いまさらですがGoogle Pixel Standです

Pixel Stand 全体

Google Pixel 3 XLを愛用しています。

2020年は9月30日に発表会があるそうで、楽しみにしていますが、今日だか昨日だか、TwitterでGoogle日本公式アカウントがPixle 5の価格情報のリンクを発表しちゃってすぐに投稿削除されたとかで、新型Pixelの話題が盛り上がりつつあるようですが、Pixel 3と一緒に発売されたPixel Standの紹介です。

最近の話では、いくつかの掲示板サイトで、Pixel 3のバッテリーの膨張、筐体の膨れ、隙間が発生して、バッテリー交換したという書き込みを読んだりします。

1年でだめになるように思える、という書き込みもあって、実は私も以前のPixel 3 XLの記事で書いたとおり、同じ状況になっています。このときもこのワイヤレス充電が怪しいと書いていますが、膨張を報告されている方の中にもPixel Standを使っている方が多いみたいで、どうもこのワイヤレス充電がバッテリーの劣化、膨張の原因になっているんじゃないかという疑惑もあります。

とはいえ、Googleが渾身の1商品として提供したもので、実際に便利なこともありご紹介です。

もくじ

  1. 概要・スペックほか
  2. 使ってみて雑感

1. 概要・スペックほか

どうやら、Google Storeでもすでに販売はやめちゃってるんですね。探しても出てこないです。

Pixel 3はdocomoやSoftBankでも取り扱いがあったので、Pixel Standも両者のオンラインショップ等で商品ページは出てきますが、もう買えないような感じです。

大体の仕様は、

  • サイズ(台の部分) 直径 92mm
  • 高さ 105mm
  • 重量 160グラム
  • 規格 Qi対応
  • 出力 最大10Wで急速充電
  • USB端子 USB Type-C
  • 対応ACアダプタ 同梱の電源アダプタ、ケーブル
  • 対応機種 Pixel 3、Pixel 3 XL

となってますね。

対応機種がPixel 3だけなのは、単にPixel用として売っているからと言うことと3以降では4のみがQi対応していて、4では超短命、そんなに推してないから、ということになるんでしょう。

Qi対応している端末ならば基本充電可能なようです。我が家には他の端末でQi対応しているものがないので確認できませんが、規格とはそういうものだと思いますので。

まあ、置くだけで充電できるデバイスでそんなに機能があるわけでもないので、スペックもなにもないと思いますが、特徴は、

  • 急速充電に対応していること
  • Pixel 3、Pixel 3 XL専用の機能がある
  • 横向きでも充電可能

ということになると思います。

使い方は、Googleのヘルプセンター内にPixel Standの使い方のページがあります。

2. 使ってみて雑感

Pixel Stand スタンド正面から
Pixel Stand スタンド正面から
Pixel Stand コードとACアダプタ1
Pixel Stand コードとACアダプタ1
Pixel Stand コードとACアダプタ2
Pixel Stand コードとACアダプタ2
Pixel Stand スタンド後ろから
Pixel Stand スタンド後ろから
Pixel Stand スタンド裏面
Pixel Stand スタンド裏面

端末を置くと、ストッパの前のところに密かにあるLEDライトが白く光ります。

最初、オレンジに光るので、そういうものかと思ってみていたのですが、充電されてないようでおかしいと思って見てみたら、充電のケーブルやアダプタがかなりシビアなようで、付属のものを使わないとうまく行かないということのようで、白いLEDが光るのが正しい状態、オレンジはダメの警告のようです。

以前、Pixel 3 XLにリングを付けていたときは、リングの厚みでうまく充電箇所に接地できなくなるようで、しばしばオレンジになったりしていました。

色んな所がかなりシビアになっているようで、想定通りに使わないとうまく充電されないようです。

Pixel 3専用の機能ですが、1つはフォトフレーム機能です。紐付いているアカウントの写真をアンビエント表示してくれるというものです。

それから、目覚ましディスプレイというのがあって、アラームが鳴る15分前から画面が徐々に明るくなる、というものです。

その他、ドッキング中には自動的にサイレントモードにするスイッチもあります。

それから、使う人には一番の機能が、ドッキング中に「OK, Google」に反応してくれて、画面に回答を出してくれる、という機能もあります。

私は、近くにGoogle Nest Miniが置いてあるので、どちらかというとそちらがしっかり音で反応してくれるのであまり使っていませんが。

肝心の充電の機能ですが、たしかに、以前持っていたAmazonで普通に売っているQi充電機器より充電は早いです。そういう点は本当に助かります。

ただ、ドッキングしているときの便利さ、取り上げやすさ、充電しておいてくれる便利さが、かえって、ちょっと使ってすぐに戻すという、バッテリーに負荷のかかる使い方になりがちなので、本末転倒気味に気になるところです。

書いたとおり、1年と少しでバッテリー交換に至った遠因はこれじゃないかと思っています。いつまで使うか、Pixel 5が出たら買い替えちゃうかもしれないので、ちょっとわからないですが、使える間は愛用しますが・・・。

個人的には、バッテリーが世界を変えると思っており、もっともっと高性能のバッテリーが登場することを願ってます。

車だって携帯端末だって、今我々が使っているものの激しい変化の根底にはもちろんいろいろな技術の進化がありますが、中でもそれらすべてを支えているのがバッテリーだと思っています。

科学者の皆さんにはこれからもこの分野の研究と実際の利用を推進していただきたいと思っています。

Pixel Standは便利ですが、まだ、バッテリーにかかる課題が横たわっているようには感じます。

まあ、そもそも、リチウムイオンバッテリーやリチウムポリマーバッテリーでは、熱さは禁物、充電し過ぎも禁物、本来、丁寧に扱うべきものだそうで、そこからすると、乱暴に使っているような気もしますので、これは使い方の問題、ということにも思えます。

だとすると、こういった規格自体が無理があるということになるわけで・・・。

バッテリーの持ちとバッテリーの寿命については、常に気にしているスペックの1つですが、そんな中、置くだけ充電というものがそれらにどの程度影響しているか、ちょっと気にはなりますね。もちろん、技術自体の成約や限界、注意点はあると思いますが、同時に、多少、機種差があるのも実際ですもんね。