリングがうまくいかず、パケット詰まりみたいな状態が頻発して、iPad miniで通勤途中で日経電子版読んだりの時に不自由極まりなくなってしまい、まあ、面白い実験だったな、ということで止めにしてしまいました。
デュアルSIMになったPixel 5も、動作がいまいち安定しなかったように思います。パケづまりのせいなのか、ちょっと固まったようになってしまったのと、そのせいで再起動を何度かしたせいか熱くなってしまったのと、あと、電話とSMSはドコモ回線、データ通信は楽天モバイルという設定にしてみたところ、LINEが電話番号が正しいか確認しろ、的なメッセージをしばしば出すようになったりして、楽天モバイルの使い放題はメリットとして大きいものの、ドコモのパケットも余り気味な今日このごろ、もういいかなと。
ちなみに、デュアルSIMにすると、5GではなくLTEでの接続になってしまうようですので、そういった運用をしたい方はご注意を。
楽天モバイルは、もちろん、eSIMでiPad miniに戻して運用しています。ちなみにこれも本当に簡単にインストールできました。iPad miniだと電話ができないので残念ではありますが、データ通信としては普段困ることはまったくないので満足しています。
残念ですが、5Gでの接続の機会がなく、というか、今のエリアでは接続しようと出かけない限り接続できないくらいなので、無理なんですが、とにかくその速度を体感したことはないです。
いや、もっというと、5Gの契約にしているのは、楽天モバイル だけで、それは5G対応していないiPad miniですし、逆にPixel 5は5Gに対応していますが、ドコモの古い契約、つまり、カケホーダイライトプランに家族4人でウルトラシェアパック30という契約のままなので、逆にすると体感できるのかもしれませんが、たった今、あの素晴らしく狭い提供エリアでどう扱えというのかわからず、要するにそれにはたった今はニーズなしということで。
2時間の映画のダウンロードが数秒とか言う速度は、必要かと聞かれるとそんな速度で映画を観ることはできないので、正直たった今は不要ですね。
なにか生活そのものが変わってくる、FTTH不要が当たり前、位の社会になったときに必需品にはなってるんでしょうけども。というか、それも順番逆で、エリア広がって、低価格でどこでもつながる、ってなったら、光ファイバーも有線時代の過去のものになっていくのかもしれません。
ところで、旧端末の支払いを一気に済ませようと、分割支払い残金の払いにドコモショップに行って雑談したのですが、iPhone12もドコモで購入する場合、5G契約に切り替える必要があり、少し高い上にエリアでもない契約を矯正させるという仕組みに、店頭のスタッフも困り気味の様子でした。
どうせ安くもならないわけで、Appleが一番安く端末を売っているので、AppleでSIMフリー版を買って、そのままdocomoのSIMを差し替える、というのが、普通になっちゃう、と危機感持たれてました。
まあ、当然ですよね。そういうところから買えていかないと。
しかし、端末だけdocomo以外で購入した5G対応端末になっている場合に、docomoの5G契約に切り替えるのは、また、なにか難儀でも待ち受けてるんでしょうか・・・。
Pixel 3 XLは157.5mm×76.1mmの大きさに6.3インチの画面サイズであるのに対して、Pixel 5は144.7mm×70.4mmの大きさに6.0インチの画面サイズです。
かなり小さくなったな、という感じで、手に持ちやすく馴染みます。もちろん画面サイズが0.3インチ小さくなったのは、たしかに小さくは感じますが、ボディ全体がコンパクトになったのは、なんか嬉しいです。
急に、でっかい端末を持っていたのがちょっと恥ずかしく感じたりして。
画面サイズは、本当は、やっぱり、老眼の関係もあり、大きいほうが良いのですが、少し縦長になって、持ちやすくなったのが本当にありがたいですね。
ノッチ型ではなくパンチホール型の液晶画面も見やすいです。
それに、とにかく軽いです。部品がそんなに大きく変わるものなのかどうか知りませんが、重さははっきり違う、と感じます。
端末の側面裏面の素材の差なんでしょうか。軽いのは良いです。
スマートフォンは、キャッシュレス決済や電話、メッセージング、等の基礎機能がしっかりしていれば、むしろ少し小さめくらいで、軽くて手に馴染むほうがよくて、しっかり文字を読みたい場合は、タブレット等を利用する、という使い分けで良い気がしてきました。
6.0インチは、小さいかなと少しPixel 4 5Gの6.2インチにも惹かれましたが、Pixel Standも持っていますし、置くだけ充電できる機能があること、防水機能があることなども勘案して、Pixel 5にしておいて正解でした。
そう言うと、画面と側面の接着が弱いのか、少し隙間が出てきている端末があるというニュース記事を見ますが、私の端末は大丈夫そうです。というか、気になるところは見えないです。
防水が効かなくなってしまうと困りますが・・・。
いいです、ほんとに。Pixel 3 XLが悪いということをあらためて実感した、ということなのかもしれませんが。
Pixel 3 XLは今年の3月に1年とほんの少しでバッテリーの膨張が起きて、バッテリーの交換の憂き目に会いました。
それから7か月と少し。普通に往復の通勤時間に音楽聞いて、それ以外は少しLINE見たりして、ニュース読んだりして、モバイル決済したりして、マネーフォワードで家計簿つけて、という使い方で、帰りの電車の中で50%くらいになっているという状況でした。
正直、お世辞にもバッテリーもちが良い、という機種ではないと感じていました。
で、Pixel 5ですが、良いですね。ほんとに持ちます。
朝Pixel Standで100%充電になっているのを持って出社して、会社に到着したタイミングでは、まだ95%にもなっていないですね。
時間に余裕があってしばしば使っているようなときでも、50%が見えてくるということはないです。
そんなに映えを狙ったりもしないですし、写真をすぐに取る方でもないですが、たまに夜景を撮ったり、ドライブででかけた土地で、ミラーレスカメラを持っていくのを忘れて、スマートフォンで写真を撮ったりする程度ですが、きれいに取れますね。
Pixel 3 XLも恐らくそんなに違わないと思いますが、いずれにせよ、Pixelの写真は、素人目には十分すぎるほどに綺麗に見えます。
場所がバレるかもしれませんが、満月の夜景を
満月には見えないですが、夜景モードで撮影したものです。人の目で見てこんなに明るくはないですが、はっきりくっきり綺麗に夜景が撮れています。
移行しながら、いろいろ触っていて最初に気づきました。モバイルPASMOが未対応!
今は未対応ということのようですね。Made by GoogleのTwitterアカウントが「こんにちは。ご不便をおかけしております。現時点で Google Pixel 5 では PASMO のサービスが対応していないことを確認しております。」と返信してきた、というツイートがあるようです。
この書き方は将来はなんとか、という期待をもたせる書き方と思われ、しばらく待てば大丈夫と信じていますが、キャッシュレス決済は、しばらくして落ち着いてみれば、結局、NFC(Felicaのおサイフケータイ含む)が一番便利じゃん、になりそうに思っていて、未対応なのはちょっとさみしいです。
モバイルSuicaは対応している、と思われるので、難しくないんじゃないかと勝手に想像しちゃいますが・・・。共存できるタイプかどうか、ちょっとその点も期待しているところです。
それから、docomoのサービスの利用にdアカウント設定とか言うアプリを利用して、パスワードなしのアプリを通じた生体認証でのログインの設定にしているのですが、このアプリ、ログイン操作で認証の通知が来るはずなのに、一向に通知が出ず、手動で立ち上げてメニューから認証に入る段取りになってしまっていて、地味に不自由です。
なにか事情があるのかよくわかりませんが、どうにかしてほしいです。
そういうと、Pixel 3 XLにした当初、LINEの通知が全く来なくて、もちろん設定では通知が来るようにしてあったにもかかわらず、で、しばらく困っていたのですが、そのうち通知が来るにようなって、ホッとした、ということがありましたが、そんな感じでなんとか上手く通知が出るようになってほしいです。
すごくいい端末だと思います。最新機能満載のゴリゴリのハイエンドモデルでは、全く無いですが、ゲームもしないですし、各社のハイエンドモデルに搭載されているような、ちょっと気の利いたような、複雑な機能は、結局ほとんど使わないことも、少なくとも私は実感していますし、そんなものよりも、リーズナブルな価格で、手に馴染んで、キャッシュレス決済関係等一通り全く問題なく使えて、Googleのソフトウェア的最新サービスが試せる、そんな端末で、私自身は満足感が高いです。
いやいや、ただ、モバイルPASMO対応は早くお願いしたいですが。
2020年12月追記
突然、対応しました、モバイルPASMO。システム更新かモバイルPASMOアプリの更新か、何かはあるだろうと思っていたのですが、なにもなく、突然使えるようになっていました。